● 第4章


それ以来、授業が終わると二人で駅まで帰る日々が、増えました。
腕を組んで歩くと、妻の豊かな乳房が私の腕に触れます。
私のペニスは、何時までも硬くなったままです。
ズボンが明らかに膨らみ、人目がはばかれます。
それにとても歩きにくい。
帰り道、遠回りをして市役所に隣接する公園に行くようになりました。
街灯を避けて暗闇の中、2時間ほどベンチで過ごします。
妻の白い太腿が、暗闇に浮かんでいます。
妻の手は、とても柔らかくしっとりとして、吸いつくようです。
妻の唇が妖しく私を誘います。

「キスをしてもいい?」

「おでこにならいいわ」

その日は、妻の額にキスをしましたが、欲求不満は高まるばかりで、
私のペニスは固くなったまま苦しそうにしています。
あくる日、同じ時間、同じベンチで、

「真由美の唇にキスをしたい」

と、苦しそうにいいました。
妻の母性本能が、目覚めます。
しばらく迷っていましたが、母性本能の方が勝りました。

「いいわ」

瞼を閉じて、オレンジの唇を私に差し出します。
初めて妻と私がキスをした瞬間です。
「むうちゃん」とは、全く違う痺れるようなキスでした。

(これが本当のキスだ)

妻の唇は、やんわりと吸いつくような感じです。
ただ押し付けただけの「むうちゃん」とした、乾いたキスとは全く違うのです。

(これが愛しているということなのか?)

今思えば、妻のテクニックが素晴らしかったのが本当なのでしょう。
妻は私の唇を、自分の唇で何度も挟む様にします。
時には啄ばむ様に。
唇の角度を変えます。
私の下唇を吸います。
私はとろけてしまいそう。
妻は少し唇を開いて、私の唇に擦り付けてきました。
私も徐々に合わせ始めます。
同じように、妻の唇を啄ばみます。
妻の舌先が、私の中に入ってきます。
妻の舌先は、私の舌先をチロチロ舐めます。
とても気持ちがいいのです。
私も妻の舌先にお返しをします。
二人の舌先が、交わって痺れてきます。

「ああん」

私は女の小さな喘ぎ声を、初めて聞きました。
その日から私たちは、毎日キスをするようになりました。
同時に、妻の柔らかい乳房にも手をさし向けます。
とても柔らかな乳房です。
キスをしながら、豊かな乳房を味わいます。
乳房を優しくもむ様にすると、妻の息が荒くなり、瞳がとろんとしています。

「あん」

妻とのキスは、とても気持ちが良く、私のペニスも極限状態です。
申し訳ありませんが、「むうちゃん」のキスとは比べようもありません。
こんなに違うものか、我ながら大変驚くと同時に、あまりにも妻が上手なので、私は疑ってしまいました。

(初めてではないのかな? 誰かとしたことがあるのだろうか?)

授業の合間に喫茶店に行っていた時間は、妻の自宅で過ごすようになりました。
当然妻が誘ったのですが。
両親が仕事に行っている間に、妻の自宅で抱合いキスをします。
金曜日は、午前の授業が終わると、速攻で妻の自宅に向かいます。
誰もいない静かな部屋で、キスをしながらブラウスの上から、乳房を揉みます。

「ああん」

妻の乳房を見たい。
直に触りたい。
男として当然の欲求が強くなってきます。
キスを中断して、ブラウスの上から、乳房に吸い付きました。

「ああん」

布地を通して妻の柔らかな右の乳房に顔を埋め、左の乳房を揉みしだきます。

「あんん」

妻は、ブラウスのボタンを自ら外し、ブラジャーをずらしてくれます。
初めて目にする妻の乳房は、とても綺麗でした。

(何と綺麗な乳房だろう。きめ細かで吸い付く感じ)

乳輪はわずかに盛り上がり、その中に乳首は陥没しています。
陥没した乳首は、横一文字しか見えません。
盛上った乳輪は小さめで、肌色に近く粒々があります。
私の頭を抱きしめ、自分の乳房に抱き寄せる妻。
私が年上なのに、まるで母親のように乳房を与えます。
私は乳輪に唇をよせ、埋没した乳首を吸う。
妻の乳首が瞬時に勃起し、乳輪から飛出てきました。
すべて初めての体験。
硬くなった乳首を舌で転がします。

