岡山県倉敷市 玉島の街並み

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倉敷と言えば、美観地区の街並みがあまりに有名ですが、ここ玉島にも古い街並みが残されています。
玉島は商港として開けた街で、高梁川と港を直結する水路が建設されてから一層の発展を遂げたそうです。

水門のそばにある郷土の説明書きです。
玉島が北前船の寄港地として発展した様子が書かれていました。
その説明書きに載っている排水機場の建物です。
白壁の水門、建物になっていて、見た目も周囲にとけ込んでいるようです。
玉島の民家です。壁の一部がなまこ壁になっています。
建物の耐火・耐水性向上のため、瓦を張りその間を漆喰で止めた工法で、盛り上がった漆喰の断面が海鼠のようなので、この名で呼ばれるようになったといわれています。
私の好きな旧式の筒型ポストです。
この街にはとても似合います。
なまこ壁に虫籠窓のお店です。

「虫籠窓」は、かたちが虫かごに似ているので名づけられたといわれています。もとは、町屋の中二階、通りに面した部分に取り付けられたそうです。

ここは、造り醤油屋のようです。レトロな看板にも時代を感じさせられます。

2009.4.29 訪問