● A温泉での忘れえぬ一夜


私は俊祐(42歳)と申します。
12月のはじめ、妻容子(34歳)と二人だけで旬の味”カニ”を味わいに
福井のA温泉に行ってきました。
のんびりと冬の日本海を眺めて、有名なM旅館に1泊する”骨休めと息抜き”の予定でした。

ところが、信じられないような事が起こってしまいました。
漸く落ち着いてきた妻と当日のことを思い出しながらまとめてみました。
というのは、お互い記憶の無い時間帯があるからです。




<プロローグ>

北陸道を快調に走り、海岸線のドライブを楽しみ、有名な東尋坊に着きました。
日本海に面した断崖絶壁は、冷たい季節風が吹いていて荒々しさを誇示していました。
観光客も疎らでした。

身を震わせながら互いの記念写真を撮り合っていたら、

「お二人の写真撮りましょうか?」

と後ろから声がかかりました。
振り返ると若い男性4人のグループでした。
我々は顔を見合わせて、

「それじゃ、お願いします。」

とデジカメを渡しました。
取り巻きの3人は、カメラを構える男性(確か『としぼう』と呼ばれていました)を、

「お前デジカメ使えるのか?ちゃんと撮れよ!」

などとからかっていました。
容子は久しぶりの夫婦水入らずの旅行に朝から上機嫌で、
彼らにも笑顔を振りまいていました。

「はい、撮りますよ。ポーズは良いですか?」

と言われ、容子は

「ちょっと待って!」

と応えながら、私に寄り添い腕を絡めてきました。
私は突然のことで少し戸惑いました。
若い人たちの前で、照れくさかったのです。

「奥さん、綺麗に撮れましたよ。モデルが良いとポーズが決まりますね。」

と言ってモニターを見せてくれました。
確かに、誘うような微笑の美麗な妻が写っていました。
私たちはお互いに何枚か撮り合って、お礼を言って別れました。

「なかなか、感じのいい若者だったね。でも、腕を絡めてきた時は驚いたよ。」

「今日は何となく甘えてみたい気分なの。二人だけって本当に久しぶりよね。」

日本海の冬景色を堪能し、一路、予約してあるA温泉M旅館に向かいました。
今夜のカニ料理に期待を膨らませながら・・・。

しかし、この若者たちとの出会いが事の始まりだったのです。





<私の企み>

陽が落ちてしだいに夕闇が深くなり、いっそう寒々とした景色になってきました。
5時過ぎ、旅館に到着し部屋に案内されました。
端正な12畳の部屋に、次の間と板の間があり、
二人には充分すぎる広さに満足しました。

「いい部屋だね。落ちついたら、まずは温泉!だね。」

「ええ、早く温まりたいわ。」

仲居さんに夕食の時間と料理の内容を確認し、
次の間でチップを渡しながら、

「マッサージを頼みたいんだけど・・・」

と切り出しました。

「フロントにご希望の時間を電話していただければお受けできます。ご主人様ですか?」

「・・・、いや、家内を労ってやろうと思って。・・・、
男性マッサージさんで、少し際どい処までしていただける方を頼みたいのですが・・・」

年季の入った仲居は、はじめきょとんとしていましたが直ぐに意図が呑み込めたらしく、

「では、私の方から”良い人”を手配しておきます。2万円お願いします。お時間は?」

「そうだな、食後にバーに行ってリラックスしてからがいいから・・・、
9時半にお願いします。じゃー、これで。」

仲居はお金を受け取りながら、淫靡な微笑を残して部屋を出て行きました。





<最近の夜の営み>

私も妻も今夜の営みを期待していました。
でも私は妻以上の企みを抱いていました。
開設当初から「妻物語」を愛読してきた私は、
”他の男性に妻が抱かれること”について、しだいに妄想を膨らませてきました。
体験談や小説には刺激的な出来事やお話が沢山ありました。
当時は夜の営みの時も、そのような話を妻に聞かせ
「容子が○○さんに抱かれている」シチュエーションを想像して興奮していました。

しかし、下の子供も中学に上がり夜更かしするようになってから、
隣室の子供部屋が気になって、いつもストレスの溜まるSEXが続いていました。
私が、興奮を高めるためにお話を始めると、

