目的 

 地域における住民に対して、子育て支援を推進し、活力のある地域コミュニティの形成に関する事業を行い、健全で豊かな地域福祉社会の実現に寄与することを目的としています。

 

 背景

 わたしたちの地域でも他の近隣地域同様、少子高齢化が進んでおります。学童保育や2年保育を実施する幼稚園を選んだり、共働き世帯では長時間預かってくれる保育所へ通わせる家庭が多くなり、地元の幼稚園が休園、ついには廃園となってしまいました。 
 
 休園の危機に際した2006年、『地域の子どもは地域で育て地域で守ろう!』というスローガンを掲げ、多くの地域ボランティアの方々のあたたかい支援で『一時預かり保育』を実施し、翌年 園は存続しました。また、この翌年より、同世代ボランティアにより結成された【ハッピーキッズひがし】も『一時預かり保育』に携わってまいりました。
 ところが、2007年に希望園児定員の限度が引き上げられたため、2008年に休園となり、さらに2年後(2010年)には廃園になりました。
 
 2008年、東地区連合自治会と姫路市社会福祉協議会東支部は、休園中の幼稚園を子育て支援活動の拠点として市より借り上げました。そして、わたしたち【ハッピーキッズひがし】も一軒家から活動拠点を旧幼稚園に移しました。当初より、わたしたち【ハッピーキッズひがし】は、『一時預かり保育』活動だけではなく、姫路市社会福祉協議会東支部主催の『ひがしキッズランド』の運営を共に担ってまいりました。
 『一時預かり保育』活動は、週1〜2回から、2010年には週5〜6回に増え、手作り給食、夕方までの延長保育にも対応できる上、多彩な幼児教室も開催しております。
現在は、『地域で楽しく子育て』をキャッチフレーズに、よりよい子育て環境を作り上げていると自負しております。

 2010年より姫路市社会福祉協議会東支部主催「ひがしふれあいカフェ」の運営委託を受けました。「ひがし交流センター」になった2011年には館の事務を委託され、地域福祉貢献に関する世代間交流活動への幅広い活躍を期待されております。

 こうした背景を経て、 【ハッピーキッズひがし】は監督基準を満たす認可外保育園【NPO法人ハッピーキッズひがし】として生まれかわったのです。

NPO法人 ハッピーキッズひがしのできるまで
2007年 児童センターでの活動で実施できない事(子どもの預かり等)をするため、子育て支援ハッピーキッズひがし(NPO法人ハッピーキッズひがしの前身)を設立。
ハイツの1室で活動を始める。
2008年 地元公立幼稚園の休園(2010年廃園)。
連合自治会が、子育て支援活動の拠点として市より借り上げ、ハッピーキッズひがしも、活動拠点を移す。
社協支部主催の子育て支援事業の運営を共に担う。

『一時預かり保育』活動は、週1〜2回から、2010年には週5〜6回に増え、手作り給食、夕方までの延長保育にも対応できる上、多彩な幼児教室も開催。
2010年 兵庫県『地域子育て力アップ支援事業』採択。
2011年 4月認可外保育園として姫路市に届出をし、同年8月、NPO法人設立。
2012年
2013年
2014年
兵庫県『子育て元気アップ活動助成事業』採択。
2015年 監査監督基準を満たす園としての証明を受ける。
2017年
2016年
2019年
兵庫県『シニア世代から子育て世帯へのふるさと伝承事業』採択。
2018年 兵庫県『地域祖父母モデル事業』として活動。
2022年 中播磨県民センター『中播磨地域づくり活動応援事業』採択。
2023年 ひょうごボランタリー基金『地域づくり活動NPO事業助成』採択。
中播磨県民センター『中播磨地域づくり活動応援事業』採択。
2024年3月末 資金繰り悪化のため、認可外保育園を閉園。
2024年度より一般の未就園親子、児童向けイベントのみを実施
※現在も継続中
主な活動内容

☆地域の他団体と連携し、季節行事を通して、三世代交流や伝統文化に親しむ
(七夕まつり、お月見、クリスマス会、餅つき、節分、ひな祭りなど)

☆親子体験活動をできる場所を提供する
(ふれあいスポーツデー、昔遊び大圏、音楽遊びなど))

☆父母や祖父母の育児負担やストレスの軽減を図る
(託児、育児講演会、ヨガ教室、音楽コンサート、育児相談会 等)

☆トライやる・ウィークに、地元中学生の受け入れを実施

これまでの活動