近畿地方のお城

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湯浅城跡

和歌山県湯浅市
地形種類:山城
築城者:湯浅宗重
主要城主:湯浅氏

城跡には 土塁・曲輪等が残る。この城跡の前に国民宿舎「湯浅城がたっている。
丹波亀山城跡

京都府亀岡市
地形種類:平山城
築城者:明智光秀
主要城主:明智・羽柴・石田・岡部氏

織田信長の命を受けて丹波攻略に従事中であった明智光秀が、築城した。丹波平定後はそのまま丹波経営の拠点となったが、光秀は天正10年に本能寺の変を起こし、まもなく逃走中に討死。その後は天下を統一した秀吉の重要拠点となった。現在は、宗教団体の本部となっている。
松阪城跡

三重県松阪市
地形種類:平山城
築城者:蒲生氏郷
主要城主:蒲生氏郷・服部一忠・古田重勝

本丸には3重5階の天守が構えられた。城下町建設にあたり松ヶ島住人を強制的に移住させ、旧領の近江商人を町の中心部に呼び寄せて日野町とし楽市楽座を設けた。また、湊町に伊勢大湊の豪商角屋氏を呼び寄せ、これにより商都松阪の礎が築かれた。
伊勢亀山城

三重県亀山市
地形種類:平山城
築城者:関実忠
主要城主:関氏、岡本氏、本多氏、石川氏

江戸時代初頭に丹波亀山城の天守を解体するよう命じられた堀尾忠晴の間違いによって、天守を取り壊されているいわくつきのお城。
田辺城趾

京都府舞鶴市
主要城主:細川・京極・牧野氏

明治六年(1873)、田辺城は廃城とされ、本丸付近は現在、舞鶴公園となっている。
波賀城趾

兵庫県宍粟市
地形種類:山城
主要城主:波賀氏・中村氏・大河原氏

この城は山陽道と日本海側を結ぶ因幡街道や、それと千種を結ぶ街道、三方に通じる街道を眼下にする戦略的な位置にある。
復元された城の石垣は中世と近世の中間的な特徴を持ち、全体の縄張りとともにこの城が過渡期のものであることを示す貴重な遺構となっている。
尼崎城趾

兵庫県尼崎市
地形種類:平城
主要城主:戸田氏

尼崎城は、三重の堀を持ち、現在の床下川も西側の外堀として利用されていた。沖から見ると城全体が海に浮かんでいるかのように見え、美しく水に写る姿は「琴浦城」の名称で親しまれていた。本丸には、四層の天守閣が築かれていた。
現在は、図書館の近くに、石垣や堀を復興させているのみである。
有岡城趾

兵庫県伊丹市
地形種類:平城
主要城主:伊丹氏

日本最古(1520年)の天守台を持つ平城である。荒木村重は、伊丹氏の伊丹城を大改修し、有岡城に改称した。荒木村重は後に謀反を起こし、有岡城は織田信長に攻められて落城することになる。

池田城趾

大阪府池田市
主要城主:池田氏
城郭風展望台

室町時代から戦国時代にかけて、池田市域一帯を支配していた地方豪族・池田氏の居城
戦国時代末期の永禄11年(1568)、織田信長の摂津入国で降伏、城主・池田勝正をはじめ池田氏は、信長の家臣に組み込まれました。その後、池田氏の内紛に乗じて、旧家臣の荒木村重が池田城を支配。村重が伊丹城を居城としたため廃城となった。
三木城趾

兵庫県三木市
主要城主:別所氏

かの有名な羽柴秀吉の三木城兵糧責めの舞台となった地。織田信長が天下統一の大業を企て、その命を受け中国征伐の統帥となった秀吉は、濃尾の大軍を率いて攻めてきました。別所方は勇敢な中国武士を督励してこれに当り淡河、加佐、大村などで奮戦した。
しかし、勇敢に戦った別所長治もついに城を包囲されて飲む水、食糧も絶え、軍馬まで食べ尽くし、ついに三木城籠城実に二十二ヵ月、長治は義を守った家来のために、また哀れな婦女子や庶民を思い一族兄弟は天正8年1月17日に悲しくも自害した。
御着城趾

兵庫県姫路市
地形種類:平城
築城者:小寺政隆
主要城主:小寺氏

御着城は茶臼山城・天川城とも呼ばれ、播磨守護赤松氏の家臣小寺氏の居城。永正十六年(1519)小寺政隆が築城、則職・政職と継承され天正六年(1578)か七年に羽柴秀吉の播磨侵攻で滅亡したとされる。
現在ある城郭風の建物は、市の出張所。
出石城趾

兵庫県豊岡市
地形種類:平山城
築城者:山名氏政
主要城主:山名氏政・小出氏・仙石氏
復興櫓

安土桃山時代に、山名氏政が有子山に建てた山上の山城「有子山城」がもともとの城。その後、小出氏が入城し、現在の場所に城を築いたのが、現在の城。城下には、家老屋敷や辰鼓楼などが、残っている。
龍野城址