「あなた、声が大きすぎる。聞こえるわよ。」

とストップがかかるし、バイブやローターを使う時も
布団を被って音が漏れないように気づかっていました。
ピストンも激しいと、ピチャ!ピチャ!ジュボッ!と結構な音が出てしまうので、
密着して小さく動かすだけになります。
子供の動きも気になります。
椅子を引く音、ドアを開ける音、廊下の足音・・・。
階段を降りて1階に向かったのが確認できるとホットします。
それまでは、寝室に来るのでは・・・と、重なった二人が息を殺しています。


容子は34歳、二人出産していますが、先の若者たちが誉めてくれたように、
歳より若く見え、少し禿げ上がった私と連れ立っていると、
親子や特殊な関係と勘違いされる時もあります。

顔は、艶歌の長○洋子に似ています。
微笑んだときの表情がそっくりだと思います。
身長は162cm、体重は50kg(たぶん)、上から88、59、90です。
通販カタログの購入品に印が打ってあるのを見たので、これは確かだと思います。
派手さはなく、奥ゆかしい穏やかな日本女性(今は希少価値かも知れませんが・・・)
という形容がぴったりです。

今夜は二人っきり、思う存分SEXを楽しもうと示し合わせていました。
パンティもセクシーなものを着けさせました。
上品な大人の色気を醸し出す黒のレース、
着替え用には、パールホワイトの紐パン、ワインレッドのタンガです。
新しい電池を入れたバイブとローターもカバンの奥に忍ばせてきました。
しかも、生理前の安全日を選んで計画しましたので、
スキンは不要、思いっきり妻の子宮目掛けて放ってやります。
ここまでは、妻も了解ずみのことです。

以前、妻に”性感マッサージ”の話をした時、いつもより感じている妻に

「お前も受けてみたい?探してみようか?」

と水を向けましたが、

「・・・、そこまでの勇気はないわ。ご近所の目が気になるし・・・」

と日常生活の中で
は難しそうでしたが、でも少しは興味があるように思えました。
私は、機会を窺っていました。
今夜がその実行日なのです。





<若者たちとの再会>

私達は、浴衣と丹前に着替え北陸随一と名高い大浴場に向かいました。
時間が早かったのか広々とした500坪の大浴場はガランとしていました。
窓の外はちらほら灯かりが見えるだけで寒々としていましたが、
温かい温泉に浸かって寛いでいると別世界です。

暫くして、賑やかな声がして数人のグループが入ってきました。
一人が近づいてきて

「こんにちは、またお会いしましたね。」

と聞き覚えのある声でした。
メガネを外している私は、目を凝らして湯けむりの向こうをみると、
東尋坊で写真を撮ってくれた”としぼう”のようでした。

「東尋坊でごいっしょだった方・・・ですね。皆さんもこちらでしたか。」

我々の会話に、他の3人も近寄ってきました。
前も隠さず、堂々と・・・。
自然と、目線は股間をとらえていました。
4人とも、スポーツ選手のようにガッチリした体格で、
それに相応しい”イチモツ”をぶらさげていました。
勃起したら20センチ近く、いや超えるかも・・・なんて想像してしまいました。
最大でも12センチくらいにしかならない同性としては羨ましい限りでした。

廻った名所の話など交わしながら、爽やかな気分で湯を上がりました。
容子は先に部屋に戻り、湯上りの火照った身体を冷ましながら、
丹念に化粧をしていました。
風呂上り、スッピンが爽快でしょうに・・・、女性としてはそうはいかないようです。
風呂場での再会を話しても、化粧に専念してか上の空のような返事が返ってくるだけで、
とりわけ気に留めているようなようすではありませんでした。





