水彩ロゴ
 画 材 
書籍を見ても、”これ!”と言う画材が具体的に掲載されておらず、ど素人の私は戸惑った。
ネットで調べて、とりあえず下表のような画材を揃えたが、水彩紙など色々試す必要があるのだろう。
太字朱記の画材が現時点で常用しているもの>
項目 写 真  品 名 / 印 象 な ど
絵具 W&N Artists' 24色
W&N Artists' 32色に
<WINSOR & NEWTON Artists' Water Colour '09/2/10
 LIGHTWEIGHT SKETCHER'S BOX 24 HALF PANS>
 評判の良いもの。偶然オークションで安かったので落札。

【Color】730Winsor Yellow, 108Cadmium Yellow, 319Indian Yellow, 094Cadmium Red, 466Permanent Alizarin Crimson, 502Permanent Rose, 733Winsor Violet (Dioxazine), 263French Ultramarine, 178Cobalt Blue, 707Winsor Blue (Green Shade), 137Cerulean Blue, 719Winsor Green (Blue Shade), 721Winsor Green (Yellow Shade), 503Permanent Sap Green, 447Olive Green, 744Yellow Ochre, 552Raw Sienna, 074Burnt Sienna, 317Indian Red, 554Raw Umber, 076Burnt Umber, 465Payne's Gray, 331Ivory Black, 150Chinese White
★'09/3/14混色の参考書を読み色を追加; 448;Opera Rose, 538;Prussian Blue, 692Viridian, 422;Naples Yellow, 609;Sepia
★'09/5/24 気になる色を追加; 459;Oxide of Chromium, 322;Indigo, 217;Davy's Gray ★'09/05/30 緑系追加 190;Cobalt Turquoise, 637;Terre Verte
★'09/8/12 125;Caput Mortuum Violet
計35色
 
絵具 不透明水彩絵具
修正ボールペン
<不透明水彩絵具(ガッシュ) / ホルベイン> ('09/05/30)
 マスキングより簡単かなと思って購入。W&N製は無いのでホルベイン製を購入。思惑通り、上塗りできるがエッジが気になるかも。使い難そう。
 カドミウムイエロー5号(寺社の垂木の端面が黄色のため)
 パーマネントホワイト5号。
<修正ボールペン ぺんてる> '09/6/6
 不透明白色の代わりに、修正液はどうだろうか?ボールペン0.1mmを買ってみた。今のところ使っていない。
 
メディウム メディウム
つけペン
上左<マスキングインク 55mL /ホルベイン> '09/5/24
 白抜きするのに便利そうなので買ってみた。
 チューブ入りが筆を使わなくて良いと思ったが安価な瓶入りに。 使い捨ての積もりで安価な人造毛画筆(丸No.4)をホームセンターで購入、その他箸とか綿棒とかでトライしてみる。意外と使えそう!
上中<マスキングインククリーナー 100ml /ホルベイン> '09/5/30
 マスキングに筆も使うかもしれないので購入。
上右<パーマネントマスキングメディウム 75ml /W&N> '09/5/30
 絵具と混ぜて色付きでマスキングができるので、普通のマスキングより簡単かと思って購入してみた。色の濃さがポイントのようだ。
<つけペン=リラ・ペン軸+レオナルド金色Gペン(英国製)> '09/5/30 マスキング液用に柔らかく縦横描けるGペンを購入。
絵具 ナカガワ・鳳凰顔彩24色 <ナカガワ 鳳凰顔彩 24色> '09/04/05
 吉祥の顔彩をテスト、日本的な風景「神社仏閣と木々」の色に合いそうな気がしたのでセットを買った。吉祥、上羽絵惣などのメーカーと比較、単品でも24色と色数が少ないが若干割安で、緑系に独特の色があることから本品を選んだ。吉祥より鮮やか過ぎるかも。

【色】円子、紫、黄土、青草、黄、浅葱、朱、白群、白緑、群緑、緑青、鶯茶、群青、鶯、藍、若葉、紅、紅梅、岱赭、辰砂、黒、草緑、胡粉、栗茶
 
水彩紙・アルシュパッド(荒目) <ARCHES パッド 荒目 A4+(240*320) 300g/m2> '09/08/12
 水彩紙で一番有名なフランス製・コットン100%のもの。多くの種類の水彩紙を試みたが定評通りアルシュの良さが光る。 荒目が良さそうな気分なので”アルシュの荒目”に行きついた。
 凹凸は自然で癖がなくて良い。ペンが多少摺れるのがグッド。また絵具は弾き気味だが、吸い込みが穏やかで使いやすい。やっぱり、アルシュと言う感じ。100%コットン紙は定評通りアルシュで決まり!  Good!
 
