● 妻と会社の部下


出展元:妻と勃起した男達
投稿者:TamTamさん

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「疲れてたのかな?寝ちゃったね。」
「課長、ここのところ忙しかったから。」
「田中君、まだ飲み足りないでしょ? ビール持って来るね。」

そんな会話が隣の部屋から聞こえてきます。
私は酔いつぶれたふりをして、襖一枚隔てた隣の部屋で聞き耳を立てているのです。
会社の部下の田中君ですが、同郷という事もあって時々家に連れて来るのですが、
最近、妻を見る視線が変わってきたようで・・・・・。
私が酔いつぶれて寝てしまったら、どんな行動をとるのか確かめたかったという訳です。

これから書かせていただきますのは、その夜の出来事のすべてですが、隣の部屋から
聞こえてくるのは、小さな声でしたので、一部分は私の想像です。

「あー、何か酔っちゃたな。だんなは、早々酔いつぶれちゃうし。
田中君は、こんなおばさんとじゃ酔えないでしょ。ごめんね。」
「そんな事ないですよ。奥さんみたいな綺麗な人とご一緒できて嬉しいです。実はドキドキしてるんです。」
「あらあら、お上手なのね。」
「嘘だと思うなら僕の胸さわってみて下さいよ。」

田中君、何気に妻を誘っている?
おとなしい顔しているけど・・・・・。

「やだ、田中くんの胸、熱い。大丈夫? 飲みすぎちゃった?
コラ、なに私の手握ってるの!!」

えっ、妻が田中君の胸を?
田中君が妻の手を?

「俺、奥さんのこと前から・・・・・。」
「もう・・・・、私のこと口説いてるのかな? 飲みすぎちゃったんだね。
水持って来るから、手を離して。」

妻は、部屋を出て行き、しばらくするとグラスに水を注ぐ音が聞こえてきました。

「飲んで。」
「すみません。」
「大丈夫? もう寝たほうがいいね。布団敷くね。」

田中君、このまま寝かされてしまうのか。
官能小説みたいな展開なんてそうあるもんじゃないなと思っていました。
布団を敷く音が聞こえて来ます。

「じゃ、ここで寝てね。
何? どうしたの? 布団の上でひれ伏しちゃって。」
「奥さん、お願いがあるんです。」
「お願いって?」
「あの・・・・・、キスさせてください。お願いです。」
「もうやだ、酔ってる。私、怒っちゃうよ!!」
「すみません。でも、気持ちを抑えられないんです。一生のお願いです。」
「そんな事言われても。あんまり困らせないでちょうだい。」
「お願いします。」

しばらく沈黙が続きます。

「分かったわ。でも本当にキスだけよ。」
「いいんですね。」

二人が動く気配が伝わって来ます。
そして田中君のつぶやくような声が。
二人は抱き合っているのでしょうか? 布が擦れ合うような音が聞こえて来ます。

「だめ、舌は入れないで。もういいでしょ。」
「奥さん、好きです。」
「もう、田中君たら。私、弟のように思っていたのに。」

クチュ、クチュ、
「ハー、ハー・・・・・」かすかな音が。

「だ、だめ、胸はだめよ。」
「奥さんの胸が見たい。」
「アッ、だめ。脱がさないで!!」

ブラウスのボタンを外しているのでしょうか?
まさか、ブラジャー?

「アッ、だめ・・・・、触らないで・・・・。」
「奥さんの胸柔らかいです。」
「田中君・・・・、ねえ、お願い。こんな事やめよ・・・・。」
「でも、奥さん、乳首こんなに硬くなってますよ。」
「ハーハー・・・・、田中君、こんな事だめなの・・・・。」

ブラジャーを外され、乳房をもまれているのでしょう。
妻の吐息がしだいに大きくなってきます。

「キスだけだって、言ってたのに・・・・。だから私・・・・。」
「奥さんの事、どうしょうもなく好きなんです。」

チュッ、チュッ、
「ハー、ハー・・・・・。」
乳首を吸われているような音と、妻の吐息が。

「恥ずかしい・・・・、電気消して。」

明かりを消す音がやけに大きく響きました。
妻の上半身はすでに裸なのでしょうか?

「シャツ脱いでもいいですか?
奥さんも脱いでください。」
「でも、最後まではいやよ。」

妻はまだ、田中君と体の関係を持つ事をためらっているようです。
そして、服を脱ぐ音が聞こえて来ました。

「だめ・・・・、ブリーフは脱がないで。」

しばらくすると、布が擦れ合う音とは違う、かすかな音が聞こえて来ました。
二人の肌が触れ合う音でしょうか?

