こだわり

   

描いていた絵や描こうとした夢
     
続きを書くように未来があるなら
     
花園を描こう

     

ひとつひとつに悔恨を埋め華やかに咲かそう

ポケットの中に拾い集めた思いがふくらみ

鳴っているのは古い鈴

懐かしい音は未来を夢見た日

穴のあいたこころも拾ってしまった
     
落ち着き場所を探して
     
手のひらに載っているのは私の夢

       

前を向いて歩くふりをしながら
     
 こころの奥でごうごうと鳴る音を聞いている

聞きはじめると息を止め

私の花園はますます咲き誇る