「Magical Logical 〜論理は理論と違うんだ!!〜」
第一章 3
暗号の謎
選択2「やめておく。」
とりあえず気になったが、僕は聞かなかった…。
聞かなくても大丈夫だろうと思う。
あくまでも、これは推測だけど。
じゃあ、どこで手に入れたかはともかく。
何のためにあるんだ、この紙は?
う〜ん。
………。
しばらく考えてみても、答えは…出ずか。
ということで、沈黙のまま、次の授業のチャイムが鳴った。
* * *
……昼休み。
僕は、いつも通り、一人で昼食をとっていた…。
だが、いつもと違うのは、この謎の紙が手元にあることだった…。
数字だけが、何の規則性もないように並べられた、小さな紙。
「ったく。怪しすぎるぞ。そうだ、捨てても何もないんじゃないか?」
と、口に出すぐらいにまで思うようになっていた…。