「アッ、そんなに強く吸わないで。」
「すみません。痛かったですか?」
「ううん。違うの。」
「じゃ、ここはどうですか?」
「アッ、ダメ・・・・。そこは・・・・。」

妻は間違いなく、胸を揉まれ、乳首を吸われ、悶えているのです。

「そんなに押し付けないで。」
「俺のもうビンビンなんです。触ってください。」

若さに溢れたペニスは、ブリーフからはみだしそうになっているに違いありません。

「こんなに硬くなってる。」

妻が、田中君のペニスを握っているのです。

「奥さん、気持ちいいです。そんな感じで動かしてください。」

妻は「最後まではいや。」と言っていたのですが・・・・・。

「気持ちいい? このままいってもいいのよ。」
「いやです。奥さんのここも触らせてください。」
「そこはダメよ。」
「もう、湿っているじゃないですか。」
「アッ、ダメ。触らないで。」

ガサガサ音が聞こえます。妻は、抵抗しているのでしょうか?

「お願いだから・・・・、今日はダメ・・・・。」

さらに抵抗しているような音が。しかし・・・・・。

「奥さん、ヌルヌルじゃないですか。感じてるんですね。」
「いや、ダメよ・・・・。恥ずかしい。 アッ、ア、アッ、ア・・・・。」

妻の小さなあえぎ声が絶え間なく聞こえてきます。

「奥さん、もう脱ぎましょうね。」
「いや、ダメよ。お願い・・・・。アッ、ダメ・・・・。」

妻は、とうとうパンティーまで、脱がされてしまったようです。

「奥さん、素敵です。たまらないです。」

クチュ、クチュ、
「アッ、ア、ハー、ハー。」
全裸の二人が絡み合っているような音と、妻の押し殺したようなあえぎ声が聞こえて来ます。

「ダメよ、そんなとここすらないで。」
「奥さんもこんなに欲しがってるじゃないですか。俺、もう我慢できません。いいでしょ。」
「ダ、ダメ。田中君、入れないで・・・・。お願い・・・・。」

硬くて、太いペニスが、妻の膣口にあてがわれているのでしょうか?

「アッ、ダ、ダメー・・・・。」
「奥さん、入っちゃいましたよ。たまらないです。」
「ア、アッ、ひどい人ね。 ハー、ハー。」
「そうです。俺、悪いやつなんです。」
「アッ、ア、アー・・・・、そ、そんなに激しく動かさないで。」

ヌチャ、ヌチャ、
愛液で潤った、膣内をリズミカルに往復するペニスの音と妻のあえぎ声が絶え間なく聞こえてきます。

「奥さんの良く締まって気持ちいいです。俺のはどうですか?」
「ハー、ハー・・・・、硬くて、太くて、すごいわ・・・・。」

二人は激しく絡み合っているのでしょう。妻の声が徐々に大きくなってきます。

「俺、もういきそうです。」
「アッ、アアッ・・・・、お願い、中には出さないで・・・・。今日は危ないの・・・・。」

クライマックスを迎える二人の気配が襖越しに伝わってきます。

「アッ、アッ、ハー、ハー・・・・、私もいきそうなの。」
「俺も・・・・。」
「アッ、ア、ア.−、ハー、ハー・・・・。」
「で、出る!!」
「だ、だめよ・・・・、外に・・・・。」
「ウッ、ウ、ウー・・・・。」

田中君、まさか中に。

「ハー、ハー・・・・、すごい、こんなに出てる。」
「ハー、ハー、あぶなかったです・・・・。奥さん締め付けるから・・・・。」
「溜まってたのね。もう危ないんだから・・・・。」

そして真夜中の静けさの中、田中君と妻の囁きが、しばらく続いていました。

「やだっ、田中君、パンツ裏返しよ・・・・。
でも、息子さん顔出しちゃって、朝から元気ね。」
「そんなに見ないでください。奥さん、僕のおとなしくさせてくれます?」
「だ、め、よ・・・・。布団たたませて。」

襖を隔てたリビングから小さく聞こえてきた、妻と田中君の声で目覚めました。
そして、私は布団の中で天井をぼんやり眺めながら、夕べの出来事をまだうつろな感覚の中で思い起こしていました。
田中君と家で食事をしたこと、田中君が家に泊まったこと、田中君と妻が関係を持ったこと、それは全て現実だったのだと。

