国旗 フランス France <パリ>


 フランスの「パリ祭」に是非行って見たいと思っていました。それにあわせて1990年7月13日から15日の2泊3日でドイツから観光旅行に飛行機で往復しました。
「パリ祭」という言葉は、私にとってはとてもロマンチックな響きでした。しかし、行って見ると大違いでしたね。何と軍事パレードではありませんか!
パリ祭当日”7月14日”は、シャンゼリゼ通り、コンコルド広場周辺は関係者以外立ち入り禁止、その周辺の地下鉄の駅も閉鎖、普通の観光をしようとすると困ってしまうでしょう。

<パリ祭=革命記念日>
 1789年7月14日パリ市民がいっせいに蜂起し、バスチーユの牢獄を襲って武器を奪い「フランス大革命」のきっかけとなった。そこで、バスチーユに7月革命記念塔が建てられ、毎年7月14日は革命記念日として多くの行事がある。
 勝手にロマンチックに思っていた私が悪いのだ。勉強不足なのだが、パリ祭という響きがロマンチックに感じるのは私だけでしょうか???

 ドイツのニュールンベルグからプロペラ飛行機でシャルル・ドゴール空港へ。とても大きな空港で、どのようにしてパリ市内に入ったら良いのか分からず、うろうろ。通りがかりの人に聞くと、バスがあるというので、バスに乗って市内へ。
 ルーブル美術館近くの三ツ星クラスのホテルにチェックイン。ドイツで秘書に予約して貰っていたホテルで、とても綺麗なのですが高価!と言っても1泊8000円程度、ドイツで物価の安さになれている私にはとても高く感じる。おのぼりさんの私は、市内見物に・・・ホテルのすぐ傍のオペラ通りからオペラ座へ、チェイルリ公園、コンコルド広場、シャンゼリゼ通り、凱旋門、エッフェル塔・・・・。
 昼からは、ホテル近くの旅行会社にベルサイユ宮殿行きのツアーを申し込みました。一人でバスに行くのも面倒なので行き帰りのバスと宮殿のチケットのみの簡単なツアーに参加したわけです。見学時間が若干制約されますが十分でした。

ドゴール空港で発見
エールフランスの超音速機「コンコルド
一度乗ってみたいね
ホテルのすぐ傍「オペラ通り
フランスらしい町並み
正面がオペラ座、一度オペラを鑑賞したい
シャンゼリゼ通り
正面が凱旋門
パリ祭のためか国旗が掲揚されている
ベルサイユ宮殿・有名な「鏡の間」
宝塚歌劇で一躍有名になった?
庭園などとても美しくさすがルイ14世
エッフェル塔の前にて
話の種に一番上まで上った。330mとのこと。古い構造なので、鉄骨がリベットで締結されているがガタがあるようで怖かった
凱旋門の前で
驚いたのは、凱旋門を中心とした円形の交差点「ラウンダーバード」8本くらいが交差しており、車も多く、早い、とても運転できません

 2日目は、7月14日、パリ祭当日です。
 近くの道路は警察官で閉鎖されています。偉いさん、招待客は、コンコルド広場の桟敷に座ってみることが出来ますが、一般の人は、閉鎖区域外の見えやすい場所に陣取ります。私は、マドレーヌ寺院前でパレードを見ましたが、すべてが通るわけでありませんでした。残念。
 パリ祭は、ジェット戦闘機が赤、白、青の煙=フランス国旗のイメージの飛行機雲を出しながら飛んでいくことから始まります。戦闘機、ヘリコプターの編隊飛行、戦車、ミサイルの行進、騎兵隊などの行進など午前中続きます。私の抱いていたパリ祭という言葉から想像していたロマンチックなイメージとは大違いでしたが、話の種ではありました。

パリ祭当日の朝
コンコルド広場への道路は通行禁止
パリ祭の始まりです。
赤、白、青のフランス国旗の模様の飛行機雲
パリの地下鉄
ゴムタイヤが付いている
軍事パレードの一部
真正面がコンコルド広場のオペリクス

 昼から、モンマルトル、ムーランルージュ、バツチューユ・7月革命の塔、ノートルダム寺院、ソルボンヌ大学、リュクサンブール宮と精力的に回りました。

有名なカンカン踊り発祥の地
ムーランルージュ
モンマルトルの丘にある
白さが目立つ「サクレ・クール寺院
美術の町・パリ・モンマルトルの丘には絵描きさんが多い。右の絵の作者。 左欄のモンマルトルの画家が描いていた小さな絵画を土産代わりに購入したもの。150フラン
せむし男で有名な「ノートルダム寺院
さすが観光寺院、中には日本語の「静粛にそして祈りを」との看板がある。
7月革命の塔があるバスチーユの駅
プラットホームの壁画があまりにも美しく撮影。他の駅にも多くあり癒される。

 3日目は、ゆっくり美術鑑賞ということで、朝早くから、ホテルから歩いてセーヌ川の橋を渡りオルセー美術館いきました。一寸早かったため、まだ開館しておらず玄関で待っていると、日本人夫婦の方にお会いしました。
 オルセー美術館は、印象派の殿堂というだけのことはあり、昔教科書で見たことのある本物の絵が目の前にたくさんありました。ミレー、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、マネ、などなど。とても美しいです。

