● 女性器探訪


「妻を貫いた他人棒」の作者です。

今回は、「寝取らせ体験」から閑話休題、夜な夜な男性諸氏がお世話になっている女性器について書かせていただきます。


女の象徴について、私が抱いている思いや、セックス時に女性が感じる悦びの深さ・・・

そして、悦びが極まる時に、女性が表す色々なポーズや仕草の意味について、色々な角度からながめてみたいのです。


文章の中に、「萌え要素」は少ないと思いますので、生理学や心理学に興味がある方だけ残っていただいて、

退屈に思われる方はこの辺りで退出された方がよろしいかと存じます。


以下は、私の乏しいセックス体験を基にした雑感ですが、何かにつれ、皆様のお役に立てれば幸いです。




1・ 女性器は永久なる、男性の憧れ

私は、小学校低学年のとき、仲良しの女の子と庭先の大きい石の上に立って、どちらがオッシッコを遠くまで飛ばすか、

“飛ばっしっこ競争”をしたことがあります。


女の子がスカートを広げ、踏ん反り返ったときに、私の眼に入ってきたのはまさしく、どの腕白小僧も興味をもっていたオ○ン○でした。


セーラー服のスカートの下のあそこは、多分このような形になっているのではないかと淫らな想像をした中学生時代・・・

辺りが暗くなって、通り過ぎる道端から彼女っちのお風呂が見えます。

ガラス窓に浮かぶ女の子のシルエットに、ドキドキしたものです。



それから時が移り、私以外の男のものを受け入れて、体から噴き上がってくる快感に喘ぐ妻、


そして、その姿を見ることに、異常な興奮を覚える現在の私がいます。



こうして、その時々を振り返ってみますと、女性器に対する主観が、自分の成長と共に変わっていっていることに気づきます。


お母さんといっしょにお風呂に入るのを恥ずかしく思えてきた頃・・ それまでは、女性器は単なる性的興味の対象でした。


それから、思春期を迎えると、誰もが恋愛体験をします。

でも、その頃の私は、複雑な女性心理のことまで考えられるほど成熟していませんでした。


意中の女の子、憧れの女の子に対して、その女の子との距離を縮め、何とかして自分の方に惹きつけようとしても・・・

そんな術すら知らない余りに未熟な存在でした。

ましてや女性器は、未知の部分をいっぱい秘めた謎めいたものだったのです。



それが、段々とセックスの経験を重ねると、性的関心が女性器本体もさることながら、

女体が表現する姿態や仕草、そのときの声の方に関心が移っていきます。


愛するパートナーが、自分のペニスで気持ちよくてたまらなって悶える姿を見るのは、大きな喜びだからです。



社会の良識ある方はここまでですが、私のように「寝取らせ願望」をもつ者は、更にその欲望をエスカレートさせてしまいます。


自分が愛するパートナーが見知らぬ他人に抱かれ、自分の気持ちとは否応なく感じてしまう姿に、計り知れない興奮を覚えるからです。


愛する妻の体内で、他人のものが荒れ狂って・・あられもない姿で悶えているのを見ると、たまらない嫉妬が湧いてきます。



このように時系列でながめてみますと、女性器は男性にとって、幼いころは単なる興味の対象であり・・・

思春期においては、性的憧憬の対象であり・・

大人になってからは、パートナーとの喜びを共有させてくれる情愛の対象であったように思えます。


そして、異常な倒錯の世界に入った私にとっては、それは、嫉妬の炎を掻き立たせてくれる歪んだ愛の象徴になったのです。




2・気持ちいいセックスの条件

シンプルですが、とても大切な命題です。

その答えは、皆様もご存知のことと思いますが、私の場合ということに限定して考えてみます。


最近、フェチ(fetish)という言葉がよく使われますが、この言葉は本来「偶像崇拝」という意味があります。


「神秘のベールに包まれた女性器を、思いっきり躙ってみたい」という男性の願望をよく表しています。


男性は、性的興奮を覚えると、自然に女性器を思い浮かべ欲情してしまいます。


私が始めて性体験を持った相手の女の子も処女でした。

むき出しになった亀頭を、初めて女の子の膣に挿入したとき、世の中にこんな気持ちがいいことがあるのかと思うほど、ペニスがじ〜んと痺れました。


ましてやその出し入れは、最高に気持ちよいものでした。


生のペニスを女の子の膣に出し入れすると、その度に快感が生まれること、

そして、その動きにより、相手も大きな悦びを与えられることを知ったのは、大きな発見でした。



女の人の場合は、どうなのでしょう?

