滋賀県米原市 醒井宿 ★美しい景色に戻る★
滋賀県米原市にある醒井は、旧中山道の宿場町として開けた町です。
今も当時の面影をわずかではありますが、残しています。
私たちが訪れた日は、ちょうど地蔵盆の日で夜店が出たり、ぼんぼりが飾ってあったりしていました。
醒井の駅前から続く醒井宿。古い街並みが残っているのは、ごくわずかです。 | |
ここは、米原市醒井宿資料館です。S48まで醒井郵便局として利用されていた建物です。その名残でしょうか、私の大好きな筒型ポストがあります。残念ながら今は、現役ではないようです。 |
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この建物は、日本でたくさんの西洋建築を手がけたヴォーリズが建築した建物の一つです。 | |
古い造りの建物が何軒か軒を並べています。祭りのぼんぼりが妙にマッチしていました。 | |
多々美屋と書かれているお店です。 中は覗かなかったので、何のお店かは不明ですが、店の前にあるでっかい灯籠が目立ってました。 |
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ここは、お醤油やさんです。 大きな醤油の樽が店先に置いてありました。 |
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醒井は、醒井七湧水と言われる七つの湧き水でも有名です。ここは、その一つ「十王水」です。この十王水が流れている川が地蔵川というそうです。 | |
この地蔵川は、年間を通して水温14〜15度に保たれておりこの澄んだ湧き水にしか生息しないという「ハリヨ」という魚の姿が見られるそうです。 残念ながら、私が見たときは、姿は見せてくれませんでした。 |
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そして、この地蔵川を有名にしているのが、この梅花藻という、これまた清流にしか自生しないという草花が繁茂していることだそうです。 | |
ちょうど私たちが訪れたときには、その可憐な花をたくさん咲かせていました。 | |
ここは、本陣と書かれた建物でした。 おそらくお殿様が泊まられたのでしょうね。 |
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川の水に手を入れてみると、本当に冷たくて、何とも言えず風情のある川です。 | |
地蔵川の源流で平成の水百選にも選定されている「居醒の清水」です。「古事記」や「日本書紀」に登場し日本武尊が熱病に倒れたとき、体毒を醒ました霊水とも伝えられているそうです。 | |
このあたりが古い街並みのはずれのようです。 こんな街並みがどんどん減っていくのが寂しいです。 |
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ここは、以前大名や役人に人足・馬を提供する事務を行っていた問屋を営んでいた住宅だそうです。 | |
醒井宿の近くに醒井渓谷があります。ここには、この渓谷の豊かな水を利用した東洋一の醒井養鱒場があります。 | |
その醒井養鱒場にも、醒井七湧水の一つ「鍾乳水」がありました。この醒井養鱒場の源泉水だそうです。 | |
(2009.8.23訪問) |