しばらくすると襖が開けられ、朝の光が部屋に入ってきました。
「あなた、もう起きて。田中君、起きてるわよ。」
「ああ・・・・、もうこんな時間か、ぐっすり寝ちゃったな。夕べは飲み過ぎちゃったのかな、何だかよく覚えてないよ。」
「もう、だらしないんだから。夕べは、田中君のこと放っておいて、一人で寝ちゃうし。」
「そんな気もするな。ごめん。」

リビングに行くと、田中君は着替え終わって、ソファーでテレビを見ていました。
「夕べは悪かったな。これに懲りずにまた来てくれよ。」
「ありがとうございます。課長ここのところ忙しかったから酔いが早かったんですね。仕方ないですよ。」

キッチンで背を向けていた妻が、振り向いて話しに加わりました。
「でもね。あなたが寝た後で、私たち楽しい話で盛り上がったのよ。ねっ、田中くん。」
「は、はい。」
田中君は、少し戸惑ったように答えました。

「おい、何だよ。気になるなあ。田中君、後で教えろよ。」
「あっ、はい。」
田中君が答えると、妻が続けざまに言葉を挟んできました。

「やだっ!本気にしちゃってる・・・・、すぐに寝ちゃいました。あなた、変なこと創造してない?」

いつもの朝と何ら変わらない妻。そして、いつもの好青年田中君。
見た目には、以前とまったく変わらない二人。
でも、私の頭の中では、襖一枚隔てた部屋から聞こえてきた昨夜の二人の声が再生されていました。

「あなた、何ぼんやりしているの。早く食べちゃわないと遅れるわよ。」
妻の声で妄想の世界から現実に引き戻されました。

「ああ、まずい!! 田中君、後10分で行くから。」
そして、急いで身支度を済ませ家を出ました。

「田中君、また遊びに来てね。行ってらっしゃい。」
早足で歩き始めた背中越しに妻の声が聞こえてきました。

そして・・・・、数週間が過ぎました。

その日は、勤め先の飲み会でした。
居酒屋での宴会が終わると、多くの人が二次会のカラオケへと流れて行きましたが、私は一次会で失礼することにしました。
一人で駅に向かい歩いていると、駆け足をしているような靴音が近づいてきました。その音の主は、私を追い越し、立ち止まり、そして振り向きました。
「はぁ、はぁ・・・・、やっと追いつきました。課長、もうお帰りですか? これからお宅におじゃましてもいいですか?」
田中君でした。

「何だ、田中君か。誰かと思ったよ。二次会行かないのかよ。」
「今日は、そんな気分じゃなくて・・・・。でも帰るには早すぎるし。おじゃましていいですか?」
「でもまた、急だね。うちのに怒られるかな?」
「ご迷惑ならいいですけど。」
「そんなことないよ。田中君なら大丈夫かな?
大丈夫、大丈夫、おいで。俺の家で軽く飲もう。」
「ありがとうございまーす!!」
田中君、嬉しそうでした。そして私たちは、電車で我が家へと向かいました。

「ただいま。」
しばらくすると、リビングの扉が開き、パジャマ姿の妻が近づいてきました。
「あら、やだ、田中君も一緒なの!! 私、こんなかっこうで恥ずかしいわ。
それに、何にもないわよ。言ってくれれば、おつまみぐらい用意しておいたのに。」
「ビールだけあればいいよ。」
「田中君、ごめんね。この人強引に誘ったんでしょう?
さあ、上がって。」

妻は、私に文句を言いながらも、田中君に対する視線は、愛おしい人に向けられるような優しさがありました。
「田中君、この前はごめんなさいね。主人が早く寝てしまって。
あなた、今晩は田中君より先に寝ちゃだめよ。」
「奥さん、今日は僕が課長にお願いして、連れてきてもらったんですよ。課長のうち居心地がいいんで。」

二人の話を聞きながら、妻に対しては、『田中君より先に寝ちゃだめ。じゃなくて、あなた早く寝てだろ』と、田中君に対しては、『居心地じゃなくて、気持ちがいいんだろ。』と頭の中で思っていました。

