九州・沖縄のお城

★お城のページに戻る★

島原城

長崎県島原市
地形種類:平城
築城者:松倉重政
主要城主:松倉氏・松平氏
復元天守

雲仙岳の麓にある城。天守は破風を持たない独立式層塔型5重5階(初重の屋根を庇として4重5階とも)で最上階の廻縁高欄を後に戸板で囲ったため「唐造り」のようになっている。

柳川城趾

福岡県柳川市
地形種類:平城
築城者:蒲池治久
主要城主:蒲池氏・立花氏

現在遺構はほとんどなく、かつての城跡は、柳川高校になっている。
小倉城

福岡県北九州市
地形種類:平山城
築城者:細川忠興
主要城主:細川氏・小笠原氏
復興天守


関ヶ原の合戦後、細川氏が南蛮作りの天守を築いた。これは、4階と5階の間に屋根のひさしがなく、5階が4階よりも大きくなっているのが特徴的である。忠興が外人宣教師の話を取り入れた構造であるという。細川氏は、のち熊本に移り、その後小笠原氏が入城した。

今帰仁城

沖縄県国頭郡
地形種類:平山城
築城者:北山王大舜
主要城主:北山王・中山王

万里の長城を思わせる壮大な城壁を持つ。

首里城

沖縄県那覇市
地形種類:平山城
築城者:中山王察度
主要城主:中山王・尚王家

もともと沖縄は、三国(北山・中山・南山)に分かれていたが、中山王察度がここに城を築き琉球国となった。日本の本土の城とは全く異なった技術で建てられている。

吉野ヶ里遺跡

佐賀県神埼郡

弥生時代の集落の遺跡。中国の史書『魏志倭人伝』に記された邪馬台国の様子と重なることが多く、ここが邪馬台国ではという説もある。集落の回りには、堀をほり、その土を盛り上げ、木柵を組み、物見櫓を構築した跡もある。城=土から成るのもとともいえ、日本の城の始まりとも考えられる

勝連城跡

沖縄県うるま市
地形種類:山城
築城者:茂知附按司
主要城主:茂知附按司、阿麻和利

世界遺産に登録されている沖縄の城の中で一番古い時代のもの。
座喜味城跡

沖縄県中頭郡読谷村
地形種類:山城
築城者:護佐丸
主要城主:護佐丸

世界遺産に登録されている城群の一つ。城門のアーチに楔石を用いており、アーチ門では古い形態とされる。沖縄戦前には日本軍の砲台や、戦後には米軍のレーダー基地が置かれたため一部の城壁が破壊されたが、城壁の復元が行われた。