兵庫県丹波市 柏原近辺                                               ☆美しい景色に戻る☆

柏原は、1598年に織田信長の弟、織田信包が藩主となってから約400年にわたって、織田家の城下町として栄えた町です。また、6歳のときに「雪の朝 二のじ二のじの下駄のあと」と詠んだ俳人 田ステ女の出身地としても知られています。

柏原の待ち巡りのスタート地点、JR柏原駅です。この駅舎は、平成3年に大阪で開かれた「花と緑の博覧会」で使われた建物を移築した木造の駅舎です。
駅前にあったポストですが、昔のポストを模しているのでしょうか、黒塗りのちょっと変わったポストでした。
ここは、太鼓櫓といって、登城の合図などを行っていた櫓です。参勤交代などで江戸から帰ってきたときの合図にも打ち鳴らされていたそうです。
柏原の町並みです。ところどころ古い建物が残っています。
ここは、織田家が藩政を行っていた陣屋の跡です。私たちが訪れたときは、工事中で周りを整地している様子でした。
陣屋の中です。当時は、約2万平方メートルの敷地内に主屋・台所・藩校などの建物があったそうですが、現在では、長屋門とこの表御殿の一部が残っているのみだそうです。
これは、旧氷上高等小学校の校舎跡です。のちに、柏原病院としても利用されたこの建物は、明治時代の貴重な洋館です。
織田家の廟所です。代々柏原藩の藩主を治めた織田家の墓所です。
樹齢1000年を超えるケヤキの大木が川をまたいで形づくっている木の根橋です。根が、まるで石のように堅く川をまたいでいました。
木の根橋の近くにある織田神社は、3代藩主の織田信勝を祭神とした神社だそうです。
(2010.4.29訪問)