「缶ビールしかないけど、ゆっくりやってね。私も飲んじゃおうかな。」
そして妻が、リビングのセンターテーブルにビールを置きました。

「田中君、彼女はいないの? ・・・・・」
「好きな女の子のタイプは? ・・・・・」
「休みの日は何をしてるの? ・・・・・」
妻は、矢継ぎ早に質問します。

それに対して田中君は、
「いるような、いないような・・・・。」とか
「性格のいい子かな・・・・。年上もいいかな・・・・」とか
妻に気を使っているような、妻の気を引こうとしているような、曖昧な返事をしていました。

「ふーん、そうなんだ。」
妻は、田中君の口元に視線を向けながら、話を聞いていました。ただ、私には、何か別のことを考えているように見えました。

一時間くらい経った頃でしょうか。妻も田中君も酔いが回ってきたのか、話が途切れがちになってきました。
そして、12時も過ぎたので、そろそろ休むことにしました。

「田中君、良かったら、寝る前に風呂に入りなよ。」
私は、田中君に風呂をすすめました。
「僕、朝にシャワーを使わせていただきます。」
「かまわないよ。じゃ、俺、風呂に入っちゃうから。」

今、リビングは、妻と田中君の二人きりです。
バスタブで足を伸ばしながら、妻が抱きしめられている様子を思い浮かべていました。
『だめよ・・・・、主人が来るわ・・・・。』
『そう・・・・、そこよ・・・・。』
『アッ、だめっ・・・・、そこは・・・・。』
私は、自分の勃起したペニスを握り、手首をゆっくりと動かしました。

妻の乳首をしゃぶっている田中君の様子・・・・。
田中君のペニスを握っている妻の様子・・・・。
田中君のペニスを咥えている妻の様子・・・・。
心臓の鼓動が早まるような映像が次から次へ浮かんでは消えて行きます。

15分位たったでしょうか、私は、たかぶった気持ちと、勃起したペニスを何とか鎮め、バスルームから出ました。
私の妄想が現実化する不安と新たな展開への期待の中で、着替えを済ませ廊下への扉を開け、そして、ゆっくり静かにリビングの扉まで近づき、そっと聞き耳をたてると、かすかに二人の声が聞こえてきました。

「ねえ、もう主人が出てくるから・・・・。」
「もう終わりですか・・・・。カチカチのここどうすればいいんですか?」
二人は、抱き合いお互いの体を刺激し合っているのでしょうか?

「私を困らせないで・・・・、主人に気づかれたらおしまいよ。」
「だって、静江さんが強く握るから。」
妻の手による刺激で、田中君のペニスは勃起しているのでしょう。

二人の行動は、私の想像の範囲内でしたが、いつのまにか田中君が妻を名前で呼んでいることに私はショックを受けました。

「アッ、・・・・。 押し付けてもだめよ。 ねぇ・・・・、今は、我慢して・・・・、お願い。」
「じゃあ、続きは後でしてくれる?」
「今日はだめ・・・・。」
妻の言葉で、田中君は諦めたようです。

「布団敷くね。」
しばらくすると、妻の声が聞こえてきました。
私は、ゆっくり扉を開けリビングに入りました。

「田中君、いつもカーペットの上で悪いね。狭い家だから我慢してくれよ。」
「いいえ、十分です。休ませてもらいます。」

そして、私と妻は、リビングの隣にある和室に入りました。
「静江、今日は、ありがとうね。」
「うん、楽しかったわ。でも、人を連れてくる時は、電話してね。私パジャマで恥ずかしかった。」
ふと、妻のパジャマを見ると、フロントボタンの真ん中が、外れていました。
私が風呂に入る前は、きちんと止められていたはずなんですが・・・・。

酒を飲みすぎたのか、喉の渇きで目が覚めると時計の針は2時を指していました。
横からは、妻の寝息がいつものように聞こえています。

薄暗い部屋の天井をぼんやり眺めていると、数時間前の出来事が徐々に甦ってきました。
飲み会の後、田中君が家に来て妻を交えて三人で飲んだこと。
風呂に入りながら妻と田中君の関係を妄想していたこと。
その妄想が現実になったこと。
そして今、田中君が隣の部屋で眠っていること。
私は、これから先の夫婦のことを妻の寝顔を見ながら考えていました。

目が覚めてから30分位経った頃でしょうか、横で寝ている妻が布団の中で体の向きを変え、そして枕元の目覚まし時計に手を伸ばしました。そのとき私は、起きていることを気付かれないように、目を閉じ体の動きを止めたのです。
妻は時刻を確認したのでしょう。掛け布団を捲くり、ゆっくりと起き上がりました。
そして私の足元を通りながら、静かに襖を開け部屋から出て行きました。

