● 海の家〜覗かせて


出展元/妻と勃起した男達
投稿者/しんたろうさん
初回投稿日/:2007/06/05 (火)

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私は東京でサラリーマンをしています。36才です。
童顔の妻朱実(あけみ)33才、
色白ポッチャリのきわめて好みに左右されるタイプ。小学3年生の娘がいます。

私の実家は海沿いの小さな町で民宿を経営しており、夏は海の家をやっています。
毎年私の夏休みは実家に帰り、それなりに手伝っていました。
それなりにというのは、私は食事を作る事はできないし、
お客さんに接するのも苦手でせいぜいお客さんが帰った後の掃除を手伝うぐらいでした。

小柄で明るい妻は良く動きました。
人なつっこい性格で娘のいない母は可愛くてしょうがないようでした。
一昨年父がガンで亡くなり、海の家の権利を手放そうかという話も出ましたが、
組合の規則で一度手放すと、誰かがやめない限り出店できない事もあり、
父親の友人で食堂をやっている人が海の家を手伝ってくれる事になり存続が決まりました。

昨年はそんな事もあって妻は午後5時までは海の家で、帰ってからも民宿で手伝っていました。
私は午前中部屋や風呂の掃除を終えると娘と海の家のそばの砂浜で遊んでいました。
その1週間の出来事です。



午前中は朱実も民宿で手伝い、昼食をすませてから娘を連れて3人で海の家に行きました。
朱実はすぐに手伝い始めましたが娘と私は砂浜に出て遊んでいました。

1日目は久しぶりの海で娘もはしゃぎ回りあっという間に5時になり民宿に帰宅しました。
急斜面が海に迫っていてその斜面に民宿があります。
民宿の直ぐ裏に兄が建てた自宅があり、母も父が死んでから兄夫婦と同居していました。
私たちは民宿の中の二間続きの両親が住んでいた所に寝泊りする事になりました。

2日目になりました。
私は日焼けが痛くて海に入る時以外はなるべく海の家の方の日陰で娘と砂遊びをしていました。
娘も忙しく働くママを見るのが珍しく
「あ、ママがカキ氷運んでる!」手を振り合っていました。

私も良く働く朱実をたまに見ていました。
日焼けした客達のなかで水着こそ着てはいませんが
ノースリーブとミニから露出する日焼けしていない腕や足が私には目立って見えました。

そんな中、娘と遊びながら偶然妻を見たとき、
ちょうどテーブルに若いグループの注文したモノを運んできた時でした。
片膝をついてテーブルにモノをのせている時に、
朱実のすぐそばに座っていた男が朱実の足をジッと見ていました。
かなりふとももが露出していました。
私はドキドキしてきました。それからその若い男は妻を目で追うようになりました。
妻の体に興味をもった男を見て興奮したのは初めてでした。

3日目になって、まわりの客達の目を観察するようになりました。
水着姿の多い中で普通の服装の日焼けしていない妻を見る男達がけっこう多いことに気ずきました。
薄着でミニグラマーの朱実の体を好む男が意外に沢山いました。

夕方4時頃になって中年の男が一人で席に座りました。
うどんを注文して食べていました。
朱実が近くのテーブルをかたずけている時に、男の手が止まりました。
固まった様に妻を見ていました。
別のテーブルをかたずけていた時も体を捻ってまで見ていました。
あからさまな態度が不気味で不快でした。
閉店の5時頃になって男が立ち上がりました。
会計の時に朱実に何か話しかけていました。
妻は携帯を取り出し誰かと話し始めました。携帯を切ると私達の方に来ました。

「あのね、あそこにいる人が泊まりたいんだって、キャンセルになったお部屋に
泊まってもらう事になったから私連れて行くから、パパ達も帰ろう?」

「一人で来てるの?」

「なんかそうみたい、でも空き部屋作るよりいいからって、お母さんが言ってた」

「ふ〜ん、わかった、じゃあ帰ろうか」

急いで戻って男と先に出た後を私たちは斜面の上り坂をついていきました。

朱実と中年の男が先を歩いていました。
娘が走って追いつこうとしたのであわてて止めました。

「お客さんだから邪魔しちゃだめだヨ」

本当はその男とは話がしたくありませんでした。
朱実を見る男達に興奮する事は初めて知りましたし、その男達に不快な感情は持ちませんでした。
ただ、この男はなんともとっつきにくそうで、ハッキリいって不気味でした。

