季語 梅(初春)

京都北野天満宮



 
季語  花吹雪(晩春)



 
季語 引き鴨 (仲春)

鳶がとまっている



 
季語 雛(晩春)



 
季語 嵯峨念仏(晩春)

京都嵯峨清涼寺釈迦堂でおこなはれる融通念仏会
4月11日から3日間 土蜘蛛 などの無言狂言が上演される



 
「 をしどりはつがひではべる涅槃変 」

季語 涅槃変 (仲春)

涅槃図には鳥も各種描かれているが はっきりと雌雄が
描き分けられているものは珍しい をしどり だからこそか
摂津中山寺 の涅槃図



 
季語 涅槃寺 (仲春)

涅槃会(ねはんえ)は陰暦2月15日お釈迦さま入寂の
日とされ各寺院で涅槃像や涅槃図を掲げ お勤めをする 
数珠を手に持つ人は多いが 輪袈裟の人は珍しい 
中山寺
にて



 
季語  修二会  (仲春)

二月堂の内陣で ある種の行をおこなうとき僧が履く下駄ようの履物を 
さしかけ というが これを踏み鳴らす音のことを沓音と表現した
その音に序破急のリズムがあり よく揃っているのである




季語 御松明 (仲春)

3月15日 京都嵯峨の清涼寺釈迦堂の涅槃の行事 おたいまつ のひとこま
午後から 大念仏狂言や潅仏会などの行事のあと 夜に 柱たいまつ を燃やす。




  
季語 花 (晩春)

ケータイ写真俳句 入選

大高翔先生講評 2013.4.26.

「この景に勝る景なし」という、
作者の言い切りが快い。
「花に塔」に、極められた風景美があり、
誇り高い気持ちになります。




「 花潜り隧道くぐり札所寺 」

季語 花(桜)

滋賀県長浜市西浅井町の琵琶湖岸
この道をゆくと 近江33観音霊場 大崎寺 にいたる。


 
「 金色院跡なる一碑きぎす鳴く 」

季語 きぎす(雉)(春)

ケータイ写真俳句 金賞

2012.6.1.大高翔先生講評

 「金色院跡なる一碑」に込められた、時間の厚み、 
深く確かな歴史が、しっかりと伝わってきます。
「きぎす鳴く」の取り合わせが、
ごく自然であるとともに、
「一碑」の意義深さをより強めています。
重々しく、格のある作品。



 
季語  涅槃図(仲春) 

陰暦2月15日 釈迦入寂の日
寺院では涅槃図をかかげ 法要をいとなむ
そのお供物に 花供曽(はなくそ)あられ という餅菓子が供される
京都 真如堂では参詣者に おさがりとして供される
写真は 中山寺の涅槃図



 
季語 涅槃 (仲春)

釈迦がまるで昼寝でもなさるように手枕のままで
涅槃の床についておられるのである



 
季語  涅槃 (仲春)

涅槃図は寺院により異なることが多い
しかし この釈迦の足許で 足に手をかけて嘆く老女
は多くのの涅槃図に描かれている おみ足をさすっている様である
写真は 京都真如堂の涅槃図







 
「 つぼにわのとくさいろこきはんげあめ 」

季語 半夏雨(仲夏)

京都 貴船道



 
「 こけごろもまとひてつゆのきふねいし 」

季語 梅雨(仲夏)

京都 貴船神社



 
「 脱ぎきれぬ皮そのままに竹真直ぐ 」 

季語 竹皮を脱ぐ



 
季語 麦の波

京都嵯峨野 落柿舎は 奥に人影の見えるところ



 
季語 業平忌 陰暦5月28日 在原業平の忌日

洛西33観音霊場 十輪寺で毎年5月28日行われる忌日法要
 


 

季語 業平忌

十輪寺の住職の 三弦(三味線)を弾きながらの天台声明は
えもいわれぬ雰囲気をかもしだす          2014.5.28
 


 
季語 祭

葵祭 京都 加茂街道にて 2014.5




 
季語 蝉時雨

奥琵琶湖菅浦に今も残る結界の門
在所と外界を分ける要害である



 
季語 解夏(げげ)(初夏)

陰暦4月16日から7月15日までの90日間仏家で
1室に籠もって修行する行事を安居(あんご)という
その安居を解くことを解夏という
比良山の麓 葛川明王院で安居を終えた修行僧が
花折峠を下ってくる。



 
季語 夏暖簾

滋賀県高島市海津の酒造屋 100年前創業という

ケータイ写真俳句 銀賞

2012.07.16.大高翔先生講評

「この店の地酒酌みたし」という、
すなおな心のつぶやきに共感します。
「夏暖簾」を見ただけで、
作者にはお酒の味までわかるよう。
店の佇まいから、酒の香りまでが、
豊かに伝わってくる作品。




一休禅師画像
(パンフレットより複製)

 季語 お風入れ(虫干し)

京都 京田辺市 一休寺 所蔵

頂相 「ちんそう」または「ちょうそう」
 禅僧の肖像画のことである

この肖像画の一休禅師は
かみそりをあてず、ざんばら髪で、
無精ひげをのばした顔つきは、
およそ貴族化した当時の禅僧とは
縁遠い姿



 
季語 夏燕

ケータイ写真俳句投稿作品  金賞

大高祥先生講評 2012.6.29.