私が勃起したものを脈打たせて射精する時、妻も同時に絶頂を迎えることが多いです。


女の人も、好きな人が自分の膣内に気持ちよさそうに精液を送り込んでいることを感じて、深い満足感を得られるのでしょう。


これは、結婚して性体験もかなり豊富になってから気づきました。



こうして考えると、セックスの快感は雌雄の異なる生殖器を合わせ、互いの敏感な部分を擦り合わせることから生まれるのですが、

それよりも愛する人と喜びを分かち合い、それを持続させたいと願う精神面の方が大きく作用するのでしょう。


基本的に、男には、自分の精液を女の子の膣の中へ出して、妊娠させたいという潜在的願望があります。

女の人も、柔らかくて温かいペニスを膣に出し入れしてもらうことで、気持ちよくてたまらなくなり、イってしまいます。


つまり、気持ちよいセックスの条件として、相手を理解し、互いにコミュニケーションを図ろうとする精神的なものが不可欠なのではないでしょうか。



改めて述べるまでもなく、セックスには、「種を保存する生殖機能」と「喜びを味わう快楽機能」の二つがあり、

神様が授けて下さったこの「快楽機能」のおかげで、私たちは気持ちよいセックスを楽しむことができます。


そして、二つの性器を結合させ、心のコミュニケーションを図ることによって、気持ちよくなり、互いに満足することができるのです


言わば、女性器は、種を保存するための大切な生殖器ですが、同時に快楽を生み出すためのツールであり、

互いの関係を細やかなものにするためには、セックスは気持ちがいいものでなくてはならないのです。


仮に、この摂理が崩れて、セックスのときに苦痛が訪れ、死ぬときに快感が伴ってきたら大変です。

世の人々は先を争って自殺することでしょう。


人類を滅亡させるなら、何も原水爆やエイリアンに頼らずとも、快感を湧かせる生理的メカのスイッチをセックスから取り上げ、

断末摩の瞬間に置き換えるだけでよいのです。




3・ 「イク〜う!」「落ちる〜う!」「とける〜う!」からわかる、女性のタイプ

最初に確認しておかなければならないことは、レイプや輪姦など強制、拘束性がある異常な状態では、

女性の体は快感が湧くような状態にはならないということです。



私はある時、宴会の酔狂でコンパニオンさんに、



「仮に、レイプされたとして、その時女の人って、感じるの?」


と尋ねたことがあります。


返ってきた答えは



「それは、女の体は始まってしまえば、相手が誰でも感じてしまうわ。男の人もそうでしょ?