<妻へのプレゼント>

「旨かったなあ!流石は本場だ。カニで満腹だ。」

「本当に美味しかったわ。こんなにいろんな食べ方が味わえるなんて最高ね。」

日頃の家事から開放され、思う存分料理を楽しんだ妻は如何にも満足げでした。
ここで、私は妻へのプレゼントを伝えました。

「容子、近ごろ肩とか腰が凝るとか言ってたよね。
実は、今日は温泉につきもののマッサージをお願いしてあるんだ。
プロの技でしっかりとほぐしてもらうといいよ。」

「本当なの、あなたのマッサージも気持ち良いんだけど・・・、
一度専門の人にしてもらいたいと思っていたの。感謝するわ。」

もちろん妻は普通のマッサージだと思い込んでいます。

「9時半に予約しておいたから、それまで腹ごなしにバーにでも行こうか?」

と誘いました。
お酒の力でリラックス、いや大胆にしてやろうとの魂胆であることは知る由もありません。

「この格好でいいかしら?」

浴衣の上に丹前を羽織る旅館内ではあたりまえの格好ですが、
女性には気になるのかも知れません。

「もちろん、そのままでいいよ。」

私は、予定通りの進行に満足しながら、妻の手を取ってバーへと降りて行きました。
妻に気付かれぬよう、布団の足元にバイブとローターが入った包みを置いて・・・。






<バーでの甘いひと時>

この旅館には、ゴージャスなクラブとシックなバーラウンジがありました。
二人ともライトダウンしたクラブの雰囲気のほうが気に入りました。
ゆったりとしたソファーに身体を沈めながら、私はこの後の展開を夢想していました。

妻の始めてのマッサージ体験、始めは普通のマッサージ、
全身の凝りをほぐされて幸せそうな容子の表情が浮かんでくる。
やがて、板の間のソファーに座りビールを飲んでいる私に、
マッサージ師がニヤッと微笑みかけてくる。
私は心臓の鼓動が高まるのを覚えながら、親指を立て”OK”の合図を送る。
内心、展開を心配しながら・・・。
行き着く先が読めない不安、そして一線を越えて欲しいような期待、
これらが私の頭の中で右往左往している。
容子の性感を高めてもらって・・・、後は夫婦で・・・、
ストレスが溜まる日頃のSEXから解き放たれて、思う存分楽しもうと考えていました。

だから、マッサージ師がバイブに気付いて、
それを使って容子の性感を限界まで持ち上げて欲しい・・・と期待していました。
始めは抵抗するかも知れないので、お酒の力を借りて甘い雰囲気を高めておき、
淫靡な世界に飛び込みやすいように仕向けたかったのです。


クラブにはスローなムード音楽が流れている。

「ねぇ、踊らない?」

よからぬ妄想に股間が熱くなりかけてきた私に容子が誘ってきました。

「あぁ、そうだね。」

と気の無い返事を返してしまった。

「もぅ、何考えごとしてるの。仕事の事だったら忘れてしまって、
今夜は二人で楽しみましょう。」

私は妻に引かれてダンスフロアに。
踊りながら周りを見回すと5組のカップルが、ご年配から私たちと同じ位の方まで、
たぶん皆さんご夫婦だと思うのですが、静かに踊っていらっしゃいました。
ボックス席もほとんどカップルばかりで、
一番奥のほうに中年のご婦人の団体さんらしきご一行が賑やかにしていたくらいです。


背中に回した手で優しく容子を引き寄せ、頬をピッタリと付けて、
吐息をうなじや耳元にかけながらムード作りに努めました。
頭の中では依然として、この後の展開が膨らんでいました。
そして、愚息までも・・・。
それに感づいた妻が

「あなた、Hなこと考えてるの?」

少し焦りながらも、

「いやぁー、今夜のおまえがとても魅力的だからさ。」

と気障っぽいセリフが出ました。






<招かれざる客>

3曲終わって一休み、ボックスに戻る。飲みさしのカクテルを空けお代わりを頼む。
容子も同じペースで飲んでいます。
その時、入口付近で聞き覚えのある声が、

「うわぁー、凄いゴージャス。雰囲気あるねぇ。」

「でも、カップルばかりじゃない。女の子のグループは・・・。」

振り向いた私と、声の主”としぼう”の視線がピタリと合ってしまいました。

「本当に何度も良く会いますね。
綺麗な奥さんにまたお目にかかれるなんてラッキーだなぁ。」

と人懐っこい声で話しかけながら近づいてきます。
私は、予期せぬ展開に戸惑いながらも、

「やぁー、本当ですね。」

「ご一緒して良いですか?折角来たのに、どうも身の置き場が無くて・・・。」

さっと、妻の顔色を窺う。少し不満そうな表情が読み取れたが、

「えぇ、構いませんよ。なぁ、容子。」

と応えてしまいました。

「じゃー、僕達は水割り。こちらには、同じ物をお代わりして。」

と手際よくオーダーする”としぼう”。
甘い二人だけの雰囲気から、途端に賑やかな雰囲気に変わってしまいました。
妻も仕方が無いという表情から、しだいに若者たちの話題に乗せられて、
穏やかな表情になってきました。ホット一安心です。

