● 寝とられ、妊娠


新婚生活も3か月目に入りました。
妻の浮気に対する怒りも和らぎました。
逆に、その情景を思い浮かべ、妻の体を求めてしまいます。
セックスをしながら、妻にその日の出来事を話させます。
妻も今まで以上、淫らに反応してしまい、セックスの回数はますます増えていきました。
セックスをしながら、何度も何度も知らない男に抱かれたことを、話させます。
いけない事をしたはずの妻が、話をしながら何度も絶頂に達してしまうのです。

「う、後ろの座席に・・はうっ・・逃げようとしたの。ああん・・そしたら、こんな風に・・こんな風に、後ろから・・ああっ・・触られたわ」

妻の白いお尻を撫でさすります。

「それからどうしたの?」

「いいっ・・・割目の中に指を入れられました。はうっ」

私も割目に指を入れます。

「ク、クリトリスを摘ままれて・・・あああ、ああっ」

「こうかな」

「そう、そうですっ。あああ、ね、ね、いっちゃううう。ああああ」

「逃げなかったの?」

「後ろの座席に・・・頭がつかえて、・・・それ以上逃げれなかったの」

「それで?」

「助手席に移って来て、私の後ろから入れられました」

私も妻の後ろに移動し、蜜が溢れた小さな膣口にあてがいます。

「こんな風に入れられたの?」

「あああっ!そう・・・ああっ、いくうう」

「こうして擦られたのか。膣の中を」

「ご、ごめんなさい。ああん、ああ・・・ごめんなさい・・・ゆるして・・・あああ」

何度も痙攣する妻。

「気持ち良くなったのか?知らない男に入れられて、気持ち良くなったんだろう?」

「はい、気持ち良くなりました。ああっ、あっ、あっ・・気持ち良く・・ああん・・なりました」

「ご免なさいを言いなさい!知らない男のちん○を、ここに入れて気持ち良くなったの」

「はああん・・・ご、ごめんなさい・・ああ、いいっ、いいの・・ごめんなさい・・知らない人の・・・ペニスを入れました・・・ああっ、ああっ・・気持ち良くなりました。ああああ」

「痙攣したのか?」

「わ、分からないけど。したとおもう・・ああん」

「こうして知らない男を喜ばせたのか?」

「あん・・・はい、そうです。喜ばせました。あああ」

「一杯濡らしたのか?」

「はい、ぬれました・・・ああん・・・はずかしい・・ああ」

「何度も逝ったんだろう」

「そんなに逝かなかったと思うわ・・2回くらいかな・・ああん・・ごめんなさい」

「精子は?」

「お口でしました。排卵日だったから」

その時と同じように仰向きになり、私のペニスをくわえさせます。

「やっぱり貴方のペニス、ここが大きいのよ」

そう言うと妻は、その時を思い浮かべながら、私のペニスを口に入れるのです。

共稼ぎなので、しばらく子づくりは控えることにしています。
相変わらず、膣外射精です。
妻の膣の中に精液を入れる時は、生理の最中と最終日だけです。
そんな訳で、私自身危険日は分かりますが、妻は念を押して言います。

「今日は危ない日だから、中に入れないでね。お願いします」

さらに、私が達する寸前に、

「でるよ。もう出るよ」

「ああん、ああ。お外に出してね。お外にね。ああああ」

必ず妻のお腹の上に精液を出します。
今まで5年間、妊娠したことはありません。
先月過ちを犯した妻でしたが、私はとても愛していました。
それ故、避妊には十分注意を払っていたのです。
完璧だったはずでした。

夏場,妻の仕事は暇になります。
妻の通勤時間は1時間半です。
退社時間は16時なので、余裕で帰宅できます。
そんなある日。

「明日、卒業生同士の集まりがあるの。明日は遅くなるから、実家に泊まるわね」

卒業生同士と言っても、一部の役員をした人たちです。
先輩たちの方が多いでしょう。
その中には、妻が恋をした「応援団の彼」もいましたが、私はその時彼が出席するなど、知りませんでした。
当然卒業生同士なので、お酒は飲んだでしょう。
「応援団の彼」は、学生時代から大きめの車に乗っていましたので、お酒は飲みません。
11時頃、妻の実家に電話をしましたが、まだ帰ってきていませんでした。
一次会では済まなかったようです。
結局、妻から電話は来ませんでした。
かなり遅かったのでしょう。
先月の浮気のことも脳裏をかすめます。
次の日、帰宅した妻に色々聞きましたが、差障りの無い話で終わりました。
入浴後、妻の体を求めましたが、やんわりと拒否されてしまいました。
セックスを拒んだのは、前回を含め2度目です。
生理の最中でも、楽しんできたのです。
月に10回セックスをしたとして、5年間で600回です。
実際は、毎日のように妻の体を楽しんでいましたし、1日3回交わった事も多々ありました。

そしてその2ヶ月後。
9月30日、帰宅した妻にいきなり切り出されます。

「赤ちゃん出来たの」

「えっ!出来たの?」

「今日病院に行って来て、妊娠しているって言われたわ」

その割に嬉しそうではありません。
笑顔どころか、厳しい表情をしています。
二人の初めての子供です。
愛しあった二人に授かったのです。
私は疑いもせず、思わず喜びが込み上がって来ました。
次の言葉でどん底に落ちるのですが。

