第
24
番札所
紫雲山・
中山寺
(真言宗中山寺派)
ご本尊:十一面観世音 ところ:宝塚市
散 華
御朱印 (御詠歌)
御詠歌
後
の
世
の
た
め
寺
へ
参
る
は
中
山
の
里
を
も
ゆ
き
て
野
を
も
す
ぎ
<ご詠歌略註>
野をも過ぎ里をもすぎて中山のとは、野をこえ里をこえ山をこえるという心を中山寺に云いかけしなり。かように野をこえ里こえて中山寺へ参るは後世を助からんためぞなり。又裏の心は世にてそのいろいろ憂艱難(うきかんなん)苦労をしのぐ難所を過行くにたとえ、その渡世の憂が中にも観音を念じて後世を助かれよとのすすめ也。
<付言>
中山寺は、昔、徳道上人によって創始された観音順礼第1番の札所であり、「極楽中心」の厚い信仰をあつめてきた。
<観音霊験記・・・多田美丈丸>
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