4人ともK大学の4年生だという。
みんな裕福な家庭の出で、お金には不自由しないリッチな学生生活を送っていることが、
彼らの話から窺い知ることができました。
今回は我々同様、本場の”カニ”を味わいにやってきたそうです。






<予期せぬ展開>

そのうち、一人が遠慮がちに私に頼んできました。

「奥さんとダンスさせていただいて宜しいでしょうか?」

戸惑いの表情を見せる容子を差し置き、私は酔いも手伝って

「こんな古女房で良ければ使ってやってください。」

と返事していました。
嬉しそうな顔をしながら、容子の手を取ってフロアに向かう二人。
残された男4人は、酒が進む。気になって時折フロアに目線をやる。
強引に引き寄せられているのか、それとも容子が密着を楽しんでいるのか分からないが、
二人はさも恋人であるかのように、ムーディな曲に合わせて身体をくねらせています。
曲が終わると、

「次は俺の番だな!」

と言って、端の若者が席を立つ。
私は、容子がどう思っているのか気になりながらも、
成り行きに任せるしかないと思っていました。
暫くたって、私がトイレから戻ってくると、
ちょうど、容子が”としぼう”に腰を抱かれながらボックス席に戻ってきたところでした。
若者4人の相手を終えて、少し疲れたようすでした。
額にうっすらと汗を滲ませていました。
私は、そろそろお開きにしようと時計を見て切り出しました。

「容子、そろそろ例の時間だぞ。」

「あら、ほんとう。楽しい時間は早く過ぎるものね。」

私は、容子が不機嫌になっているのではと心配していたが、
どうやら取り越し苦労だったようです。

「奥さん、喉がカラカラになったでしょう。最後にこれを一杯どうですか。」

私の前にも同じロングドリンクが置かれていました。

「これは?」

「モスコゥミュールですよ。ライムが利いていて、スッキリしますよ。」

妻は一口含んだかと思うと、乾いた喉を潤すかのように一気に飲み干していました。

「凄い!お酒いけるんですねぇ、奥さん。」

容子は席を立ち、丁寧にお礼を言って出て行こうとしました。
私も立ち上がり、容子とともにお暇しようとしたのですが・・・。







<怪しい酒>

”としぼう”は、席を立とうとする私を制し、

「ご主人はまだ良いんじゃないですか。男同士、もっと飲みましょうよ。」

と、まだ口をつけていなかったモスコゥを勧められました。
実際、私はもう少し飲みたい気分でした。
妻とのダンスの感想を聞きたかった。
それに、私が居ないほうが、マッサージ師が大胆になり、
容子が感じても恥ずかしがらなくてすむかも・・・、と考えたのでした。

「じゃー、お前だけ先に戻ってくれ。9時半の予約だから、もう来るかも知れない。」

はじめて受けるマッサージに不安そうな顔をしている。

「心配するなよ、これを飲んだら直ぐに行くから。」

鍵を受け取って足早に立ち去っていく妻を見送りました。


「ご主人、幸せなんでしょうね。羨ましいなぁ、あんなに魅力的な奥さんで。
僕達、股間が膨らむのを抑えるのに苦労しましたよ。」

「そうそう、気付かれて下品に思われたくなかったし・・・。」

「俺も、同じ!でも、大人の女性の雰囲気には勝てなかった・・・。」

「おいっ!まさか、勃起してしまったのか?」

照れくさそうに下を向く彼、からかう3人。
そして申し訳無さそうな顔をしながら、みんなは私に何度お礼を繰り返しました。
妻を誉められて悪い気はしません。
しかし、容子の魅力を賞賛する言葉、お礼の言葉が
しだいに遠くから聞こえるようになっていきました。






<囚われて>

私は目を醒ましました。布団の上で仰向けになって寝ていました。
天井の木目がしだいにはっきりしてきて、

「ご主人、お目覚めですか?」

と、”としぼう”の声。

「いやー、酔っ払ったみたいで、皆さんにご迷惑をかけてしまいましたね。」

と起き上がろうとしました。
しかし、何か窮屈だ。手足が自由に動かせない。

「そのまま静かに休んでいてください。」

ようやく状況が呑み込めてきた。
布団のマットレスの下に通した帯紐で手足が縛られ大の字に固定されているのです。
首にも巻きつけられ、マットレスの下の紐に縛られています。
身動き一つできない状況です。