兵庫県たつの市
地形種類:平山城
築城者:赤松村秀
主要城主:赤松氏・脇坂氏
復興櫓

赤とんぼのふるさと、播磨の小京都

花隈城趾

兵庫県神戸市
地形種類:平城
築城者:和田惟政
主要城主:和田氏
模擬石垣

織田信長が中国へ勢力を伸ばす手段として築かせた城。現在は、碑が残るのみで、模擬石垣の下は駐車場、上は公園になっている。
明石城

兵庫県明石市
地形種類:平城
築城者:小笠原忠真
主要城主:松平氏
現存櫓

家康が西国ににらみをきかせるために外孫の小笠原忠真に築城させた。現在ある2つの櫓は、それぞれ伏見城・三木城などの資材をもらい受け移築された。明石城は、本丸に御殿を築き、4隅に三重の櫓を配したが、天守台の石垣は築かれたものの天守閣は、建てられなかった。

赤穂城
兵庫県赤穂市
地形種類:平城
築城者:浅野長直
主要城主:浅野氏・森氏
城跡

現在は、復興された隅櫓や大手門・堀などがある
彦根城
滋賀県彦根市
地形種類:平山城
築城者:井伊直継
主要城主:井伊氏
現存天守

国宝4城(松本・犬山・姫路・彦根)の一つ。城の完成を急いだため、廃城になった大津城の天守を移築したと言われている。
姫路城
兵庫県姫路市
地形種類:平山城
築城者:池田輝政
主要城主:池田市・本多氏・酒井氏
現存天守

別名白鷺城と言われるにふさわしい、美しい城。だが、その美しさとは異なり、この城はきわめて実戦的な城としてのなわばりを持っている。
福知山城
京都府福知山市
地形種類:平山城
築城者:明智光秀
主要城主:明智氏・朽木氏
復興天守

内部は、資料館になっている。
たくさんの五輪塔や宝きょう印塔が石垣に使われているのが特徴。
伏見桃山城

京都府京都市
築城者:豊臣秀吉
主要城主:豊臣氏・徳川氏
復興天守

現在建っている天守は、キャッスルランドの展示館として建てられたものである。キャッスルランド閉園後は、総合運動公園として再オープンしている。訪れたときは、外壁の塗り替え工事中であった。

伊賀上野城

三重県上野市
地形種類:平山城
築城者:藤堂高虎
主要城主:筒井定次・藤堂氏
復興天守


城跡の上野公園内には、忍者屋敷・芭蕉を祭る俳聖殿などがある。現在ある天守は、高虎とは全く関係なく個人が私財を投じて構築された物だそうな。
岸和田城

大阪府岸和田市
地形種類:平城
築城者:小出秀政
主要城主:小出氏・岡部氏
模擬天守

お城の前には、八陣の庭といわれるりっぱな石庭がある。
城の始まりは、楠木正成が、この地の守護であったときに一族の和田氏にこの地の代官を命じつくらせたもの。当時、城地は海辺にあったので、岸の和田といわれたのが、岸和田の地名のおこりだそうだ。


長浜城

滋賀県長浜市
地形種類:平城
築城者:羽柴秀吉
主要城主:羽柴氏
復興天守


近江の浅井長政が織田信長に滅ぼされたあとその居城の小谷城に入っていた秀吉が、山が高すぎるため、今浜の佐々木氏の旧城跡に新しく城を築いた。このときに、今浜を長浜と改めた。
廃城後、その石材・木材を彦根城構築のために、運んだと言われている。ここにいた、秀吉・山内一豊ともに出世したため縁起のよい城とされている。

二条城

京都府京都市
築城者:徳川家康
主要城主:徳川氏


徳川家康が上洛したときの宿舎として構築。始めの天守は、伏見城を移築したものであったが、のちに淀城に移され、新たに天守がつくられたが、落雷のために焼失した。二の丸御殿は、15代将軍徳川慶喜が大政奉還を行った場所として有名である。

大阪城
大阪府大阪市
地形種類:平城
築城者:豊臣秀吉・徳川秀忠
主要城主:豊臣氏・徳川氏
復興天守

現在の天守閣は、徳川氏のそれではなく、豊臣氏の天守閣を参考に復興された。徳川氏は、豊臣時代を上回る城郭を構築し、徳川の権威を示そうとした。
洲本城

兵庫県洲本市
地形種類:
築城者:
主要城主:
模擬天守


海賊安宅水軍の安宅氏が築城

丹波篠山城趾

兵庫県多紀郡
地形種類:平山城
築城者:徳川家康
主要城主:青山氏
城跡

徳川家康が大阪と西国大名に対するにらみをきかせる拠点の一つとして築かせた。3月着工・12月完成という異例の突貫工事であったらしい。
竹田城趾

兵庫県朝来市
地形種類:山城
築城者:山名持豊・大田垣光景
主要城主:大田垣氏・赤松氏


山名宗全が家臣の大田垣光景を城主として、近隣の豪族などの勢力に備えて築いた山城。

和歌山城

和歌山県和歌山市
地形種類:平山城
築城者:徳川頼宣
主要城主:徳川氏
復原天守


徳川御三家の一つ、紀州家の居城。
1846年に落雷で焼失、1850年に三層の天守を再建するも、1945年にアメリカ軍の爆撃によって焼失してしまった。