水彩紙・アルシュ <ARCHES パッド 細目 A4+(240*320) 300g/m2> '09/04/05
 水彩紙で一番有名なフランス製・コットン100%のもの。細目で他の中目ということだが中目でも粗い方。色は白い。左側のみ糊付け。
 一度は使ってみるべきと思い購入したが、多分継続しては使わないだろうな・・・高すぎる! 使用感;消しゴムにも強い表面、粗めなのでミリペンの走りが悪いが味がだせる、最初色がはじかれたがとても良い発色。水で多少歪むが他より強い。 でも、この紙を使った絵の出来が良いのは、紙のせい? やっぱり評判どおり、とても良い紙です。@220円 Good!
 
アルシュ・カット紙 <ARCHES カット紙 荒目&細目 F4 300g/m2> '10/2/15
 画材通販店「ガレリア・レイノ」を覗いたらアルシュのカット紙、それも珍しいF4、F6サイズの限定パックがアルシュ水彩筆のおまけ付きで出品。上欄のアルシュ・パッドも少なくなってきたし、荒目と細目、共に10枚入りを購入。@220円とパッドと同じ価格だがサイズが少し大きい。
 
水彩紙・ラングトン・プレステージ・ブロック <The Langton Prestige /中目 Block F4 300g 12枚> '09/6/18
 英国・デーラーラウニー社製。ネットでよく名前が出てくるので気になっていた水彩紙。期間限定40%OFFに引かれて下欄のスパイラルと一緒に購入。プレステージは、コットン100%、ブロックのみ。@198円と少し高価。
 
水彩紙・ラングトン・スパイラル <The Langton Spiral /中目 F4 300g 12枚> '09/6/18
 上欄と同じく、英国・デーラーラウニー社製。比較のため、上欄プレステージと一緒に購入。違いは、紙質がパルプ100%のため安価。スパイラルだが、表紙・裏表紙共に厚紙ではなく水彩紙よりも薄い紙なのにビックリ。パルプ製で@115円は少し割高? 使用感は予想以上にグッド、使える。
 
Montval Canson <Montval Canson F4 300g /マルマン> '09/6/10
 アルシュと同じくフランス製。ペン彩画の大須賀一雄氏の著作「緑」の中で普段使っている紙と紹介されていたので買うことに。モンバルキャンソンは、パルプ100%のため@100円/枚(F4)と割安の紙。表面粗さの種別は無し。ワーグマンより白く、表面は滑らか。ペンの走りは悪くない、彩色も悪くないが、吸込みが速めで拭取りが間に合わない。 最近、表面が粗い方が好みになってきている私としてはワーグマンの方が良い気がする。
 
水彩紙・ワーグマン <WIRGMAN F4 中目&細目 350g /オリオン> '09/5/24
 水張りをしないので、出回っている水彩紙の中で一番重い=厚いものを。また、NHK教育テレビの趣味悠々の講師でもある”野村重存”の著書「はじめての水彩画」に掲載されている絵の殆どがアルシュとワーグマンなので良いのかな? 更に、重量級の割りに安いので購入してみることに。両面(中目と細目)使用できるのが特徴とか…多分細目は使わないと思うが…。 メーカーに聞くと紙の材料はパルプとのこと…安いので納得。 表面の粗さ、塗り易さなど、アルシュの次?に良い。@120円 Good!
 
画仙紙帳 <画仙紙帳 F4 15枚 300g/m2 /わがみ小路>'09/4/14
 中国製の和紙系のスケッチブック。平山画伯の素描画に近づくと思い購入。「ソフトな書き味で滲みも美しく、顔彩の色も鮮やかに表現出来ます」とのこと。表面は、細目で鉛筆やミリペンでも書き易い。消しゴムを使うと擦れるので使えない。着色は吸い込みが超速く、多少滲む。そのため下絵も彩色も修正無しで描かねばならない…慣れが必要…。 一方裏面は表と全く異なり画用紙みたい→厚い画用紙の上に和紙がのっている感じ。@70円/枚と意外と安い。紙の素材は、高級水彩紙はコットンが多いが中国製画仙紙は藁と竹とのこと。@66円
 
