ー 京都マラソン ー

 開催場所 距離
京都府京都市 フル
 フーのコメント
2009年に惜しまれながら終了した京都シティハーフマラソンが3年の時を経て2012年フルマラソンになって復活した大会。

距離延長に伴いスタート位置変更(平安神宮から西京極陸上競技場に)コース変更他運営面も各所見直され東京マラソン、大阪マラソンに匹敵する都市型マラソンに生まれ変わったと言っても良いでしょう。
(ただしコース幅や会場の関係上3万人超の東京、大阪と違い京都は2014年時点で16000人と規模は半分程度)

ハーフ時代に出たことがある身としてはまず変わったことから。

まず申込みがハーフ時の先着順から抽選になった。
倍率は2014年で3倍程度でその上申込み料金支払い期日後に復活抽選有り。
東京や大阪より幾分出やすい。

参加費がフル化に伴い倍増以上の12000円に。

受付は前々日、前日受付のみで当日は無しはハーフ時もそうだったけど代理受付が不可に。(本人確認のため免許証等証明できるものが必要)

交通規制の関係からかスタート時間が滅茶苦茶早いため余程地元でもない限りほぼ前泊必須?
(第2回まではAM8:30、2014年はAM9:00)

スタートとゴール地点が違うため荷物はスタート地点のトラックに預けゴール地点会場のみやこメッセに輸送、ゴール後受け渡し。

これはハーフ時はよく覚えていないけど仮装ランは禁止。

ゴール地点から完走メダル、フィニッシャータオルをもらいチップ回収、荷物受け取り更衣室に入るとその後は混雑緩和のためか人の流れがを制限されている。
(直接施設から出られず一度3F行きのエスカレーターに乗りイベントステージ、おもてなし屋台ゾーンを通って下りエスカレータに乗らないと外に出られない)

続いてこれは変わって当たり前のコースについて。

ざっくり書くと西京極の陸上競技場からスタートし桂川沿いを北上しまず嵐山へ。
そこから五山の送り火の各山を西から巡に廻って京都市北部を東へ宝ヶ池通りから狐坂を上り折り返して元来た道を下り北山通りを東へ。
ここから距離稼ぎのために何回か折り返し川端通りを南下、一部河川敷に降りて最後は平安神宮という流れ。

ハーフ時代とコースが被るのは川端通りと一部河川敷(方向も逆)のみでほとんど別コースと言っていい。

しかも、ほぼフラットで高速コースだったハーフの時と違って前半の北部地域はアップダウンが続き特に25q地点手前の狐坂はかなりの勾配で難所。
(ここは2015年の第4回大会で変更が検討されていて無くなる可能性有り)
コース後半は比較的勾配が少ないけど40q手前の銀閣寺道も勾配は揺る目ながら折り返しまで上りでランナーを苦しめる。

このように都市型マラソンにしてはなかなかにタフなコースに仕上がっている。

ただしハーフ時はかなりストイックな時間制限で苦しめられたけど、フル化に伴い制限時間は6時間(参加資格は5時間40分で完走出来ることとある)と揺る目。

これでも都市型マラソンにしては東京や大阪と比べてキツイ方だけどコース設定を加味してのものかもしれない。
(まぁ私的には募集16000人程度なら5時間制限でも良いと思うけど)

こうやって書き出すといろいろ制限があって面倒そうだけど実際出てみると他の大会で感じるストレスがほとんど無く非常に参加していて楽しめた。

特に各種誘導や運営面が実に行き届いていて伊達に準備期間3年かかっていないなと正直感服した。

新しい大会という印象の人が多いだろうけど私は「お帰りなさい京都マラソン」と言いたい。