● 第5章


結局、その日はそこまで。
中学生の妹が帰宅する時間なので、ふらふらする妻と、町中へ出かけました。
手を繋ぎながら歩く妻は、何を思ったのか、

「ジッパーを下げようか」

と言って、スカートのフロントジッパーを下げます。
夕方とはいえ、まだまだ明るい午後の4時。
ピンク色のナイロンパンティーは、地肌を隠す役には立っていません。
露出して歩く「真由美」より、私の方がはるかに心臓が高鳴り、ドキドキしています。
それに比べ、「真由美」の方は度胸あります。
私はおろおろするばかり。
幸い人通りは少なく、数人とすれ違っただけでした。

「歩きにくいわ」

「どうして?」

「濡れているから、太腿がすべるの」

彼女の太腿はあふれた愛液で、ヌルヌルなのでしょう。
そんな会話をしながら、何時もの喫茶店まで歩きました。
階段を上がる時、ミニスカートの中を見上げますと、「真由美」の白い太腿は、オイルを塗ったように輝いています。
流石に喫茶店ではジッパーを上げ、素知らぬ顔で定席に着きます。
さっきまで、女の恥ずかしいところを、私にさらけ出し、愛蜜を溢れさせていたのに。
私の指を2本も受け入れたではないか。
女は強いものですね。
少なくとも私より。

はじめはキスをしたかった。
それだけが望みだった。
キスを体験すると、乳房を触りたくなる。
次は、女が一番隠しておきたいところを見たくなった。
私の欲望は、どんどんエスカレートしていく。
「真由美」の裸を見てみたい。
きっとそのあとは、ペニスを入れたくなるのだろう。

私は朝早くから「真由美」の自宅に通うようになりました。
オートバイで乗り付け、ブロックの塀にそって止めます。
オートバイを踏み台にして、ブロックを乗り越えると、そこは「真由美」の部屋。
パジャマ姿の「真由美」が、窓を開けて私を招き入れ、靴を脱がします。
彼女の母親は、出勤の為に忙しそうにしているのでしょう。

「まゆちゃん!お台どこと、お洗濯お願いね!いってきまあす」

私がいることなど分かるはずもなく、元気に声をかけて、玄関から出ていきました。
私のオートバイにも気がつきません。

「シャワーを浴びてくるね」

彼女は、バスタオル1枚を巻きつけて、戻ってきました。
ソープの爽やかな香りがします。
すでに私のペニスは、はちきれそうです。
今日は、はじめて「真由美」の全裸姿が見れるのです。
「真由美」はベットに横になり、

「昨日、お布団干しておいたから、ふかふかで気持ちいいよ」

と、私を誘います。
私は洋服も脱がず、「真由美」の隣にもぐりこみます。
なるほど、布団はふかふかで、太陽の香りがします。
とても清潔な感じで気持ちの良い布団です。
18歳の女性の部屋と彼女を毎晩包む布団。
女のベットに入るのは初めての経験で、とても興奮しています。
「応援団の彼」も「おにいちゃん」も、ここまで来たことはないだろう。
私はひそかに優越感に浸る。
何時ものように体を寄せ合い、甘いキスから始まります。
私はすぐにバスタオルを外し、形のよい白い乳房をしばらく見つめ、優しく握ります。

「はううっ」

唇を離し、「真由美」の全身を見ます。
豊かな乳房から、さらに盛り上がった乳輪は、まだ処女の色合いです。
小さな吸盤のように盛り上がった乳輪には、乳首が埋もれています。
両手で回りそうなくらい、細いウエストをしています。
そこから腰が張出し、長い綺麗な脚に繋がっています。
ふっくらとした丘の上には、30本ほどの未発達な陰毛が萌え出ています。
その陰毛は、中心部から左右に広がっていますが、割目を隠す役には立っていません。
陰毛の生えている範囲は、わずか3センチ四方でしょう。
割目は子供と同じく露出したままです。
大陰唇はふっくらと柔らかく肉厚で、手のひらで包むと、とても気持ちがいい感触です。
当然無毛なので、すべすべしています。
体全体の感触は、所謂もち肌で吸い付くような肌をしています。
透き通るようなきめ細かい白い肌をしています。
小さい頃から習っていたクラシックバレーと、高校時代の新体操で鍛えられた体は、無駄なぜい肉は全くありません。
ペニスが痛いほど硬くなっているし、「真由美」だけ全裸では不自然と感じ、私もベットの上で素早く脱ぎすてます。
これでお互い全裸です。
「真由美」を抱きしめキスをすると、素肌が触れあいペニスがさらに固くなります。
夢中で唇をむさぼりあいながら、私の手は横になっても崩れない「真由美」の乳房を揉みしだきます。

