福井県〜京都府 鯖街道

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福井県小浜を起点として、京都までつながる街道があります。
かつて日本海で採れた海産物を京へ運ぶために多くの人が通った道です。
海産物の中でも鯖が多かったことから、「鯖街道」と言われています。
この鯖街道を起点である小浜から京へ走ってみました。

私は、鯖街道というのは、一つだけだと思っていましたが、実は、何本もの街道が京へとつながっていたようです。
鯖街道の起点、いづみ町の道にあったものです。
その起点であるいづみ町の商店街の入り口です。
私の好きな筒型ポストがばっちりありました。
商店街の中にある魚屋さんです。
焼き鯖のいい匂いが漂っていました。
小浜のまちを少し散策してみました。
地元のおばさんが、声をかけてくれ、いろいろと町を案内してくださいました。
三丁町と言われる、昔の花街が残っています。
うだつが残る町屋です。
次に訪れたのは、鯖街道の宿場町、熊川宿です。1kmほどの区間が整備され伝統的建造物群保存地区として当時の面影が保存されています。
ここは、酒屋さんです。
整備されているのは、いいのですが、道路まで舗装されてしまっているのは、どうなんでしょうか・・・。
次にやってきたのは、同じく鯖街道の宿場町として発展した朽木宿です。かやぶきの家が残っています。
これは、「丸八百貨店」と書かれた看板が掲げられている建物です。昭和8年に建てられたものだそうです。今は、地元の方々の憩いの場となっているようです。
ヴォーリーズ建築の郵便局です。
訪れたのは日曜日だったので、閉まっていましたが、
どうも現役のようです。
家々のそばには、川戸と言われる用水が流れ、その水をくみ上げるための立樋というポンプのようなものがありました。
そして、鯖街道と言えば、やはり鯖寿司。
朽木近くにあった鯖寿司やさんで、鯖寿司をいただきました。
お客さんが次々と訪れるこのお店は、結構人気のお店だったのでしょうか?いただいた鯖寿司もとても美味しいものでした

(2009.11.1訪問)