でも、心は別物よ。絶対に許さない、負けないってがんばるわ。」


というものでした。


要するに、体は犯されても、精神までは浸されないと言うことです。


私は経験がないのでわかりませんが、レイプされている女性が、快感の余り「イク〜う!」と叫ぶことは、あり得ないと思います。


前置きが長くなりましたが、女性は自分が納得できる状況でないと相手を受け入れないし、

自分が悦びに満たされている状態でないと、そのような言葉を発しないということです。



それで、女の人が絶頂を迎える時に叫ぶ言葉として、「イク〜う!」「落ちる〜う!」「とける〜う!」などがあるようです。


どれも快感の極みを表現する言葉で、似通ったものに思えがちですが、

私には、それらの言葉には、それを叫ぶ女性の人間性が込められており、女性のタイプを表しているように思えます。


試しに、どなたか精力絶倫の方が三人の女性と代わる代わる交わったとして、
それぞれの女性の頂点の声は多分異なるでしょう。



女性は、ペニスのスラストで膣内が潤い、気持ちよくなってくると、イッて快楽を味わいたいという願望を大きくします。


そして、イキそうな状態に近づくために、更により強い刺激を求めてこのように叫ぶことがあります。


また、体を走る快感が続いた後に、もっと深い快感が訪れることを期待して、「イク〜う!」と叫ぶことも多いのです。



面白半分に、女性が悦びの余り、口走る“喘ぎ声”について、分析してみます。


最初に、同質の類似語@「イク〜う!」ですが、

この言葉は、悦びが体のどこから湧いてくるのかわからないほど感じてしまって、至福の快感が全身を走る感覚を指しています。


この女陰から脳神経まで届くボトムズアップの快感伝達は、とても自然な体感の流れなのです。


そして、「イク」は、「行く」の掛け言葉であり、「これから気が遠くなるほど甘美な世界へ行きます・・・」という女体の陶酔感を表しています。


そして、行きつく先がわからないほどの灼熱の快感を期待しています。


また、「イク」は、「逝く」の意味もあり、このままイって、死んでしまうほどの凄まじい快感が訪れても構わない凄いと言っているのです。


溢れ出る快感をそっくり受け止めて、「イク〜う!」と叫ぶ貴女は、身を焦がす悦びをそのままストレートに表現できるとても素直で純真な、すばらしい性感の持ち主なのです。



次に、類似語A「落ちる〜う!」についてですが、この言葉を漏らす女性の深層心理を考えると・・・

「落ちる」ことは「堕ちる」の意味もあり、現在の普通で安全な状態から、何か危険性がある地点へ降下することを表しています。


更に、その崖っ淵へ落ちることを、心のどこかで密かに期待しているような心理がはたらいているようにも思えます。


一口で言えば、通常の状態から離脱して、自分を異なる別世界へ誘いたいという願望を作用させているように思えます。


現在の幸せな状況から・・・自分を誘惑して、何か危ない香がするところへ連れていってくれることを期待しているのかもしれません。


無意識のうちに、「落ちる〜う!」と叫ぶ貴女は、魅惑の世界を追及する超ロマンチストであると同時に、

リスクを厭わないほど、性への貪欲さをもつ危ない女性なのかもしれません。




最後に、類似語B「とける〜う!」ですが、

この言葉は「溶解」ひいては「消滅」という言葉につながっていきます。


交わりながら、体から噴き上がってくる次の悦びが、今のものよりもっと凄いものであってほしい・・・

そして、わたしの体を破滅にまで導いて欲しい


このような状態に自分自身をもっていきたいという意思の積極性すら窺えます。



また、この言葉はそれだけにとどまらず、自分の体が消えて無くなってしまうほど荒々しく扱って欲しいという被虐性を帯びています。


例えば、


「オ○ン○の中をめちゃくちゃにされるほど、荒々しく扱ってほしい。」


「オ○ン○が壊れそうなくらい激しく苛めてもらって・・悦びの極みを味わいたい。」


といった破壊願望が根底にあるように思えます。


自分の体を犠牲にできる女性は、他人に対しても優しく献身を厭わない女に違いありません。

絶頂の度に、「とける〜う!」と叫ぶ貴女は、

男性にとことん尽くす素敵な女性

自分が躙られることに密かな喜びを覚える“被虐願望”をもった女性なのかもしれません。




4・ セックス時に女性が表すいろいろなポーズ

セックスのとき、女性はいろいろな姿で性感の高まりや欲求をパートナーに伝えます。

腰を振ったり、腿を擦り合わせたり・・・そして、秘部を突き上げたり・・・。