朱実が右側を歩いている男の方を見て何か話しかけました。
男は前を向いたまま、何か言ったかもしれませんが、朱実は下を向いてしまいました。
ちょっとして又朱実が何か話しかけました。男は前を向いたままでした。
突然朱実が立ち止まって笑い出しました。男は頭をかいていました。
男が何かまた言いました。朱実が又笑い出しました。
朱実はすぐ笑うのはいいのですが止まらなくなる事がよくあります。

朱実がおなかを押さえながら早く歩き出しました。
男がわずかに後を歩いていきました。少しして男の顔が横を見る様になりました。
わずかに前を歩く朱実を見ていました。明らかに下の方を見ていました。
朱実は小柄ですが胸だけでなくお尻の肉付きもよくて、
腰の反り方が大きいので歩く時けっこう後ろから見ると強調されてしまいます。
上り坂を早足で歩き始めたので30メートル位離れた私から見てもお尻の動きはすごかったです。
男はずーっと朱実のお尻を見たまま歩いていました。
朱実が見えてきた民宿を指さした時だけ前を見ましたが又朱実のお尻の動きを見たまま歩き出しました。
 
民宿に着くと男を避けて娘とシャワーを浴びに入りました。
お客さんが砂だらけで帰ってくるので床に上がる前に外から直接入るようにしていました。
旅館とは違い少しだけ大き目の湯船とシャワーが四つ付いているだけの簡単なものです。
入り口をガタガタ開けようとする音がしました。

「おーい、開かないよー!」男の声がしました。

「すみませーん!ちょっと待ってくださーィ」母の声がしました。

使用中の札にしていたのに、かなり腹が立ってきました。
もっとも普通ならお客さんがまずシャワーを使うことはわかりますから待っているのですが、
男を避けて先に入ってしまいました。
それでも腹が立って出たときに睨みつけてしまいました。
男はすぐに目線を避けて知らんフリをしていました。イヤナ客が来てしまったと思いました。
海の家の会計のところに貼ってあった民宿の広告を見て聞いてきたのでしょうが、
朱実に異常な興味があるような気がして、余計に気が重くなりました。

男が入っている間に朱実が娘の着替えの為に部屋にやってきました。

「なーんか変な奴来ちゃったね」私が言うと、

朱実は
「なんか変わった人よね、あっ、でもね、さっき来る時ね、最初は『いつもお一人なんですか?』って聞いたら
『そうだ』って言われちゃって恐い人だなーって思ったのね、でもお客さんだからと思って
気まずいといけないかなと思って、『あまりお話好きじゃないんですね』って思い切って言ったらね」

ここで朱実はいつものように笑いこけ始めました。

「何て言ったの?」聞くと

「それがね」また笑い出しました。

「それが、それがね、『恥ずかしいんだ』て言ったの」また笑いこけました。

「それでね、動けなくなってたら『先に行かなきゃ俺は道案内出来ねーぞ』っていうの」

もうこうなると朱実は笑いが止まりません。

その時「朱実ちゃーん」と母の声がしました。

「は、はーい」

朱実は目に涙をいっぱい溜めながら部屋のドアを開けました。
母親の隣に男が立っていました。
朱実はドンと正座して又笑い始めてしまいました。

「あらあら、また止まらなくなっちゃったの、お母さんが行こうか?」

朱実は「大丈夫です」口を押さえてようやく立ち上がりました。

「ど、どうぞ」朱実が案内しました。

義姉もいるのですがあまり愛想が良くないので朱実が来ると母はなるべく朱実に案内させていました。

「しんたろう、あんまり変な事言っちゃだめだよ」

母が言ったので朱実は又座り込んで笑い出してしまいました。
ポカンとしていた男はこの時初めて吹き出して笑い出しました。

「お嬢さん、だいじょうぶかい?」

そう言ったので立とうとした朱実は又座り込んでしまいました。
いきなりなごやかになりました。おまけに男は私に頭を下げていきました。
私はホッとしました。何日かわからないがイヤな気分で過ごす事もなくなりそうでした。

