兵庫たたかう仲間の3・13集会

君にしかできない事がある!

2004年3月13日、神戸中央港湾センターにおいて「職場を越えよう!連帯しよう!つくりなおそう労働組合!」「兵庫たたかう仲間の3.13集会」が開催されました。「兵庫たたかう仲間の集会」は、まともな労働組合を求め闘い続ける全港湾本四海峡バス闘争が端緒の一端となり、兵庫県下で闘う仲間を支えようと、県下の労働組合が結集して2002年3月に産声を上げました。
 第三回「兵庫たたかう仲間の3.13集会」は、韓国労働歌の「鉄の労働者」(チョレ・ノドンジャ)とそれに合わせた踊りで、華々しく幕を開けました。開会の挨拶で労働者の現状などの報告がなされた後、集会基調が「憲法改悪、労働法改悪が推し進められるなか、新自由主義(弱肉強食の競争社会)の信奉者たちによって弱者切捨ての競争社会が築きあげられ、格差はますます拡大し貧富による階級社会が創られようとしている。私たち労働者は労働組合に結集し、世界の労働者とともに新自由主義粉砕の反撃に立ち上がろう。そして、労働者が主体である社会を闘い取ろう。この集会を、三宮フラワーロードを埋める兵庫の『労働者大会』へ!」と、力強くおこなわれました。
 「発言ひろば」では、各労組が創意工夫を凝らし、歌あり、踊りあり、喜劇ありの闘い報告がおこなわれました。一般に思い浮ぶ労働組合の集会にはない雰囲気のなか、集会全体が一体感を帯びていきました。高揚のうちに集会がフィナーレをむかえ、「労組が結集して、労働者を取巻く厳しい現状を打破するため、連帯して闘っていこう!」と、集会がまとめられました。
 最後はシュプレヒコールではなく、恒例のレイバーズ・シャウト(労働者の叫び)で締め括り、参加者全員が意識を共有しました。「闘いに立ちあがろう!」
 集会を終え、デモ行進が会場から大丸前までおこなわれました。このデモ行進では「戦争反対イラク占領撤退」「憲法改悪反対」「労働法改悪反対」などを訴えながら、労働者の人権を蹂躙する不埒なオークラフローリストと本四海峡バス(株)、海員組合(海員ビル)に対し、脱法行為を糾弾するシュプレヒコールを全員で繰り返しました。

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