肥料

       肥料の種類

         ●有機質肥料と無機質肥料

          有機質肥料には、ナタネ油粕、ダイズ油粕などの油粕や魚粕、米糖で代表される。

          堆肥や家畜糞、バーク堆肥なども同じく各種成分が含まれているが、成分が低いから、 

          これだけで肥料を全てまかなうわけにはいかないので、むしろこれらは土の排水や通気、

          保水をよくするために使用する目的の方が大きい。

         

          無機質肥料は天然の鉱物を利用したり、化学的に合成したりしてつくりだしたものである。

          この中には硫安や塩化カリのように、チッソ成分やカリ成分など単一成分を含んでいる

          単肥と、一般の化成肥料のように2〜3の成分を主に含む複合肥料とがある。

          有機質肥料はゆっくり効く性質があり、一方、無機質肥料は早効きする性質を有し

          どちらも一長一短である。

          
          いずれにしても、《最初は肥料は少なめに》 が安全。不足分は追肥で補うのが安全。