そう思ったとたんに、男が私の目覚めた変な興奮の対象になりました。
朱実が階段を上る音がしました。モヤモヤとした気分になりました。
廊下側のふすまをちょっとあけました。やはり男はまだ階段を上っていませんでした。
そして見上げていました。朱実のはちきれそうなお尻とミニの奥を見ていました。
もう朱実が上り終わる頃に上り始め、上り終わる頃に男は覗き込むようにしました。
私はギンギンに勃起してしまいました。

「お嬢さん、速いねー、おいつかねーよ」

朱実の又笑い出す声がしました。
少しして又朱実の笑い声がしました。男の声がしました。
朱実はふすまから部屋に入ってきました。閉めると吹き出して私に抱きついてきました。

「又なんか面白い事あったの?」と聞くと、

朱実はウンウンして
「あのね、あの人ね、夜は晩酌してくれるのかって、あ、あの人、あの人やっぱり変」

もう寝転んでお腹抑えて涙流しています。
寝転んでバタバタさせている姿を娘はポカンと見ていましたが朱実のパンティが見えたとき、
私は何か起こりそうな気がしてまたもや勃起してしまいました。



夕食の頃困った事がおこりました。
キャンセルになっていた筈のお得意さんの家族が来てしまいました。
キャンセルしたが翌日又事情が変わって電話したと言っていました。
メモやなにやら探していたら義姉が受けたメモが見つかりました。
母が組合や仲のいい民宿に電話しましたが何処も空きがありませんでした。
そんな時に男が下りてきました。
何か用事がありそうでしたが様子を見ていました。

