● 第2章


高校は、県内で一番ハードルの高い女子高校で、容姿もさることながら、頭脳も明晰だったということでしょう。
新体操部に所属し、部長としても活躍したようです。
体操着に身を包んだ可憐な女子高校生の体は、少女趣味の中年男にとって、堪らない存在でしょうね。
写真で見る限り、妻のすらりと真直ぐ延びた長い脚や、両手で掴めるほどの細いウエストは、
男の目を引き付けたでしょう。
ちなみに大学生の頃は、ファッションモデルの経験もあり、そちらでも男の厭らしい視線を浴びていました。
ショーの舞台裏では、パンティー1枚で素早く着替えるのだそうです。
男性スタッフの視線も感じたそうですが、仕事と割り切っていたとの事でした。
素晴らしいスタイルをしている割に、妻の乳房は隠せないほど、大きめなのです。
自分でも分かっていたらしく、何時も通学時には教科書などで、豊かな乳房を隠して歩いています。
当然痴漢の経験も多かったようですが、当時はまだ声を出せるような時代ではありませんでした。
何時もミニスカートなので、電車の中ではさんざん触られたそうです。
すれ違いざまに、乳房も握られたそうです。



さておき、そんな妻は、放送部と企業研究会に入部しました。
気の多い妻らしく、かけ持ちです。
今まで女子高校だったので、大学での男性の多さに圧倒されています。
反面、男に対して免疫がなかったせいか、すぐに熱い恋に陥りました。
一人は長身で、精悍な顔をした「応援団の彼」でした。
応援団独特のガクランを着て徒党を組み、練り歩きます。
その中の一人に一目ぼれした妻は、応援団の練習を欠かさず見学していました。
練習を見つめる先は、何時も「応援団の彼」だけです。
私はそんな妻の姿を、遠くから眺めるしか手はありません。
変に声をかけるなど出来るわけもないのです。
声をかける理由もきっかけもありません。
そんな妻の日記には、「応援団の彼」に対する、恋する乙女心が、切々と綴られています。

「今日は彼に逢えませんでした。どうしたのかしら?。病気でなければいいのですが」

「お昼、学食で彼、私の後ろだった。私に気がついたかしらん」

妻の日記は毎日のように「応援団の彼」で埋め尽くされています。
と、思いきや、4年生の先輩で「おにいちゃま」にも熱烈な恋をしていました。
妻の日記には「おにいちゃま」の文字も、毎日のように出てきますし、
「おにいちゃま」の文字で埋め尽くされたページもあります。
妻は、「応援団の彼」より「おにいちゃま」の方が、好きだったかもしれません。
私は、甲乙つけがたいと思いましたが。
女性は二人の男性を、同時に愛する事が出来るのでしょうか。
遊びではなく、熱烈に愛せるのでしょうか。

「応援団の彼」と「おにいちゃま」ほど、熱烈ではありませんが、妻が魅かれた男性も、日記に数人現れてきます。
このように数人(6人)同時に愛する事が出来る妻は、いったいどんな精神状態なのでしょうか。
当時、私は彼女のことを、処女だとばかり思っていたのですが・・・・


私のサークルに妻と女子高校で仲が良かった、小柄で可愛い「むうちゃん」が入部しました。
そんな訳で「むうちゃん」と妻は、私の部室で待ち合わせをするようになり、
思いがけず妻の体を、間近で見る機会が増えたのです。
私のサークルの向かいには、一段高くなった通路にベンチがございました。
妻はミニスカートでベンチに座り、「むうちゃん」を待っています。
スカートの奥を隠すこともせずに、小説を夢中で読んでいます。
絶好な覗きのシチュエーションです。
普段スカートを押さえている両手は、小説を持っているため、スカートの奥の三角地帯は、はっきり覗けています。
比較的薄めの生地で、ブルーの地色に濃いめの水玉のパンティーです。
木綿ではないので、本当は地肌も見えているのでしょうが、何分、少女のままの妻のそこには、
黒い陰りもなく、見た目は透けているのか、良く分かりません。
近くで良く見れば、縦筋の始まりはうっすらと見えるのです。
屈まなくても一段下の通路から覗けば、かなりの範囲で妻のパンティーが見えます。
気がついた学生は、用もないのに何度も妻の前を往復して、ミニスカートの中を覗きます。
わざとらしく、ボールペンを妻の足元に落としたりもしています。
本を読みふける妻は、パンティーを覗かれていることに、全く気がつきません。
無頓着なお嬢様でした。
きっと彼は今晩、妻のパンティーとその中身を想像して、自分で処理するのでしょう。
私の部室の窓からは、妻の膝が丁度目の高さに見えています
晴れた日は、どんなパンティーを穿いているか、毎日観察できるのです。
このころは、パンティーストッキングが発売される直前で、妻はガーターベルトを使用していました。
18歳の少女と、熟女がつけるようなガーターとストッキングは、アンバランスで大変刺激的です。
白い太腿とパンティーが、直に覗けます。
今でもその姿を思い出し、少なからず興奮しています。

妻は毎日、応援団の彼を追いかけ、応援団の練習を見に屋上まで行きます。
階段の上り下りの際、妻のミニスカートの中のパンティーは、しっかりと確認できました。
下から上がってきた学生に、すれ違いざま、

「ピンクだね」

と言われたりもする始末。
それでも、決して長いスカートに履き替えることはありませんでした。
覗かれることに無関心なのか、見られることを意識しているのか、私にはどちらか分かりませんでした。