兵庫県赤穂市 坂越の街並み ★美しい景色に戻る★
坂越は、渡来人の氏族秦氏の子孫で、聖徳太子の信頼も厚かった秦河勝が開いた地と言われています。
海上交通の重要港として栄えたそうです。今も、当時を偲ばせる遺跡が残り、古い街並みを築いています。
坂越の街の散策マップです。 私たちはトンネルをくぐって坂越の街に入りましたが、 山と山の間の谷の部分を通れば、簡単に街に入れることに後で気づきました。 |
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ここは、旧坂越浦会所です。 村の行政や商業の事務所に使われていたり、赤穂藩の茶屋としても利用されていたそうです。 現在も寄り合い所?のようで、ゲートボール帰りのお年寄りが集まっていました。 |
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ここは、大道井。 住民たちの水くみ場であったという井戸の跡です。 |
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400年の歴史をもつ奥藤酒造です。 浅野家御用達として、浅野藩にお酒をおさめていた伝統ある 酒屋さんです。 |
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そして、ここで今も作られている清酒「乙女」「忠臣蔵」は人気の地酒だそうです。私たちが見ている間にも、お酒を買いに来たようなおじさんがいました。 | |
また、奥藤酒造の奥の蔵は、郷土資料館になっていて、坂越の古い資料が所狭しと展示されていました。 酒造の資料・回船業の資料・戦争中の資料・古いミシンやアイロンなど、圧倒させられました。 |
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奥藤酒造の向いにあった自転車屋さんです。 ごく普通の自転車屋なんですが、アンティークな自転車が看板のようにつり下げられていて、目を引きました。 |
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表通りだけでなく、建物と建物の間の狭い路地にも風情があります。 | |
坂越の向かい側に見える生島です。 手つかずの原生林に覆われ、国の天然記念物に指定されている島だそうです。 かの昔、蘇我入鹿の手を逃れて、秦河勝がたどり着いたのがここ生島だと言われているそうです。 |
2009.6.13訪問