「どういうことなんだ、これは!解いてくれ。酔って暴れて迷惑かけたのなら謝るよ。
もう醒めたから大丈夫だから。」

”としぼう”は無言のまま、何かを待っています。
やがて、仲間が一人賑やかに戻ってきました。

「”としぼう”、驚いちゃったぜ!」

「どうしたんだ?」

酔った主人の迎えを口実に妻を呼び出しに行った先で3人が見たものは・・・。






<マッサージの顛末>

「奥さんは、先客にさんざん使われたあとだったよ。」

「どういうことなんだ?」

彼が言うには、いくらノックしても応答がないので、ドアを回してみたら開いたという。
部屋に入り、恐る恐る襖を開けてみると信じられない光景があった。
はだけられた浴衣が纏わりついているだけの格好で容子が寝入っていたのだ。
しかも風呂上りに穿き替えたはずのパールホワイトの紐パンは着けておらず、
あそこはぽっかりと口を開いたままで、充血して紅みを帯びたあそこからは、
白濁した粘液が垂れ落ちていた。
畳の上には滑りを滴らせたバイブとまだ生温かいローターが無造作に置いてあり、
つい先程まで使われていたみたいだった。
部屋の隅には、剥ぎ取られて投げ捨てられたパンティがあったという。







<陵辱の始まり>

「それじゃー、お楽しみを始めようか。」

「まずは、汚れた奥さんを綺麗に清めてもらおうよ。」

妻を布団に横たえ、丹前、浴衣と順番に剥いでいく。
少し張りはなくなってきたものの、形の良い乳房が艶かしく揺れている。
くびれた腰、丸みを帯びた大きなお尻、そして繁茂した陰毛が大人の女の魅力を醸し出している。

若者たちは、容子の裸体を舐め入るように視姦している。
容子の膝を立て、両側に大きく広げる。
深い眠りの中にいる容子はされるがまま、だらしなく大きく股を開いている。
ぽっかりと膣口が開き、まだ熱を帯びているような薄紅色のあそこが無防備に曝されている。
流れ出す陵辱の証を見て、素っ裸の妻を両側から抱え幼児におしっこをさせる格好にして、
仰向けに寝かされている私のところへ運んできた。

「ご主人、見てよ、ここ。ほら、奥さんのあそこ、
どうやら、誰かに犯されたみたいですよ。」

まだ深い眠りの中をさ迷っているのか、容子はダランとしている。
”としぼう”が、容子の顔を起こす。
開いた口元から白濁した粘液が滴り落ちる。

「おやおや、奥さんは上の口も使われたようですね。それじゃー、アナルは大丈夫かな?」

”としぼう”は屈みこんで、容子の尻肉を鷲づかみにして両側に広げる。
そしてまじまじと観察しています。

「安心してください。どうやらアナルは無事のようですよ。
ご主人、良かったですね、一つだけは綺麗なままで。」

”としぼう”の合図で、容子を抱えた二人が、容子のあそこを私の顔に近づけてくる。

「ご主人、汚された奥さんを綺麗にしてあげてください。
あそこの周りも中の方も、舌を使って綺麗に舐めあげてください。
奥さんを犯した憎い男の精液を一滴残らず吸い出すんです。」

「何を言ってるんだ、そんなことができるか!」

と言い終わらないうちに、私の口は、容子のあそこで塞がれてしまいました。
そのまま、何もせずにいると鼻を摘ままれました。
息苦しくて口を開かずにはおれません。
口を開くと同時に、両側から抱えていた男達は容子の脚を思い切り広げました。
容子のあそこから生暖かいヌルヌルした液体が流れ込んできました。
もちろん、今まで味わったことの無い感触です。
舌に絡まり付くような滑りに悪寒が走りました。
鼻を塞がれているため、口を動かして隙間を拵え息を継ぐしか仕方ありません。
それに喉下に溜まった粘液は飲み干すしかないのです。

私は寝たままの姿勢で咽かえりながら、
容子のあそこから止め処と無く流れ落ちてくる精液を飲みつづけました。
余りにも突然のことで必死になっていましたが、
呑み込む要領を得て、少し落ち着きを取り戻しました。
時間にして1分くらいなのでしょうが、その時の私には気の遠くなるような時間に感じられました。
時間の経過とともに、もはやどうしようもない状況にある現実を受け入れるしかないという気持ちになってきました。
最後には二人とも無事に開放されることを祈るのみです。