「降ろすね」

「えっ、なぜ?」

「まゆ、そのころ酔い止めのお薬飲んだの。奇形児が出来るかもしれないんだって」

「何時飲んだの。奇形児が出来るか、そんなのわからないだろう?」

「でも、今回は産むのやめるわ。それで、明後日貴方お休みでしょう。病院に付き添って欲しいの」

産婦人科には、予約も入れてあるとの事。
段取りがあまりにも良すぎます。
私が意見を挟む余地など、全くありません。
強引と言っていいでしょう。
はじめから、堕胎する事に決まっていたのです。
私は、何となく納得いかないまま、初めて産婦人科に行くことになりました。
夫として父親として書類にサインをし、手術が始まります。
約2時間、病室で落ち着きなく待っているしかできません。
無事手術も終わり、麻酔からさめぬ妻の手を握っていました。
痛々しくてとても可哀そうです。
妻がなぜ酔い止めの薬を飲んだかは、疑問を抱えたままです。
健康すぎる妻は、薬など飲んだ事は有りませんでした。
生理痛すらなかった妻です。
まして、車に酔った事もありません。

10年後、妻の日記を見てしまいました。
要約するとこうです。

「きのうの2時間は、まゆ、眠っていたから、何が何だか分からないうちに過ぎ去った時間だったけれど、あなたにとっては、ほんとうに長く心配な不安な2時間だったでしょうね。今日 そのことを思って、あなたにばかり心配かけて、ごめんねって言っていました。 (中略 ) 心配してただろうなーって思うと、今も涙があふれてきます。ほんとうに ほんとうに心配かけてごめんなさい」

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「ほんとうにあの2時間、あなたはどんな気持ちですわっていらしたのでしょう。こんど、あんなふうな時は、2人の赤ちゃんが生まれる時ね。 (略)」

原文のままですが、読者の皆様は如何思われますでしょうか?
初めての赤ちゃんを、相談もなしに降ろすものでしょうか?
生理が来ないとの話も聞いていません。
「2人の赤ちゃんが生まれる時ね」は、どんな意味が含まれていると思いますか?

2か月前の日記を探してみました。
それは大学ノートにありました。
ページをめくって行くと、実家に泊まった日のページで、指が止まりました。

「とても心配。あんなことになるなんて。車にのった私が悪いのよね。でも、とても好きだったし、思い続けた おうえん団の彼 ですもの、 素敵だったわ。後悔はしないわ KISSだけで感じてしまったの 力がぬけたの。 でも、どうしましょう。 赤ちゃん出来るかもしれないわ。 中に入れないでって お願いしたのに。 おくまで入れられちゃったわ。 
車の中では シャワーもできなかったし。 入れないでねって言ったのに 人妻だから入れたって 意味わからないわ。 (中略) 
彼、とても気持ちがいいって言ってくれた。さすが人妻だって。 わたしも とっても気持ち良かったの。あこがれの彼ですもの そうよね。 背が高くて素敵よ!
やっと結ばれたの。嬉しかったわ。
でも、すごくびっくりしたの あんなに奥まで入るなんて。苦しいくらいだったわ。まゆのお口から飛び出しそうなの。 (中略) 
帰りが遅いってママに怒られちゃった。 お電話いただいたのね。 心配かけてごめんなさい。 まゆ、わるい妻です。ごめんなさい。 あした、お電話します (略) おふろで 中まで洗ったけれども、赤ちゃん心配よ。だって パンティーにも彼の一杯あふれていたのよ。手で洗ったわ。ママに見つかっちゃう。 (中略) 彼にはもう会わないわ。中に入れちゃうんだもの。 (中略) 
落着いて考えたら、なんとなく分かったわ。人妻のまゆだから、中に入れたのね。赤ちゃん出来ても、責任取らなくていいものね、彼、ずるいわ! (中略) 明日○○○○さんに求められたら、こまるわ。中まで洗ったけれど、精液わかるかしら」 (○○○○は私の名前)

私は、日記を開いたまま、呆然となってしまいました。
不可解なあの日のことが、頭の中を駆け巡ります。
私が5年間もの期間、妊娠には気をつけて我慢してきたのに、たった1回の浮気で妊娠してしまうなんて、とても信じられません。
確かに私と出会う前は、「応援団の彼」に女として恋をしていました。
それに比べ私は、「真由美」の母性愛で結ばれました。
その差は大きいものを感じます。
思い続けた「応援団の彼」に抱かれ、キスをされれば力は抜けてしまうでしょう。
とても感じやすい妻です。
女として、力強い男に抱かれたかったと思います。
私は納得できます。
私に初めて乳首を吸わせたのは、母性愛だったからです。
「応援団の彼」のペニスを、膣の奥まで入れたとき、強い男性の子どもを宿す、自然の摂理が働いたと思います。
初めからコンドームをしなかったこと自体、妻のメスとしての本能が働いたのではないでしょうか。
確かに私とのセックスでは、「今日は危ない日だから、中に入れないでね」と言われれば、絶対に守ってきました。
「応援団の彼」もそうしてくれると思ったのでしょう。
私が同じ立場なら、人妻の膣奥に精液を流し込むと思います。
独身女性を妊娠させる方が、とても面倒です。
また、人妻を寝とる快感もあります。
それも、セックスの良さを十分に知った人妻です。
人一倍感度のよい妻の体です。

今まで秘密がなかった二人に、不倫をして不義の子を宿した妻の秘密と、その妻の日記を盗み見した私は、お互いに永遠の秘密を抱えることになってしまいました。
浮気相手の子を宿し、私がその父親として堕胎に立ち会ったのです。
単に浮気や寝とられだけでは済まないのです。
最悪でした。
もしこのことが、新婚当時に露見したら、間違いなく離婚していたでしょう。
前回の浮気も、離婚せずやっと我慢したのです。
「真由美」は厳格な家庭に育った、お嬢様のはずでした。
そして、これで二度と浮気などバカげたことは、しないと思ったでしょう。
この時は・・・・