愛しい人のこのような悶える姿を見ると男性はたまらなくなり、自分に自信が湧いてきて、パートナーを征服したような気分になります。


でも、あくまでもセックスには、パートナーが存在し、周りの雰囲気やバリエーションによって、

悦びの深さやそれを表す程度が、大きく変わってくることを忘れてはならないと思います。



個人差があるので、一概には断定できませんが、先ず、「腰を振る」動作です。


女性はイキそうになると、膣の入り口付近をきゅっと締め、膣奥に広い空間をつくります。


精液を子宮内にいっぱい吸い込むことができるようにするためで、女体をそのような状態にもっていくために「興奮してイク」ことが必要なのです。


そして、女性は、悦びを堪えきれないほどイクために、膣内の摩擦刺激をより欲しがるようになります。

それで、腰を激しく振り、ペニスと膣内の粘膜が激しく擦れるように動くのです。


だから、「腰を振る」ことは、「そろそろ、イキそう」というサインなのです。



次に、「膣を絞める」ということは、開放や拡大作用ではなく、内に向かって物を狭めよう、縮小させようとするマイナス志向の動作です。


それでは何故、その負の動作を行うのでしょうか?


これには先ほども言ったように、女性は潜在的に自分の膣の中へ精液を出してもらい、妊娠したいという願望をもっていることと関わっています。


男性にたっぷりと精液を出してもらうために、女性の膣は男性のペニスをとても気持ち良い状態にさせなければなりません。


従って、「膣を絞める」ことは、自分自身の快感を増大させることでもありますが、同時に律動を加えてくれる相手にも快感を与え、

射精を促す目的も持っているのです。


女性が、「膣を絞める」のは、更なる悦びを求める動きでもあるのですが、同時にパートナーの興奮を最大にまでもっていこうとする努力でもあるのです。



三番目に、「膝を窄めたり、太腿を捩る」動作は、「膣を絞める」こととよく似ていますが、「パートナーの動きには余り影響されず、

女性が独りで行う動作である」という意味で、微妙に異なります。



ペニスを膣内で往復されると、女性はもっと気持ちよくなりたいという気持ちが高まってきます。


そして、「膝を窄める」ことによって、溢れ出る快感を短時間のうちに効率よく取り込みたいという性的欲求が生じ、

ほとんど無意識のうちにそうするように思えます。


更に、この閉脚運動は「こらえる」「耐える」という精神作用も伴っています。


体を駆け巡る快感の渦が、自分の予想とは異なってとても激しい時、女性は慌ててしまいます。



「こんなはずじゃ、なかった・・・」



予想以上の・・自分の意思ではどうしようもない・・・コントロールが効かない悦びに耐えるべく、膝を窄めようとするのです。




最後に、「秘部を持ち上げる」動きですが、よく皆様の体験談の中に「体操のブリッジのように・・・」とか、

「体を反り上げて・・」とかいった表現を目にします。


女性は、「秘部を突き上げるような動き」を何故するのでしょうか。

話があらぬ所へ飛んで恐縮ですが、うちには2匹のネコがおり、時々ケンカをします。


その時、動物にとって一番大切なところ、または弱いところは絶対相手に触らせないようにしてケンカをします。


女性器は、女にとって最も恥ずかしいところであり、大切なところなのです。

それを敢えて人前に晒すように突き出すことは、とても危ない行為であり、パートナーに全幅の信頼を置いていないとできることではありません。


これ以上は堪えきれないという絶頂の極みでそのような動作を行うのですが、それだけの短絡的なものではなく、



「私の身は、あなたに任せます。」


「私の体を、あなたが好きなように使ってください。」


というように、相手を信頼しきった意思表示なのです。


ですから、上記のような腰を振ったり、膝を窄めたりする動作よりは格段に次元の高い、

悦びが最高潮に達し、パートナーも一緒に終末を迎えてほしいと願う時・・・

つまり、セックスのクライマックスの時だけに表れる動作なのです。


私も、妻がこの姿態を見せるときが、一番興奮します。



最後になりますが、このようなことを綴ったのは、私の中に巣食っている「寝とらせ願望」がもつ魔性の感覚が影響しているのかもしれません。


世間の普通の方からは、禁断の領域、人倫を踏み外した行為と、倒錯の世界を許さない指摘はいくつもありますが、

それが他人様に迷惑をかけない限り、密かな個人の愉しみにしておきたいと思っています。