「他に部屋はないのかい」男が言いました。

「あれ?そっちの部屋は使っているのかい?」

図々しく私達の部屋の隣の部屋をあけました。

「ここはちょっと・・」母が言いました。

「俺は何処でもかまわねーよ?金はちゃんと払うから心配すんなって」

困り果てていた母は私に

「どうする?いやじゃないかい」小声でいいました。

ちょっとプライバシーは充分ではありませんがこんな状況ではしかたありませんでした。

「じゃあ、そうするか、ちょっと待ってなよ、荷物出すからよ」

イカツイ顔の男に言われて今着いた家族は

「すみませんね〜」と礼をいいました。

嫌な感じはありましたが私はますます何かが起こりそうな変な興奮で荷物を運ぶのを手伝っていました。

男の荷物を持って私達の隣の部屋にいきました。

「あのう、これで全部でしょうか?」

「おうおう、悪いなお兄さん、そこに置いてくれりゃいいからよ、悪かったな」

「いえ、こちらこそ助かりました。あのー、お酒をサービスするように言われたんですが、何をお飲みになりますか?」

「ん?なんでよ、そんな気ー使わねーでいいからよ、暑いからビール飲むけどな、
さっきもそれで行ったんだが、そういやまだ言ってなかったな、ハッハッハッ」

「わかりました、それじゃビール持ってきます。すぐ持ってきますか?」

「あー、そうしてくれりゃ助かるな、持って来てくれるかい?」

「わかりました、すぐ持ってきます」

接客の嫌いな私は汗をかいてしまいました。
厨房に戻り、

「ビールだってさ、さっきもそれで降りてきたんだってさ」母に言いました。

「すぐ飲むって?」

「ああ、そう言ってた」

「それじゃーしんたろう持っててよ」

「俺が〜もういいよ、男が持っていったっておかしいんじゃないか?朱実は?」

「今買い物に行ってもらってるんだよ、じゃあ私が行こうか、お礼言わなきゃね」

「ただいまー」ちょうど朱実が帰ってきました。

「ちょうど帰って来たじゃん」

私は急いで逃げ出しました。

「しんたろー!料理運ぶ時はたのむよー」

「あー」

部屋に戻るとホッとしました。



ちょっとすると廊下を歩く音がしました。

「失礼しまーす」朱実の声でした。

「おお、お嬢さんか、こりゃあいいな、急がせて悪かったな」

ふすま1枚では男の大きな声はつつぬけでした。

「ああ、悪いな、ホントに付き合わせちゃったなおい」

妻が笑いはじめました。
逃げ出してほっとしていましたがここになって例の興奮を思い出しました。
階段をミニで先に上られたら男なら誰でも気になるし、
私だって誰も見ていなかったら同じ様な事をしたかもしれません。
ただ海の家やここに来るまでの様子では朱実の体に性欲を感じているのは間違いないと思いました。

いろいろ話しかけられて朱実は30分ほどつかまってしまいました。

「それじゃあ、夕食を運んできますから・・ビールもう少し飲まれますか?」

「ああ、そうだな、もう1本もらおうかな、ああ、それからよ、さっきお兄さんにも言ったんだがな、
サービスじゃ飲みにくいからよ、全部払うからな、そう言っといてくれよ、な、」

「すみませーん、一応伝えときます」

「お姉さん付き合ってくれるんならよ、何本でも飲むんだがな、一人じゃな」

「ハッハッハッ、1回位注ぎますよ」

「なーんでー、そんならデーカイどんぶりでももってこいや」

妻はまた笑い出しました。けっこう男がよく話すのは意外でした。
不気味な印象は消えてきましたが、それにつれて朱実をどんな気持ちで
見ているのかが気になりだして、胸がモヤモヤしてきました。

朱実が小走りに厨房に走って行きました。まもなく呼ばれて各部屋に食事を運んで行きました。
最後に一つ残ってしまいました。習慣で隣の部屋の男のモノだけ忘れてしまいました。

「あっ、ビール忘れちゃった!パパ、食事持ってきて、先に行ってるから」

食事を運びながら、私は何かまたモヤモヤしてきました。

「失礼しまーす」

「オウ、お兄さんか、悪いなー遅くまで働かせちゃってナー」

朱実が吹き出しました。

「あれ?お姉さん何がおかしいんだい?なーお兄さん」

朱実がまた笑い出しました。

「すみません、こいつ、すぐ笑い出すんですよ、病気みたいなもんで」

「ビョウ〜キ〜?お姉さん病気なんか?」

もう朱実は笑いが止まらなくなってしまいました。
私は食事をテーブルにのせていました。
その時、男の顔がちょっと真顔になって朱実を見ていました。
何気に朱実を見ると朱実は姿勢がくずれて笑いこけていました。
太腿がかなり大胆に見えていました。
それに、胸がちょっと大きいので夏の薄着で少し揺れが気になりました。

「あーおかしい」笑いが止まってきました。

「なんでそんなにおかしかったんだい?」

「だってお兄さんとかお姉さんとか言うから」また吹き出しました。

「なんでー、若いんだからお兄さんとお姉さんだろうが、なーお兄さん」

朱実はまた笑いこけました。右手を後ろについて体をよじりました。
その時膝が少し浮いてしまいました。ミニがタイトでないので一旦なおしたのに、ハ
ッとするほど太腿が露出してしまいました。
たぶん、男からはパンツまで見えてしまったと思います。
朱実は悪気は無く用心が足らない事があります。
男は狼なんだぞ!本当は!と、何べん言ってもだめなんです。

私はどうしたらいいか、わからなくなってしまいました。
とりあえず、自分達の年齢をいいました。そうしたら、

「だろー?若いじゃねーか、なあ、お兄さん」

そうなのか!と言うと思って言ったので私も吹き出してしまいました。

朱実はバタンと横に倒れてしまいました。

「あれ、お兄さん悪いけどビールもう少しもらうかな、」

「あ、持ってきます。何本持ってきましょう」

「いや、1本でいいや、小便たまって寝られなくなっちゃうからな」

朱実は横に倒れたまま顔を伏せて体をふるわせています。
上から見てかなりギリギリ、ちょっと気になりましたが何か又モヤモヤしてきました。
急いでビールを取りに行って戻ってきました。
自宅の部分でこの部屋は障子にガラス戸が入っていました。

