萬代山岳会第13回山行 坊村から武奈ヶ岳

 萬代山岳会第13回山行は、2001年6月3日(日)に、武奈ヶ岳を今回は坊村から登るコースを選びました。 今回は、5人と1匹という久しぶりの盛大な参加を得た山行になりました。
 参加者は、ダブルHさん、いっちゃんとアリスに久しぶりの「虫取り名人」氏、そして新会員の「謎の美女2」さんでした。




 午前9時にJR堅田駅で待ち合わせ、車で坊村まで30分。車の中ではアリスが沢山の人に囲まれ大はしゃぎ状態でした。
 9時40分、登山口に到着。本日は快晴状態でした。


この後、急な登りを後ろから引っ張られることも気づかず抱かれているアリス
 
 今回の選んだコースは武奈ヶ岳に最短時間で到着できるコースであり、つまりは急勾配ということであり、お尻の重いミズHさんはアリスに期待をかけリードを持ち登り始めました。 しかし、アリスにとっても急登でしかも後ろから引っ張られる状態でばて気味。しきりに『はぁ、はぁ』息をつき、苦しそうでした。
ミズHさんはアリスに期待していたのですが、少し登っては立ち止まる状態で思ったほど引き上げてくれないため、自力で登らなければならなくなり1人と1匹はリードを通して互いに息を切らせて登っていました。


アリスは後ろから引っ張られ、ばて状態。少し登っては立ち止まり後ろを見ながら、疲れを癒していました。

10:30 息切れ状態のため休憩。
 
 この後、まだまだ急な登りが続き、アリスも青息吐息。



11:45 御殿山頂上で(1097)西南稜をとおして武奈ヶ岳の頂上が望める。

 午前11時45分、御殿山頂上にようやく到着。天気快晴で気持ちがいい風が吹いている。武奈まで後30分程度だが、頂上には沢山の人が来ていると思われるので、ここで昼食をとることにしました。
気温も高く初めは、持ってきた冷めたおにぎりやお弁当で済ませていたが、やはり物足りない『いっちゃん』はお湯を沸かしてカップ麺を追加して食べました。 アリスもおにぎりとカップ麺など食べていましたが、普段の寝てばかりの生活がたたり食欲なく、すぐ伏せ状態になり真剣に休息をとろうとしていました。



12:20 武奈ヶ岳頂上。写真では伺えませんが、頂上は人だらけで写真を撮るため順番待ち状態でした。
 
 12:40 武奈ヶ岳頂上を下り、コヤマノ岳を経て中峠まで人が多く結構時間がかかって中峠に到着しました。 13:20中峠到着。その後の小川新道コースは人が少なく、急勾配の下りのコースでアリスもリードを放し自由にさせて下降しました。



急勾配の下り道を膝をがくがくさせながら下っていきます。


 中峠からの下り道は険しく、中年者にとっては膝もがくがくしつらい道でした。 アリスの方は、リードを放してもらったおかげで、岩場の下りも軽やかに降りていきます。
 14時過ぎようやく林道に到着。そこから1時間半ほどのだらだらした林道を歩いて駐車場に到着。
 アリスは、中峠からの下りは行っては戻りの繰り返しでそのあおりだと思いますが、帰りの車の中では疲れ果てシートに伏せたままで、家にたどり着いても自ら動けず、抱き上げないといけない状態でした。
抱こうとしても、筋肉痛のため?か『ひゃん』と鳴いて嫌がり、普段は傍若無人で偉そうにしているのが、哀れで無理をさせてしまったと後悔しました。
しかし、翌朝には完全に復活し、いつものわがままアリスに戻り、元気に走り回っていました。