MEGA WATSON ブック やや細め B4 300g> '09/3/21
 50周年記念と言うことで、WHITE WATSON 50枚入りが約3千円と格安で期間限定で発売されたので即購入。毎週一枚描いたとしても一年分。更に、ポストカード20枚付いており、色確認用の紙として使えグッド。天糊+下方両隅糊付けのためブロックと同等、50枚綴りは重く携帯に不向き。 紙は白く、やや細目のためペンの走りも良いが、色がベタッとした感じになるのがイマイチ…私の描き方が悪いのは棚上げで(^^;; @61円
 
水彩紙カット判その2 <水彩紙カット判その2: ホルベイン '09/6/10
 WHATMAN(英国) 290g中目、Strathmore(米国) 300g荒目、
FABRIANO(伊国) 300g荒目>

 数多くある水彩紙、もう少し色々なものを使ってみようと、各国のコットン100%製高級水彩紙のカット版(中判1/4, 380×280mm)を購入。
 ※ワットマンは、白色、アルシュと同じ感じで悪くない。少し薄めだが水による反りも少なめ。コットン紙の良さか?@180円
 ※クラシコファブリアーノの表面は、少し黄ばんでおり、荒目しかないが良い感じで好き。特徴のある凹凸が気になるが。 
 ※ストラスモアは白い。間違って荒目を買ったが凹凸が少なく中目より滑らかかも。とても描き易いが吸い込みが速い?
 結果的に、コットン製は高いがそれなりに良いものが多かった。
水彩紙カット判その1 <水彩紙カット判: ホルベイン '09/3/14
 WATER FORD white(英国) 中目 300g/m2、
 clester(日本) 中目 310g/m2、 WATSON(日本) 300g/m2>

 水彩紙は種類が多い。神戸での懇親会の途中、カワチ画材・東急ハンズ三宮店でカット判(1/4*2枚)を見つけたので3種類購入。
 何れも重量級300g/m2でコットン入りのもの→やはり水に強い。
※一番興味があるのはクレスター…コットン入りながら格安な紙、表面が滑らでともて描きやすかった。@100円
※WATER FORDは表面がざらつきミリペンの走りが悪い。@193円
※WATSONは描き易いが、紙が黄色過ぎる感じ(好み?)。@106円
 
MO紙(すかし部) <MO紙・ドーサ引き 300250g/m2 画材販売.jp> '09/2/21
 水張りしなくても良い重量級の水彩紙を探していたら、手漉き和紙「MO紙」を発見。F4相当(280*380mm)にカットしたもの。実測してみると250g/m2。225円/枚と高価だが平山画伯も和紙を使っているので試しに購入。ドーサ引きが良く効いており滲みは少ない。原料は麻、綿、等。
 尚、MO紙は、戦時中に欧州製画用紙に代わるものとして開発、MOは開発者”沖茂八”のイニシャルとか。MO紙サイト 紙面の凹凸は感じないのだがペン先が引っ掛かる感じ。素人?良さが分からない。
参考)MO紙のスケッチブックを「ぺきん堂」で取り扱っている。@225円
 
albireo block <albireo ブロック AB-F4 218g/m2 /ホルベイン> '09/2/21
 下欄「コットマン」でも結構水を含んで歪むので、水張りしなくても良い紙としてブロックタイプを使ってみることにした。
 「100%パルプのアルビレオ」と「コットン入りのクレスター」で迷ったが、一番安くかつ良い評価もあったので前者を選んだ。
 コットマンと比べ色が白く、歪みは少なく感じた。水の吸い込みが遅い感じだが、別に悪くもないし、安いので良いかも。
→でも重量級300g/m2の紙の方がシッカリしている感じ。@38円
 
コットマン <COTMAN・中目 F4 S24 230g /マルマン> '09/2/14
 画用紙を使ってみたが予想通りシワシワになってしまったので、入門用として定評のあるコットマン・スパイラルを選んだ。
 大きさは、野外スケッチをイメージして、手軽なF4サイズを選んだ。
 初めて本格的な水彩紙を使ったが、中目とは言え想像以上に凹凸がある。また、そこそこ重い紙だが水彩で多少歪む
→300g/m2の紙の方が強い。@71円
 