「あんっ」

「真由美」の体は、感度が良すぎます。
埋もれた乳首の先を優しく撫でると、すぐに飛び出してきました。
片方の乳首を唇で転がし、片方の乳首を指でくねります。

「ああん。ああっ」

乳首から徐々に下の方に唇を移動して、白い太腿にたどり着き舌を這わせます。
揃えていた太腿が緩んできます。
そっと足を広げ、その間に体を入れ、割目を開きます。

「ああん。恥ずかしい」

シャワーを浴びたそこは、清潔な香りです。
すでに愛液はあふれています。
無毛の大陰唇にキスをします。

「あんっ。そんなこと。ああ」

「真由美」の大陰唇はふっくらとして、とても柔らかい。
白い乳房よりはるかに心もとない柔らかさです。
私は、右と左の大陰唇を、交互に吸い上げます。
口の中に入れた大陰唇を、子犬のように甘噛みします。
割目からは大量の愛液が滲み出てきました。
それをすくうように、割目に舌を這わせます。

「ああ、それ。うくうう。ねっ、ねっ。お口、汚れちゃうよ。」

「綺麗だよ」

「真由美」は我慢していますが、どうしても淫らな声は漏れてしまいます。
親指で、割目を開くと「ぬちゃ」と粘りのある音がしました。
すでに、小陰唇は厚さを増して、勝手に開いています。
ピンク色したクリトリスが、ビクンと可憐な動きをしています。
とても可愛いクリトリスなので、私の舌で撫でてあげます。

「ああああ。駄目!駄目よ!あああん。あっ。あっ」

全身硬直して体を反りかえし、ぶるぶる震えています。
太腿の先は、シーツから離れて宙を舞い、痙攣しています。
「真由美」がはじめて逝った瞬間でした。
私は女性が逝ったところを初めて見ました。

(すごいなあ。こんなになるんだ)

正直なところ、私はかなり驚きました。
「真由美」はぐったりしていますが、時々ビクンと跳ねます。
私は我慢できず、「真由美」の上に重なります。
正気に戻った彼女は、

「だめよ。赤ちゃんができちゃう」

といって、足を閉じて挿入を拒みます。
悲しそうで、苦しそうな私を見つめ、

「間になら入れてもいいわ」

と、私のいきり立ったペニスを大陰唇で挟み、太腿を閉じました。
愛液でぬるぬるの大陰唇は滑りも良く、挟まれたペニスは自由に前後できます。
「真由美」もクリトリスが擦れるらしく、気持ちが良いようです。
お互いにセックスをしている感じになっていました。
柔らかすぎる大陰唇に挟まれたペニスは、これ以上ないくらい気持ちがいいのです。
私は誰に教わった訳でもありませんが、腰が自然と前後に動きます。
大陰唇に挟めたペニスの角度が、微妙に変化していきます。
割目に並行だったペニスは、徐々に角度が出来てきます。
より下から「真由美」の割目を突き上げます。

「ああん。あっ。あっ。あっ」

突き上げるたびに、淫らな声を漏らします。
濡れ方も尋常ではありません。
シーツに染みが広がっています。
ペニスを突き上げ抜くたびに、「ぬやっ、ぬちゃっ」と音が漏れます。

「ああああ。ああ。恥ずかしい。あん」

2度目のエクスタシーです。
私をはねのける様にして、反り返り痙攣しています。
両手はシーツを握りしめています。
私は構わず、ペニスを突き上げます。
「真由美」の太腿は私の足で挟まれたままです。
一段と割目が滑りやすくなってきました。
愛液が溢れているのでしょう。
私のペニスは、破裂寸前です。
自然と「真由美」の腰が前後してきました。
相変わらず太腿は閉じたままです。
私の動きに合わせて「真由美」が腰を突き上げた瞬間、さらに奥まったところに入った感覚がしました。
「真由美」の割目に突き入れるたびに、私のペニスの先が、丸くくるまれています。

(ん?なんだ?この感覚は。さっきと違う。もしかして、膣の中に入っているのかも)

「あっ」

「真由美」も気がついたようです。
私のカリの部分が、「真由美」の膣に入っています。
大陰唇に挟んでいたとしても、あまりにも濡れすぎたのと、「真由美」が腰を突き上げたこと、そして「真由美」の膣が上つきだったことが重なり、結果的にセックスを体験してしまったのです。

お嫁さんになるまで、セックスはしないと、あれほど言っていたのに、一度セックスをしてしまうと、もう拒否はしなくなりました。
時間が取れれば、毎日のように「真由美」のベットで楽しみました。
彼女は、両親の寝室からコンドームを持ち出し、使い方の分からない私のペニスに、上手にかぶせます。
そんな彼女に、不信感は募ります。
初体験のはずなのに、はっきりとした自覚のないまま挿入出来たことも、怪訝で仕方ありません。
「真由美」は痛みも苦痛も出血もしませんでした。
しかしながら、セックスは初めてだと言うのです。

「処女膜を初めて見たとき、後ろの方が切れていたよ」

「どの辺?」

「後ろの方。7時くらい」

「きっと体操部で、開脚の練習をした時よ」

「・・・・・」

誤魔化されたのか、真実は未だに解明されていません。
わたしは90%怪しいと思っているのですが、本人が分からないと言うばかりで、真相は闇の中です。