「あんっ」

喘ぎ声とともに、乳首を無理やり離されてしまう。
私はもっと吸いたくて、また硬くしこった乳首を口に含みます。
そして乳首を吸い上げると、

「あっ」

また私の頭を離します。
それが何度も繰り返され、私は欲求不満が募るばかり。
もっと乳首を吸いたいのに、5秒ほどで引き離され、気が変になりそう。
妻は乳首を吸われ、感じてしまっていたのだろう。
それ以上長く吸われると、妻は逝ってしまうのかもしれません。
その次の日も、妻の自宅にオートバイで乗りつけ、母親が出勤したと入れ替わり、
居間のソファーでつんと尖った乳房を与えてもらいます。
感度は素晴らしく良く、埋没した乳首は間髪入れずに飛出るのです。

「あっ」

声が出るたび、乳首から引きはがされる私。
今日はどうしても下の方も確かめたくなり、キスをしたり、乳首をもて遊びながら、めくれ上がったスカートに手を入れました。
薄くて心もとない妻の下着の上から、女性器を触ると、パンティーはすっかり濡れています。

「あんっ。だめええ。あっ」

すっかり力が抜けて、抵抗する様子はありません。
もう尖った乳首を離されることもなくなりました。

「あんん。駄目よ。だめ。あああ」

妻の右足が、ソファーからずり落ちます。
大きく開いた付け根に手を差し込み、柔らかな大陰唇の柔らかさを味わう。
無毛の為、割目が開いたのを、薄い布越しに感じ取れます。

「あああ。いやああ。うくうう」

パンティーの底をずらし、直接毛の無い大陰唇に触れた。

(なんて柔らかいのだろう。ぷにゅぷにゅだ。こんなに濡れている)

「あっ。あっ。あっ。しないでええ」

さすっている大陰唇の裂け目に、抵抗なくするりと中指が入り込みます。

(うわあ。ぬるぬるでつるつるだ)

女の中は、かなり複雑な構造をしているものです。
私はここまで来たら、どうしても処女膜を確認したくなりました。
このままでは、体勢が悪い。
甘噛みしていた乳首を離し、腰のところからパンティーを脱がし始めましたが、
お尻が邪魔で、それ以上下がりません。
妻が上手にお尻を動かすと、するりと小さなパンティーは離れます。
隠すものがなくなった妻の割目に目をやると、

「恥ずかしいから見ないで」

といって自分の顔を両手で隠します。
しかし、肝心の毛のない女性器は、窓越しに日差しを浴びて、私の目前に開かれているのです。
マシュマロのように柔らかい大陰唇を開き、初めて中身をまじまじと見てみる。

(すごいな。こうなっていたんだ。これが女の体か)

濡れて滑る小陰唇をさらに開くと、ますます複雑な構造が現れました。

「いやあん。恥ずかしい。やん」

両手で顔をかくしているのが、可愛くもあり、可笑しくもあります。
きっと私が初めて見る、お嬢様の秘密の部分でしょう。
と、その時は思っていました。
割目の一番奥を覗くと、小指くらいの穴があります。

(これが膣か)

膣の周りは白に近いピンク色をした肉が、盛り上がっています。

(これが「まゆ」の処女膜だ。 おちょぼ口みたい。綺麗だな。)

妻の恥ずかしい穴は、愛液でキラキラ光り、私を誘っているように、膣口がうごめいています。

(あれ、処女膜に切れ目がある)

良く見れば、7時のところに数ミリほど切れ目があるのです。
どうやら処女ではなかったのでしょうか。
キスも初めてにしては上手すぎたし、目の前の処女膜には、切れ目がある。
益々疑心が膨らみます。
妻の言い分は、

