ー かすみがうらマラソン ー
開催場所 | 距離 |
茨城県土浦市 | フル |
フーのコメント |
4月3週に茨城県土浦市で行われる平成24年現在東京、大阪に次ぐ規模のマンモス市民マラソン大会。 (とは言っても全部門足しての数字でフルだけだと2万人いない) フルの制限は6時間と揺る目。 部門はフル以外だとウォーキングや5qの他珍しいところでは10マイル(16q)がある。 まず、ここで特筆すべきは会場でゼッケンをもらったりといった受付がないこと。 大規模大会では前日受付必須だったり、小さな大会でも遠方からの参加は当日の会場の受付で登録証なり引換券なりを提出してゼッケンをもらわなければいけないんだけどここは登録したら直接郵送で計測チップ付のゼッケンが送られてくるのと参加賞もゴール後なので当日はスタートに間に合えばOK。 揖斐川マラソンなんかもそうだけどこれが当日の混雑緩和に大きく貢献している。 (普通の大会は受付時間に出場者が押し寄せるからね) 他にも潤沢な仮設トイレ、ゼッケン番号毎に分けられた荷物預かり、大量のコインロッカー等混雑するであろう随所に工夫が成されていて好感が持てる。 おかげで私も高速バスでの現地入りだったけど余裕を持ってスタートのに臨めた。 スタートはまず10マイルから(AM9:20)でフルはその後(AM10:00)から、最後に5qの部。 スタート地点は広めの道路なので比較的混雑は少ない。 ただここでも違うブロックの人がちらほら・・・。 関西ではそういうことはあまりないのだけどマナーの良いイメージの関東でこれはちょっと残念。 AブロックからHブロックまでかなり細かいブロック分けがされているんだからみんな守ろうよ(怒 さていざスタートしてみるとやはりしばらくはまともに走れない。 まあ道が広いとは言ってもさすがにこの人数ではスタートタイムロスはそれなりに覚悟が必要。 因みに私はBブロック前の方からのスタートでグロスとネットの差が41秒、自分のペースが出せるようになったのは3q地点手前から。 ここのコースは中間地点までの前半とそれ以後の後半で大きくコースの性格が違う。 まず前半は市街地の広めの道路で陸橋を3回越えを含む小さなアップダウンがあり15q過ぎの上りは少々長めで20q手前で一気に下るまで最大高低差20m程度ながらそこそこ脚を使わされる。 後半海沿いに入ってからはアップダウンは殆ど無いけど道が細くずっと緩やかなカーブが続いてばらけて比較的人口密度が減っているにもかかわらず常に周りのランナーを気にしなければならず走りやすいとは言えない。 特にエイドはかなり混雑で立ち止まるランナーもいるたえ注意が必要。 最後の3qは広い直線道路に出るため脚が残っていれば仕掛けやすくはある。 最後は陸上競技場だけどよくある一周半回るパターンではなくそのまま100mほどでゴールなのでゴールスプリントする人は早めに。 ここからはコース上の運営面のお話。 まず、距離表示がフルだけど1q毎で非常に有り難い・・・のだけど非常に曖昧で計測がある5q毎は正確だけどそれ以外はかなりいい加減。 特に平成24年の場合は11q、22q、31q地点が300m前後はずれている。 特に計測地点から最初の1qになる11qと31q地点はペース管理上非常に困るので何とかして欲しいものです。 折角1q毎に表示という他にないことをしてくれようとしているのにこれでは返って迷惑・・・。 後、エイドはかなりの数で各所水とスポーツドリンク両方用意されているし私設エイドも所々出されていて非常に助かります。 ただちょっと注文を付けるならば公式の方の食べ物がバナナとパンと飴だけなのでもう少しバラエティーがあってもいいかな? (その分私設エイドの有難味が増して良いといえば良いんだけど) 本当距離表示の曖昧ささえなければ運営は完璧に近く人気なのも頷ける大会でした。 |