<西国三十三所 2008年9月〜2009年5月 結縁御開帳 '08/09/03>
![]() 西国巡礼中興の祖「花山法皇」の一千年御忌の行事として、奈良国立博物館の特別展が開催('08/8/1〜9/28)されたので8月2日に行ってきたが、もう一つ、今秋から約2年間('08/9/1〜'09/5/31)、各寺院で観音様を特別開帳し、一人ひとりと『縁』を結んでもらおうという行事があるとのこと。 観音様は、秘仏が多く、実物を見る機会が少ないものなので、スケジュール的に全部は無理だが、狙いをつけて是非拝観したいものだ。 御開帳のスケジュールは、西国三十三所札所会のHPで掲載されているが、書籍の存在を知り早速購入。西国三十三所結縁御開帳公式ガイドブック/西国三十三所札所会編/\1,575- 中身は、御開帳のガイドブックと言いながら、スケジュール表は見開き2頁だけで、基本的には各札所の解説書である。しかし、全頁上質紙で仏像の写真、ご詠歌、ご朱印が美しく掲載されており巡礼のガイドブックとしては悪くないものの、詳しい歴史を知りたいとかドライブ用のガイドブックとしては不十分なので要注意、別に適した本がある。 一番の目的だった、御開帳に関しては、見開き2頁の日程グラフだけでは情報量があまりにも少ない。秘仏かどうかは記載されているが、HPの資料では記載されている通常の御開帳周期と前回御開帳時期の記載がないのは如何なものか。単に、スケジュールを知ければガイドブックは必要なくHPの資料(日程グラフ、日程他詳細)を印刷すればよい。 本の帯に、六角堂136年、長命寺61年、華厳寺52年、三室戸寺83年、三井寺29年、松尾寺77年ぶり etc と書かれているが、それ以外では(HPの資料)、紀三井寺21年、粉河寺217年、岩間寺19年、石山寺7年、京都・清水寺9年、六波羅蜜寺9年、穴太寺27年、一乗寺22年、相成寺3年、宝厳寺9年ぶりだとか。 粉河寺の217年、六角堂の136年とは凄い!必見!ですね。 |