本文へジャンプ          阿部泰隆の小説

市長「破産}


☆目次霊柩車
 

☆プロローグ令夫人



小生、このHPの冒頭で小説家を目指す?と称していましたが、念願かなって、小説家? 吾妻大龍として、「市長破産」を信山社から出版して頂くことができました。

この本の第一部は92頁の「小説 市長破産」です。内容は、市民を裏切って、公金を組合のために浪費・流用している中部地方の清都市(すでに汚濁市になったが)を舞台に、住民訴訟でその違法の是正に努める住民運動家草の根強子たちと弁護士冨士山家康が下級審で勝訴したのに、、議会の権利放棄議決有効の最高裁判決で挫折しつつ、なお食いしばって、最終的には権利放棄議決無効、市長に賠償責任を負わせて、違法行政を一掃し、我が国は違法行政放置国家から法治国家に前進したという話です。ある程度は現実にあった闘いを借り、ある程度は今後の希望です。第二部は、徹底した法令コンプライアンスと新しい施策、第三部は、法律相談の形で住民訴訟を解説したり、首長が、住民訴訟で責任を問われたり、間一髪〔かなりは司法の腐敗のために〕責任を問われずに済んだという事例の解説です。全体として新書版で208頁です。

 住民訴訟、行政法だけではなく、鞄持ちが出世し、正義派が左遷され、市民の金を組合その他一部の者につぎ込んで、票を買収して当選する自治体の組織的腐敗、役所に甘い司法の構造的な腐敗なども解説しているつもりです。

定価も980円円+税と安価ですので、ご参照賜れば幸いです。

 

 校正の時、しっかり考えずミスをしましたので、謹んで誤植訂正させて頂きます。

18頁 市長 駄馬神様 鞄持ちの次、禅譲を受けて市長になった→副市長 駄馬神様 鞄持ちの次、禅譲を受けて市長選に出馬した。

具体例の解説のなか 第五部で解説している→ 第三部第二章で解説している。

51頁7行目 会国→ 全国

  最後の行 鹿差し→ 鹿刺し

91頁 最後の行 仮に裁判所で裁量の範囲内とされるとしても→裁判所で裁量の範囲内とされたが

 




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