しかし、妻はなかなか戻って来ません。
何とか確認しようと考えていると隣の部屋から小さな声が聞こえてきました。

「静江さん、来てくれたんですね。」
「眠れなかった?」
「課長とセックスするんじゃないかと思って興奮していました。」
「隣の部屋でお客さんが寝ているのにエッチできる訳ないでしょ。」
妻と田中君が布団の中で話しているのです。

「私、戻らないと・・・・。」
「えっ、行っちゃうの?」
「仕方ないでしょ。困らせないで・・・・。」
「俺、もう我慢できないよ!!」
「だっ、だめっ・・・・、ねぇ・・・・、お願い・・・・。」
田中君が妻を抱きしめ、妻の敏感な部分を刺激しているのでしょうか?

「ウッ・・・・、ハァー、ハァー・・・・。」
服が擦れあうような音と妻の吐息が絶え間なく聞こえてきます。

チュッ・・・・、チュッ・・・・。
乳首を吸っている音でしょうか?
「この大きなおっぱい、課長はどんなふうに吸っているのかな?」
「アッ・・・・、変なこと言わないで・・・・。 アッ、アッー・・・・、だっ、だめっ・・・・。」
今、妻の乳首は田中君の口の中にあるのです。

「ウッ・・・・、アッ・・・・、アーン。」
「そんなに大きな声だしたら、課長が起きちゃいますよ・・・・。でも、ここはどうですか?」
「アッ・・・・、いっ、いやっ・・・・。」
「もう、こんなに濡れてるじゃないですか。静江さん、俺の欲しいんでしょ?」
私は、田中君の手が妻の下半身に伸び、最も敏感な女の部分をまさぐっている様子を想像しながら、痛いくらいに勃起した自分のペニスを手でしごいていたのです。

「ウッ・・・・、ハァー、ハァー・・・・。」
「アッ、アッ・・・・。」
「ウッ・・・・、アアッ・・・・。」
妻の押し殺したような喘ぎ声と二人の体が絡み合う音が絶えることなく聞こえてきます。

「ねえ・・・・、いれて・・・・・」
信じられません。妻が自ら求めているのです。
その時、時間が止まったかのように、全ての音が聞こえなくなりました。
そして・・・・、

「アッ・・・・、アッ・・・・、アッ、アーン・・・・!!」
小さくも官能的な喘ぎ声が、襖一枚隔てた隣の部屋から私の耳に届きました。

「静江さん、入っちゃいましたよ。」
「いっ・・・・、いいわ・・・・!! ねえ、もっと奥まで・・・・。」
「こうですか?」
「アッ、アーン・・・・。そうよ・・・・、もっと突いて!!」
恐らく妻は太腿を大きく開き、田中君のペニスを膣奥深くまで受け入れ、更なる刺激を求めているのです。

ヌチャ・・・・、ヌチャ・・・・。
パン・・・・、パン・・・・。
田中君の腰を送る音でしょうか? 妻のよがり声と混ざり合って聞こえてきます。

「私、もう、いっちゃうわ!!」
「俺も、いきそうです。」
「アッ、アッ、アーン!! すごい・・・・、アッ、アーン・・・・。」
ペニスを抜き差しする音の間隔が次第に短くなり、激しさを増してゆきました。

「ねえ、いっていいのよ・・・・。」
「ウッ・・・・、ウッ・・・・、ハー、ハー・・・・。」
「アッ、アーン!! すごい・・・・。ハー、ハー・・・・。」
そして、沈黙が続きました。

しばらくすると妻の声が聞こえてきました。
「田中君、私達のこと主人にばれてないと思ってる?」
「怖いこと言わないでくださいよ。ばれてないですよ。」
「でもね、私は気付いているんじゃないかと思ってるの。」
「俺、そんなの困りますよ。」
「困るわね・・・・。ひょっとしたら、いま隣で興奮しながら聞いているかもよ。」
「まっ、まずいですよ。」

妻は、田中君をからかっているのでしょうか?
私は、そうは思いませんでした。恐らく妻は感づいているのです。

二人の会話が聞こえなくなり数分経った頃、襖が開き妻が戻ってきました。
そして私の耳元で囁きました。
「あなた、聞いていたんでしょ。満足した? おやすみ。」



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