そっと覗いてみると、朱実はまだ同じ姿勢で笑っていました。
男は、喋りながら四つん這いになって朱実の足のほうから覗いていました。
臨時の小さなテーブルで、かたてをテーブルについてのぞきこんでいました。
胸がものすごくどきどきしてきました。朱実は足までばたばたさせていました。

あまり時間をおけないのでしかたなく中に入りました。
わざと開けるのを失敗したふりをして入るのを知らせました。

「あー悪かったなー、お兄さん、お兄さんもちょっと飲まねーかい?」

「あー、まだ運んだり仕事残ってるんで」

「なんだまた働くのか、大変だなー、なんだ、二人夫婦なんだって?
悪かったなー隣に来ちゃってなー、奥さんによ、悪いけど3日ばかり静かに寝かせてくれって言ったんだよ、
鼻血止まんなくなっちゃうからってよ、そしたら何のことですかってよ、そんじゃどうやって子供作ったんだって
言ったのよ、電柱にぶらさがってたのかって言ったんだよ」

朱実はもう動けないぐらいになっています。

「まーお兄さん、一杯だけつきあえよ、一杯だけ」

酒が入ると本当によくしゃべる人でした。1時間ほど経ってしまいました。
かたずけの時間になってしまいました。
又かたずけに来ることにして、席を立ちました。
変な欲望がでてきた私は気になった事がありました。
話の流れで風呂場の話になり

「寝るのも遅くなっちゃうんだろう」

「いや、私はこいつが風呂に入る頃に娘と寝ちゃうんです。」

「なんだ、一緒にはいらねーのか、恥ずかしいのか?」

「はっ、はっ、そうじゃなくて娘が遅くなるとまずいので、こいつが忙しいので先に娘と入っちゃうんです」

「娘は恥ずかしくねーのか」 

「もうそろそろですよね」

「そうだよなー、父親なんてそんなもんだよなー」

「こいつ冷え性で湯船に入らないと寝れないんで、その準備をしたら娘と寝ちゃうんです」

「そんじゃ奥さん何時ごろになっちゃうんだ」

「そうですよねー、お客さんが10時まで使いますから10時半に私が準備して
だいたいこいつが11時に入るでしょ、暖まったりして1時間くらいいつも入ってますから0時過ぎになっちゃうでしょうねー」

「いやー大変だなー奥さん、俺背中でも流してやろーか」

「えー!鍵閉めちゃうから入れません、もー」

「それじゃー入れないだろーよ、もう背中ながさせてくれたら30万はだすのになー」

「え〜、30万円もはらうんですかー?」

「もっと少なくていいのかい?」

「だめです、もっと払わないと」

「あっ、チクショウからかわれちゃったよ」

「大丈夫ですよ、脱衣所の向こうの物置に潜んでいるんですよ、そしてこいつが入ったらおくさ〜んて出てけばいいんじゃないですか」

「それじゃあオバケじゃねーか」

どっと笑って終わってしまいましたが、男の顔がすこし変わったような気がしました。
それに覗く方法は、わざと教えたようなものでした。

その夜も10時半に湯船の準備をしました。
朱実は娘といつものように宿題をみていました。
私はわざと大きな声で「準備できたぞー」と言いました。
男が出ていくかとソワソワしていました。でも朱実が行くまで男は出て行きませんでした。
そんなにある訳ないよなーと想像した自分がばかに思えました。
朱実が出て豆電球にして娘と寝ようとしました。少し興奮していろいろ想像して
興奮してきました。10分くらいして、廊下を歩く音がしました。
隣の部屋から歩いてきた音です。そして外に出る戸をあける音がしました。
心臓がひどくどきどきしてきました。のぞけるはずはないのですが、
私もいってみました。