<犯される容子>

「そろそろ、綺麗になったかなぁ。どうです、ご主人、不倫ジュースのお味は?
得体の知れない男の精液と愛しい奥さんの愛液が混じり合って、
ご主人にとってはやっぱり苦々しい味ですかね。」

精液と愛液でベトベトになった私の顔を覗き込みながら4人が笑っています。
容子は隣の布団に寝かされ、お湯で温めたタオルで丁寧に拭かれています。

「さあ、すっかり綺麗になりましたね。じゃー、もういいかな。
さっそく魅力的な奥さんをいただきましょう。」

「ご主人の用済みの口は封印しておきますね。次の出番まで。」

そう言うと、部屋から持ち帰った容子の白い紐パンを広げ、
あそこに当たっていた部分の染みを入念に観察してから、
私の口に押し込み上からタオルで縛りつけました。

「綺麗な女の染みは良い匂いかと思っていたけど、やっぱり小便臭いものだなぁ。」

最初はリーダー格の”としぼう”でした。
股間の一物は、既に大きく勃起していました。
亀頭は大きくえらが張り、棹は節くれだっていました。
長さは・・・、私より遥かに大きい、20センチ近くあるのでは・・・、眼を見張る大きさでした。

『こんな大きな物で貫かれたら、容子はどうなってしまうんだろう。』

容子の身体を心配しながらも、自分の道具に劣等感を抱いてしまいました。

「ご主人が良く見えるようにもう少し布団をずらそうか?」

「いいねぇ、目の前で奥さんが犯されるのを見る機会なんてめったにないからなぁ。」

そう言って、容子の布団を回転させ、
横を向いた私の顔の正面に容子のあそこが見える位置にしました。

「それじゃぁ、入りますよ。」

”としぼう”は、亀頭につばを付け、棹を持って容子のあそこに狙いを定めました。
M字に開かれた中心部分に、ゆっくりと埋め込まれていきます。
絶望の瞬間です。






<目を醒まし狼狽する容子>

『あぁー、容子が犯されるぅー。』

”としぼう”は、どうすることもできない私をあざ笑い、
苦渋に歪む私の表情を楽しむために、何度も私の方を振り返りながら容子への陵辱を続けています。
もっと深く、更に深く。
私の目の前で、”としぼう”の長棹が根元まで容子のあそこに埋められています。
その時、漸く容子が長い眠りから醒めてきました。
でも、完全覚醒までにはもう少し時間がかかりそうです。

いっそう、このまま眠ったままでいたほうが良いのかも知れません。
まさか相手が私以外の男性だなんて思いも寄らないことでしょう。
身体に受ける刺激に本能的に反応し始めました。
甘い声が漏れ出し、一層の快感を求めて腰を突き出したりくねらせている姿に、
女の性の本性を見てしまいます。
でも、今の私にはそれを責める資格はありません。

愛液が染み出してきたのでしょうか、”としぼう”が長棹を出し入れするたびに、
ピチャ、ピチャと淫靡な音が聞こえてきます。
そして、あそこから溢れ出した泡だった愛液が粘流となり、
蟻の門渡りから菊門に向けて伝わり落ちています。

その時、突然、容子が覚醒しました。
ほんの一瞬悲鳴が出かけましたが、直ぐに口を塞がれてしまいました。
私には、篭って声にはならない容子の叫びが聞こえたように思いました。

「奥さん、おはよう。良い夢を見ていたでしょう。」

「ふぐっ、ふぐっ、うっ、うっ、・・・」

”としぼう”は落ち着いた声で、容子に状況を説明しました。

「奥さんが大声を出したり、逆らったりすると、あそこのご主人が痛い思いをしますよ。
僕達は魅力的な奥さんと旅の想い出を作りたいだけなんです。
クラブで踊っていただいて、すっかり魅了されてしまったんです。
僕達の熱い想いを受け止めてください。」

