1. EDI (Electronic Data Interchange)  
 

運送会社、物流業者、荷主との間で出荷情報」・「配達完了情報」・「運賃請求」等の物流にかかわる

データを、コンピュータ間通信で直接データ交換をおこない、情報を共有管理することによる輸配送管理

業務の効率化を図る。

1. 取引形態の変化

1.1.      1 段階

企業間で行われる商取引は、各種の帳票、書類が交換されていました。

 

1.2. 第 2 段階

発注者側のコンピュータからの出力帳票を受注者側でコンピュータへ再入力したり、あるいは一歩進

んでフロッピーディスクなどの磁気媒体に出力して渡し、それから受注者のコンピュータに入力する方

法がとられるようになりました。

 

 

1.3.      3段階

通信回線が利用されるようになり、コンピュータとコンピュータを結んだ通信回線上で直接にデータの

交換が行われるようになりました。しかし、それぞれの企業が独自のデータの形式を使用した場合には、

取引先毎に専用の端末を設置しなければならない「多端末現象」※図1)や、取引先毎に異なる形式

のデータを自社システム用のデータ形式に変換しなければならない「変換地獄」(※図1)等の弊害が

生じてしまいます。これらの問題を解決するために広く合意された標準に基づいてデータを交換する

EDIが生まれました。

      図1

      

 

2. EDIの定義、範囲など

 「異なる企業間で、商取引のためのデータを、通信回線を介して標準的な規約(可能な限り広く合意され

た各種規約)を用いて、コンピュータ(端末を含む)間で交換すること。」 

3. 広く合意された標準的な取り決め

EDI は多数の異なる企業でも、商談・取引を成立させるために必要な情報をコンピュータと通信を使って

自由に交換ができるところに大きな特徴があります。そこで、独自の方式による企業間ネットワークでの

取引が進展するにつれ引き起こされる弊害を取り除くため、企業間で各取り決めについての合意、つまり

標準化が行われなければなりません。「可能な限り広く合意された各種規約」とはこのことを意味して

います。

 

   出典: (財)日本情報処理開発協会  「EDIとは?」