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<ご詠歌略註>
おしなべてとは、押ならべてという事。貴き賎しきとは上々方も下々方も惣じてというを総持寺にかけて詠みし也。持という寺はたもつとよみて、寝てもさめても観音の御名を心にわすれぬを持といえり。教にも若有持是観世音菩薩名者とあり。仏の誓いたのまぬはなしとは、貴きも賎きも惣じて観音の御誓を頼まぬはなしと也。 |
<付言>お寺で頂いたご詠歌は、原本から異なっ ています。中村さんご指摘ありがとう。
「たかきいやしき」→「おいもわかきも」 |
<観音霊験記・・・山蔭中納言>
尚、絵の上段は、霊場の風景とお堂が描かれ、下段は、霊場の霊験記が書かれている。 |
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