布団に雁字搦めに縛られた私の姿を見て、容子は抵抗する力が抜けたようでした。







<観念した容子>

”としぼう”は、容子の口を塞いでいた手をゆっくりと離しました。
容子の口から大きなため息が出ました。
それは、私には観念した諦めの声に聞こえました。

「理解していただけたようですね。じゃー、続けましょう。」

先程までは、無表情なダッチワイフを相手に一人相撲をとっていたようなものでした。
今は血の通った女に代わっています。
抵抗を諦めたとはいえ、是非もない状況とはいえ、
主人の目の前で、他人に犯されているのです。容子は、快感に溺れまい、
歓喜の声をあげまいと必死になって我慢しているのでしょう。

その苦闘のようすが、あからさまに表情に出ています。
犯す男にとっては、これほどの快感はありません。
人妻を主人の目の前で犯す、そして歓喜の声を上げさせる。
男の征服感が満たされる瞬間です。
”としぼう”のピストン運動が激しくなっています。

『とうとう、あそこの中に射精されてしまうのか・・・。』

容子が必死に感じまいと堪えているようすに
『頑張れ!堪えるんだぞ!』とエールを送る自分がいます。
しかし、心の奥の方から、何もできない無力感に苛まれながらも何か不可思議な感情が湧きあがってきています。







<恥ずかしい反応>

『こっ、これは・・・、いったい何なんだ!どうして・・・。』

と、狼狽する私。

「おいっ、こっちを見てみろよ。」

容子の右側で乳房を甚振っていた男が、私の身体の変化を見つけました。

「立ってるよ、ご主人!奥さんが犯されているのを見て、チ○ポをおっ立てている。」

「おじさん、変態じゃないの!?奥さんは犯されているんだよ。感じちゃって、どうするの。」

私は、浴衣の裾を捲られブリーフを下げられました。
そして一斉にあざ笑いの声が部屋中にに響き渡りました。

「へぇー、勃起してもこんなに小さいの?皮が剥けてなかったら、小学生のおちんちんだね。」

「ほんとぅ!10センチもないんじゃない?」

「これで、よくこんな美人な奥さんをものにできたもんだね。」

「奥さん、ほれっ、これを握ってごらんよ。」

左側の男がブリーフを下げて自慢の一物を取り出して容子に近づいてきた。
いつも見慣れている主人の2倍はあろうかという巨大なチ○ポを見せ付けられて、
驚きの余り視線が釘付けになっています。

『なっ、なんて、大きいのかしら。』

容子は心の中で呟きました。

「”としぼう”のはもっと大きいかも・・・。どう、よく感じるだろう?」






<女の性と男の性>

いつもと違うピストンの刺激の大きさに戸惑っていた容子でしたが、
漸くその訳が理解できたように思いました。

『あぁ、こんな大きなチ○ポを嵌められているのね。いつもと全然違うわ。
どうしよう、感じちゃう・・・。』

容子の我慢も限界に達したようです。
異様な状況、理不尽な陵辱、しかも夫の目の前で、
そして、大きなチ○ポによる強い快感・・・。
容子から溜めに溜めた熱い欲情の声が発せられるのはもはや時間の問題でした。
やわら、目の前に差し出されていたチ○ポを握り締め、激しくスライドしはじめました。

そして、とうとう理性が官能に敗北し、
歓喜の声をあげてしまいました。

「あぁー、い、いいっ、いっ、いきそう!いっ、いっ、いくわ!、い、い、いくぅーーーー!!」

長く余韻を残しながら、容子の声が響きました。
同時に”としぼう”も雄叫びを上げ達しました。
長棹を根元まで嵌め込み、金玉が何度も収斂を繰り返しています。
子宮口に密着した鈴口から子宮目掛けて何発も何発も濃い精液が発射されているのでしょう。

『あぁー、容子が・・・、犯されて中だしされているぅー。』

目の前で繰り広げられる愛妻への陵辱シーンに、
今まで味わったことのない程性的興奮を覚え、恥ずかしいことに私も射精してしまいました。
受け入れ場所のない精子は、空中に弧を描き空しく腹の上に落下しました。

「流石にご夫婦、息がピッタリですね。ご主人、そんなに良かったですか?」

「しかし、情けないチ○ポだねぇ、もうしな垂れてきているよ。」

「ほんと、敗北して頭下げてるみたいだね。」

若者たちに揶揄されながら、
犯される妻に劣情を抱き射精してしまった自分の惨めさを噛み締めていました。

『あぁ、これが、妻物語でよく語られる”妻を寝取られる快感”ということなのか・・・』

初めて私にも少しだけ実感できたように思いました。