「開け放つ農作業小屋」に、
心地いい風が存分に入ってきますね。
「夏つばめ」によって、
 「小屋」の上に広がる空が見えてきますね。 
「開け放つ」情景に、
読み手の心も広がっていきます。



季語 涼し(夏)

ケータイ写真俳句 金賞

2012.07.20 .大高翔先生講評

「窓を開け天窓を開け」の繰り返しがリズミカルで、
楽しく明るい作品。 「句座涼し」が、
句会場の快適さとともに、仲間たちの雰囲気の
良さも捉えています。「句座」を共にする仲間への
挨拶の句としても、心が感じられて素敵です。

毎日新聞ケータイ写真俳句関西オフ会のひとこま
ペンションラダー を会場にした句会(2012.7.1.開催)







 
季語 曼珠沙華(仲秋)

京都 大原




季語 秋の声(三秋)

京都 源光庵




「多様なる雲見て飽かず鷹を待つ」

季語 (秋)

ケータイ写真俳句 金賞

2010.10.15. 講評 大高翔先生

「多様なる雲見て飽かず」に、
作者のみずみずしい心を感じました。
見つめるほどに、雲が広い空のなかで、
自在に形を変化させているのが
はっきり見えてくるようです。
「鷹を待つ」時間を、ゆったりと贅沢に
堪能されている様子が伝わってきます。



 
季語 六道参り(初秋)

京都 六道珍皇寺 お盆前の精霊をお迎えする行事
8月9日 まだまだ残暑厳しいころである
(迎へ鐘 参照)



 
季語 迎へ鐘(仲秋)

8月7日~10日 京都六道珍皇寺の迎鐘
沢山の人が 迎鐘を撞くために列をつくる






 「 ひるがへる黒は秋蝶今を生く 」

ケータイ写真俳句 金賞

大高祥先生講評 2010.11.12.

「ひるがへる黒は」という切り出し方に、
インパクトがあり、目が引き付けられます。
句のリズムに緩急が生まれることで、
「秋蝶」の存在感が強まりますね。
「今を生く」からも、秋の蝶の華やかさと共に、
はかなさも伝わってきます。

2010 年間大賞 写真賞受賞




「 山峡の里見下ろして愁思かな  

まいまいクラブケータイ写真俳句 2009.10.23.金賞
大高翔先生講評

豊かな実りを想像させる「山峡の里」を
満ち足りた思いで「見下ろして」いたら 
あたりまえすぎますが「秋思」と
持ってきたことで、意外性が生まれ、
句が引き締まりました。
これ以上望むべきものはない、
というときになんとなく感じるのが、
秋思というものなのかもしれませんね。
里はまさに今、美しさの盛りを
迎えているのでは、
と想像させられました。




季語 秋

京都 花街島原に今も残る大門




季語 紅葉(晩秋)

箕面 龍安寺







 
季語 髪置(かみおき) 初冬

11月15日 昔 三歳にして始めて髪を伸ばしたという
今は美々しく装って氏神社などに詣でるという 京都の風景




季語 雪吊(仲冬)

滋賀県長浜市西浅井町にて 松以外はめぼしい樹とてない
道路に面した庭 がっしりとした雪吊である

 
 



季語 懸想文(けそうぶん)(新年)

京都 須賀神社



季語 鷽換(うそかえ)(新年)

大阪天満宮 




季語 鷽換(うそかえ)(新年)

大阪天満宮



季語 探梅(晩冬)

大阪天満宮




季語 ついなの儀(晩春)

京都 八坂神社




 
季語  思ひ羽(鴛鴦 をしどり) (冬)

オシドリの雄の栗色の羽のことを 思ひ羽という 
別に 銀杏羽 剣花 の言い方もある

ケータイ写真俳句 
大高祥先生講評 2012.2.10. 金賞
「思ひ羽」とは、素敵な言葉を教えていただきました。
「思ひ羽を立てたる」が、雄のオシドリの水上を進む様を、
優雅に浮かび上がらせます。
「二羽の相寄らず」が、自然界の掟、
緊張感を美しく感じさせますね。




 季語 鴛鴦(をしどり) (冬)

群れている をしどり 鳴き声は可愛らしいとはいえない




「見慣れたるとんびなれども初御空」

季語 初御空(新年)

ケータイ写真俳句 銀賞

大高祥先生講評 2012.1.20.

「見慣れたるとんび」を、
「初御空」に見つけた作者。
いつも目にしているものも、
年が新たになって眺めると、
とても新鮮に感じます。
等身大のめでたさが感じられて、
静かな嬉しさが伝わってきます。




「幣白く弓また白し弓始」

季語 弓始(新年)

ケータイ写真俳句
 銀賞

大高祥先生講評 2012.01.27.

「幣白く」を「弓また白し」で受けて、
「白」の繰り返しが印象的です。
「弓始」にふさわしい“始まりの色”が、
寒さと清らかさ、
強さと美しさを、放ちますね。
弓の飛ぶ一瞬が、
厳かにゆったりと感じられます。




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