2005兵庫闘う仲間の集会
広げよう平和と働く者のセーフティーネット
震災10年
 毎年恒例となった「兵庫たたかう仲間の集会」が、2005年3月12日神戸中央港湾センターでおこなわれました。
 集会は参加者全員による「鉄の労働者」(韓国労働歌)の合唱で始まりました。主催者を代表して尼崎地区労の酒井議長から「闘う労働組合を再生しよう」との呼びかけの後、2005年は阪神淡路大震災から10年という節目の年といいことで、神戸地区労の黒崎事務局長から当時を振り返りながら、震災により罹災した労働者に、企業閉鎖・倒産・解雇などが襲いかかるなかでのユニオン活動の報告がされ「労働組合のあるべき姿」などを訴えました。
 各労組などの闘い報告では、自治労臨職評から市町村合併にともなう臨時職員の雇用を守る闘いの報告。ピースネット明石からはスライドなどを交えた「憲法改悪阻止」の活動報告。神戸ワーカーズユニオンは各分会の闘いの取り組みと振り付けつきの歌を披露。全港湾本四海峡バスは昨年5月に脳内出血で倒れたK運転士(労災認定闘争中)も参加して、「まともな労働組合を創くる」闘争の現状を掛け合いで報告。国労闘争団からは不当解雇された1,047名の思いを胸に、四国〜東京まで1,047kmのマラソンキャラバンを続けている中野勇人さん(国労北見闘争団)もマラソン途中で参加し、国労闘争への支援を訴えました。恒例となった武庫川ユニオンの笑劇は「三菱電気ライフサービス物語」で、難癖をつけられて解雇されたパートヘルパーさんの闘いを、笑いを交えた熱演で報告しました。会場は笑いと拍手に包まれました。
 神崎地区労の足立議長が、感想を交えながら閉会の挨拶をおこなったあと、レイバーズシャウトで括り街頭デモ行進へと出発しました。「戦争はいらない」「小泉政権もういらん」などと訴え神戸大丸前までデモ行進をおこない、途中のオークラフローリストと本四海峡バス(海員ビル)前では、「解雇撤回」「団交に応じろ」などと、悪質企業にシュプレヒコールを繰り返しました。
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