 昼からは、対岸のルーブル美術館へ。ルーブル美術館の入り口は3つくらいあります。正面入り口はガラスのピラミッドで有名なところですが、結構混雑していると聞いていました。そこで、オルセー美術館から来るとルーブル美術館の端部にも入り口があり、誰も並んでいないのです。
 残念な事件が一つ。あちらこちらで写真をとっていたのですが、ミロのビーナスの写真をとっていて、さあ普通の本では載っていない後姿を撮影しようとしたときにフイルムが終了、在庫もなし。慌てて、美術館のなかを探したのですが、フイルムは売っていないのでした・・・なんで? 一度出て買いに行っても良いのですが、入場料をもう一度払わなくてはなりません。目に焼き付けることにしました。
 ルーブル美術館での目玉は、「ミロのビーナス」というより、「モナリザ」でしょうね。でも私が最高に感激したのは、巨大な絵画「戴冠式」です。冠を受ける女王がほぼ実物大の大きさであまりにも緻密に描かれているではありませんか!

 教科書で見る絵画、彫刻は、大きさがイメージできません。本物を見ることの大切さを改めて実感しました。子供の頃に、この絵に出合っていたら自分の感性も違ったものになっていたかもしれません。そうそう、実は私、小さいころは絵が好きだったのです。賞品がもらえるから好きだったのかもしれませんが(^^;; 

オルセー美術館 オルセー美術館の中
元オルセー駅だったとか
オルセー美術館
印象派の絵画と並んでとても気に入った「ビーナスと天使たち」などの絵画
ルーブル美術館
巨大な絵画「戴冠式」の前で
人々が丁寧に描かれている
ルーブル美術館
セーヌ川対岸のオルセー美術館側から撮影
ルーブル美術館の入場券


<雑 記−フランス人形>
 フランス土産というと何を思い出しますか?香水、ファッションなどのブランド物、ワイン・・・ではありません。フランス人形
「フランス人形」って聞いたことがありませんか? なぜか私は、フランスはフランス人形というイメージがあります。そこで、土産物屋に行きました。
 土産物屋の店員さんは、日本語を話せる人が結構いました。そこで、とある店員に「どうして日本語を勉強したの?」と聞いてみました。その回答はなるほどと思いました。「日本語は金になるから」、さすがですね。日本人も英語が金になると思えばもっと身につくのでしょうが、いやいや学校教育を受けているから身につかないのですね。バンコクのタクシードライバーも同じことを言っていた。皆生きるために独学で勉強しているのです。

 フランス人形に話を戻しましょう。
私のフランス人形のイメージは、ウエディングドレス風の服を着た金髪のかわいい人形なのです。
何軒ものお土産やさんに行ったのですが、私のイメージ通りのフランス人形には出会うことは出来ませんでした。私の勘違いなのでしょうね。でも右の写真の人形をフランス人形として買ってきました。

<雑 記−言葉>
 フランス人は、母国語を大切にする人種で、英語などが使えても知らない振りしてフランス語だけを使うと聞いていた。
 ドゴール空港でパリ市内行きのバスを教えてくれた人、旅行会社の人、ホテルの人(当たり前)、土産物屋さん、などは英語で問題なくコミュニケーションできました。そうでもないのだと思いました。
 ところが、2日目の朝、ホテルの朝食は高価なので、ふらっとホテルの近くの小さな喫茶店があり何人かスタンドに座ってくつろいでいました。私も入って、といっても扉があるわけではありませんが、座ってコーヒーを頼みました。テーブルを見るとおいしそうな本場?のクロワッサンがありましたので2個ほど頂きました。とてもおいしい朝食だった、さあお勘定・・・・ところが英語が通じません
 私は、フランス語はまったく駄目、和仏辞典などを持っていればよかったのでしょうが、何も無し。ジェスチャーで、紙に値段を書くようにお願いし、やっと通じて支払う事が出来ました。数字はフランス語も同じだったので助かりました。数字も日本の漢数字のように違っていたらと思うと・・・冷や汗ものでした。日本でも外国人に配慮して漢数字を使うのは止めましょう(?_?)

<雑 記−食べ物>
 パリでの食べ物として、私が食べたいと思っていたのは、生の貝とフランス料理です。
 生の貝は、ホテルの傍のレストランで食べることが出来ました。昼食時に一番高い貝料理(生だから料理ではないかも)を頼みました。運ばれてきた物を見てびっくり、たかさ80cm位のタワー上の容器に3段の皿がついており、それぞれの皿には細かく砕いた氷を敷き詰めその上に多くの種類の貝が盛りだくさん。周りの人もびっくり顔でした。「昼からそんなもの食うな!」と言われているようでした。
 ドイツでは生の魚貝類を食べることは出来ませんでしたので、久しぶりに生を嫌というほど食べ堪能しました。とてもおいしかった。

 フランス料理は、「フランスで食べれば何でもフランス料理か?」とは思うのですが、本場のフルコースとはどんなものかと思い、ホテルの傍の旅行社にベルサイユ宮殿のツアーを申し込んだときに一緒に申し込んだのですが断られました。その理由は、スーツにネクタイでないと駄目だというのです。
私の格好はというと、気軽な旅行ですからジーパンにポロシャツでした。これは大失敗、たいした荷物ではないのですから、いつ何時でもまともな格好ができるようにはしておく必要がありますね。


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