「新体操やクラシックバレーをしていたからです」

と弁明します。
お嬢様は相変わらず両手で顔を隠したまま、胸を激しく上下させています。
恥ずかしい秘密の女性器を、私にさらしたまま。
普段はきつく閉じている太腿は、だらしなく開かれています。
不思議ですね。
何時でもどこでも、椅子に座る時など、膝が開かないよう気を使っているのに、今はこうして私に開いている。
恥ずかしくて普段は閉じているのに、肝心な時は全てを剥き出して足を開く。
女の体は不思議だと思う。
白いとろりとしたヨーグルトのような粘液が、薄ピンク色した処女膜の淵から、溢れ出してきました。
私は「真由美」の膣口と愛液で溢れる処女膜を、じっくりと網膜に焼き付けていました。
やがて私は、「真由美」の女性器全体を探訪する余裕ができてきました。
「真由美」の女性器は、とても厭らしいく男を誘っています。
全体的にピンクで、小陰唇の淵だけは濃い肌色です。
割目の上方に可愛い肉粒を見つけました。
ピンクの真珠です。
大きさは、小指の先ほど。
直径は6〜7ミリ。
包皮に埋もれず、立派に自己主張をしています。
数年後、私は「真由美」のクリトリスが、平均より大きいことを知りました。
そしてその感度も素晴らしいことも。
私は女性器の実物を見たのが、この時が初めてだったわけで、他人と「真由美」の女性器の違いは分かりません。
処女膜の切れ目も、そんなものと言われれば、納得せざるを得ません。

「ねっ。恥ずかしい。いやあ」

それでも足は開いたまま、蜜はあふれて垂れていきます。
クリトリスと膣口が蠢いています。
私は愛液が溢れ出る膣口に、中指を入れてみました。

「あうっ!ああ。ねっ、ねっ、何しているの。ああっ、だめよっ」

一瞬腰を引きますが、背中が反り返った反動で、私の中指をさらに奥に導き入れます。

(うわあ、温かくてぬるぬるだ)

中指を入れた膣口から、大量の愛液が溢れ出てきました。
すでにソファーを汚しています。
ピンク色が赤みを帯びたように感じます。
クリトリスも明らかに一回り大きくなって、ピクンピクンと脈を打っています。
女性器は本当に複雑です。
驚きです。
感動ものです。
女性器独特のかすかな香りもします。
決して強い匂いではありません。
好感が持てるかすかな香りです。
私のペニスは暴発寸前。
コチコチです。
中指をいったん膣から引き抜き、中指と薬指を揃えて膣に入れてみます。
2本の指は、溢れる愛蜜のおかげで、抵抗もなく「真由美」の恥ずかしい体内に入っていきます。

「ああああっ!いやああ!あっ。んんんん」

私は2本の指でぬるぬるの膣壁をさすります。
痛みはないようです。

「あっ。ああっ。うっ」

出し入れする膣口から、ぴちゃぴちゃ厭らしい音が漏れてきます。
妻の耳にも、ぴちゃぴちゃという音が聞こえたようです。

「ああっ。ねっ、恥ずかしい。恥ずかしいの。あうっ」

膣口がひきつくのに同調して、クリトリスも沈んだり出たりしています。
18歳の「真由美」は、十分過ぎるほど感度の良い女性でした。
どこからこんなに愛液があふれてくるのでしょうか?
留まることなく、綺麗な愛液があふれてきます。
愛液は「真由美」の淫らな女性器全体に溢れ、濡れ光っています。
いつの間にか小陰唇が厚みを増し、両側に広がっています。
蝶がが羽を広げる様に。
2本の指で、「真由美」の中を蹂躙しますが、決して痛いとは言いません。
私は、処女ではないような気がしました。
痛みを感じるどころか、明らかに快感を感じています。
私の頭の中では、

(処女ではない)

という言葉が駆け巡ります。
そう思ったとたん、2本の指をかなり乱暴に「真由美」の膣につき入れました。

「ああん。あっ、あっ、あっ」

クリトリスが一段と膨れています。
指を膣から引き抜くと、透明の愛液が滴ります。
ぬるぬるに濡れている指で、クリトリスをこねます。

「ああああ。あんっ!だめえ。だめよっ」

太腿が硬直し、つんと伸ばした爪先が握られています。
顎を突き出し、背中が反り返ります。

「ああああ。あふっ。ねっ。ねっ。だめええ!お、おしっこが出ちゃう!」

私は驚いて、中断しました。
本当は逝く寸前だったのですね。
そうとは知らずに、まさしく寸前で止めてしまったのです。
「真由美」は荒い息をしながらも、不審そうな、不満そうなとろんとした瞳で私を見ます。
私にはその意味が全く分かりませんでした。
本当におしっこが出てしまうと思ったのです。
今でもその時のことを、時々思い返します。
あの時逝かせてやったらどんな展開になったのだろう。
おそらく、あと2.3回「真由美」のクリトリスをこすったら、絶頂に結び付けられたでしょう。
私はこの年齢になっても、今でも思い残りで仕方ありません。