兵庫県西脇市 西脇の街並み
兵庫県の西脇市は、東経135度北緯35度の交わる地、日本のへそとして、有名な場所です。
昭和の頃には、播州織りと言われる繊維業が盛んだったそうです。今も、古い工場の跡が残って
いました。この西脇出身の画家、横尾忠則さんが描いた「Y字路シリーズ」は、西脇がモデルになっ
ています。確かに、西脇にはY字路がとても多いのです。
西脇の街並みのスタート地点、西脇市駅です。 三角屋根がとてもかわいい駅でした。 |
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ここは、旧来住家住宅です。 来住さんというのは、ここ西脇の旧家です。大きなお屋敷があるなあと思って表札を見ると、必ず来住さんでした。 建物の中も見学することができます。古い生活道具・建具などが、展示されています。干しているのか、飾っているのかわかりませんが、私たちが訪れたときには、古い、でも立派な布団もかけてありました。 |
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西脇の街を散策しました。早速一つ目のY字路発見。 水路には、鯉も泳いでいて、風情が増します。 |
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ここは、ブティックのようです。中には、入らなかったのですが、蔵を改造したようなレトロ感たっぷりのお店でした。 | |
旧家の塀沿いに水路が続いています。 | |
ここは、播州織りの工場の跡をそのまま使って建てられた 播州織工房館です。中は、播州織りの実演、播州織りの製品の販売などがおこなわれています。 |
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これが、実際に播州織りを織る機械だそうです。 私たちが行ったときは、お休み中のため、動いてはいませんでしたが、たくさんの縦糸・横糸がかけられていました。 実際に動いているところを見たかったです。 |
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これは、のこぎり屋根の明かり取りです。 かつては、全国から女工さんが集まり、こののこぎり屋根の工場で働いていたそうです。 |
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またまたY字路です。 | |
そして、またY字路です。この場所は、横尾忠則さんの 絵のモデルにもなっている場所です。それにしても、どうして 西脇には、こんなにもY字路が多いのでしょうか。 謎を残したまま、今回の街訪問は終わりました。 |
2009.5.31 訪問