第
10
番札所
明星山・
三室戸寺
(本山修験宗)
ご本尊:千手観世音 ところ:宇治市
散 華
御朱印 (御詠歌)
御詠歌
立
つ
は
白
波
宇
治
の
川
瀬
に
わ
け
ゆ
け
ば
月
を
三
室
戸
夜
も
す
が
ら
<ご詠歌略註>
歌の表は夜をこめて月を見るというを三室戸寺にかけてよみ。山路をわけて行きて身かえれば宇治の川瀬には白浪が立つとなり。夜もすがらとは夜通しにという心なり。
裏のこころは仏道に心ざし真如(しんにょ)の月を見んと修行すれども、ややもすれば愛欲の迷いより煩悩の白浪が立って心を騒がすぞと也。観世音を念じて迷いの浪をおさむべきなり。
<観音霊験記・・・
山州綺田村
農女>
尚、絵の上段は、霊場の風景とお堂が描かれ、下段は、霊場の霊験記が書かれている。
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