ラファエル・絵筆

絵筆
<アルシュ水彩筆> '10/2/15
 Size 3/0 Arches Petit Gris Pur Squirrel Brush- Round Pointed Quill Series A5 通販店”ガレリア・レイノ”で購入したアルシュのカット紙(300g/m2, F4)のおまけ。根元が9mmと太い! 米国Amazonで定価$20.95、売価$16.76とおまけにしては意外と高価。
<ラファエル 短軸8404 コリンスキー筆> '09/6/11
 最高級の水彩絵筆”丸6号”。いつもは割安な「ピカビア」を使っているが比較してみたかった。尚、HPで両絵筆を推薦している藤木徳男氏に聞いてみると「ピアビアで充分、最近はピカビアだけ」とのこと…後日、オークションで安く落札(2100円)…使用結果はピカビアと同じ、ピカビアで充分
<ラファエル 1872-14号 コリンスキー平筆> '09/6/20
 空をウォッシュするための太目のフラット絵筆。先に丸善インターロンの平10号を買ったが腰が強過ぎ&絵具の含みが少ないので、コリンスキー筆をオークションで落札。幅15*穂先16mmとずんぐりむっくり。ハーフパンの絵具を取るには大き過ぎる。
<ヴァンゴッホ VAN・GOGH 丸筆短軸 #6> '09/7
 '09/6月下旬、ゆめ画材からプレゼントとして届いたもの。材質はナイロン。#6と言うが、ピカビアの#4位の細さ、コシもあり細部を少しだけ塗るのに意外と便利。中善画廊で売っていたので1本追加購入('09/12/30)。
<PICABIA コリンスキーセーブル> '09/2/14-3/20Good!
 水彩筆には種類が多く何が良いか分からないので定評のある「コリンスキーセーブル」で格安な”ピカビア”の#6を選択。弾力性、保水性もグッド。→レンブラント#3を買ったがイマイチ、PICABIA#4も購入!'09/3/20
<丸善インターロン筆 平筆&丸筆> '09/05/30
 広い面をウォッシュするとき丸#6の筆では細すぎるので平10号を追加。ピアビアは高いしそれ程タッチが要求される訳でもないので気になっていたナイロン製を購入した。比較用に丸6号も→細い!ピカビアの#4程度。腰が強過ぎ、絵具の含みも少なめでイマイチ。
<日本画筆> '09/4/05-4/14
 上)絵手紙推薦:桜・中(羊毛と馬の腹毛) …顔彩と一緒に日本画用の彩色筆を買った。ずんぐりむっくりの穂先。使い難い。
 下)中里:彩色筆/極品彩色・中(イタチ、羊毛、鹿毛、馬毛)…少し高い試しに購入。しかし私はPICABIAの方が好き。
<水筆 大&中 / サクラ&呉竹> '09/1/25
 最初は絵具”プチカラーセット”の付属品。別途中・大サイズも購入。水のコントロールが難しく色が徐々に薄くなる、また書き味がイマイチ。でも筆洗が要らないのでちょっと使う時には便利。
 
鉛筆 ペンシル <ペンシル /三菱鉛筆 Uni>Good!
 高級鉛筆と言えば、45年前学生の時、製図で使い始めたユニが一番と言う先入観がある。 手始めに2Bのユニとハイユニの鉛筆を使ったが削るのが面倒なので、2mmの芯ホルダーと0.9&0.5mmの製図用シャーペンを購入。 0.9mmの替芯は、ペンテルAinにしたがグッド。 尚、2mm芯用にSTAEDTER製芯削りも購入。 他に、三菱の"DERMATOGRSPH"と"POLYCOLOR"(共に黒色)も買ってみたが使っていない。
 主に使うのは0.9mmシャープ。
 
ミリ
ペン
ミリペン・ピグマ
<PIGMA GRAPHIC /NOUVEL>Good!
 下絵用ミリペンとして定評のあるピグマの0.3/0.5/0.8mmを選んだ。サクラのPIGMA MICRON と同じもの? 定評どおり、とても描きやすく、消しゴムを使っても色落ちせず、彩色しても滲まないのでグッドです。
 後日、ペン先が円錐形で描く太さに変化をつけやすい1.0mmと、細めの0.1mm, 0.05mmも購入。でも殆ど0.5mm一本で描いている。
 
消し
ゴム
練り消しゴム
<練り消しゴム>Good!
★初めて使ってみましたが、クズもでずに、便利ですね。'09/2-
 写真上段左:バニーコルアート社のイージークリーナーは柔らかく使い安い、一番!廃番との記事もあり5個まとめ買い('09/12/30)。
 写真下段左:ヌーベル製はチョット硬めです。
★別のものを購入('09/05/30)
 写真上段右;アートン・ハイスピードクリーナー
 写真下段右;ホルベイン・練ゴム→ボソボソしていて良くない。
 
-End of page-