男は風呂場の前に立っていました。明らかに近ずいて中の音を聞いているみたいでした。
同じかっこうでした。30分以上たったころ、ドアに寄りかかって自分のものをしごいていました。
部屋に戻りました。ものすごく興奮して心臓の音が娘にきこえるほどでした。
男と朱実が帰ってきて、しばらくして男が出て行きました。私もトイレと言って出て行きました。
でも男がみあたりませんでした。よく見ると風呂場のドアが開いていました。
何をしているのか知りたくてちかずきましたが中でなにか音がして顔をあわせるのがこわくて帰ってきてしまいました。
10分くらいして男がもどってきました。

部屋にもどると興奮してなかなか眠れませんでした。
朱実がお風呂にはいって出しているいろいろな音を聞かれたことだけでも、ものすごい興奮でした。
朱実がすっ裸でいるところのすぐそばで朱実の裸を想像して男が手コキしていた
ことで、興奮がしずまらなくなってしまいました。

朱実がまんなかで川の字で寝ていました。廊下側がわたしです。
朱実はここに来てから疲れで横になるとすぐ眠るようになっていました。
目がさえてしまって朱実を見ながら昼間のことやここに帰ってきてからの事を思いだしていました。
だんだん目の前の朱実を抱きたくなってきました。
娘のほうを向いている朱実にくっつきました。そして右手をまわして朱実の胸をつかみました。
ブラジャーをつけていないので、大きな胸がくっついて一つになっていました。
柔らかくて夢中でもんでいました。朱実はまだ起きませんでした。
興奮がとまらなくて今度はお尻をさわりはじめました。
つかむと、いつもどうり海に沈みこむみたいに指がしずみこんでいきました。
朱実が立っているときにお尻をつかむと、本当にどこまでも指が沈み込んでしまうんじゃないかと思う事があります。

頭と腕だけ入れてバサッとしたのを着ていたので、すそを簡単にまくれました。
パンティの上からさわっていたらもう我慢できなくなって手を中にいれました。
おしりの肉をさわったりつかんだりしていたら、朱実の手が私のうでをつかみました。

私にもたれるようにして
「〇〇がおきちゃうョー」と、娘がおきるからといいました。

「だめだ、もう我慢できないよ」そう言うと、

「じゃあ、お口でしてあげる」

そう言って私のほうをむきました。
朱実は性の知識が少なかったので、処女を破ってから私が都合いいように教えこんできました。
すぐに信じ込む朱実は当然飲み込んでくれます。

「みんな飲み込んでるんだぞ!女の栄養になるんだ」

今でも本気にしています。
友達とも性の話はあまりしないみたいで今でも通用していました。

娘が起きたときのために、私が逆さになりました。
その時朱実の足のほうの隣との間の襖がすこし開いていている事にきずきました。
とっさにいつもの自分が閉めようかと思いましたがすぐに開いている事の不自然さにきずきました。
見ても向こうの部屋がかすかに見えるだけでした。男の影はありませんでした。
ものすごくいやらしい気分になってきました。

「ぜったい脱がせちゃダメだョしんたろう」

朱実はクンニをするとすぐに火がついてしまいます。
けっこう朱実の声は響くので娘のために我慢することにしました。
バサッとはじをまくってパンティまで丸見えにしてから横になりました。
いつものように朱実の股の間に顔を入れました。
パンティをはいているので舌でパンティをなめたり口をおし付けたりしていました。

「ああん、濡れちゃうョー」

実の舌が休まないていどに我慢していました。
太腿をなめはじめた時、襖をみたら、豆電球が消えていました。

となりの豆電球がきえて、あらためて男に朱実の体を見られている事がはっきりとして、
体がかたまってしまいました。
笑いころげてミニから出た太ももやパンツをのぞかれていたときは、どきどきして興奮しただけだったのですが、
パンツを丸出しにしてフェラチオしている朱実を見られているのが、こわくなってきました。

太ももをなめているのを、すぐ横から見られている事が耐えきれなくなって、私は体を起こしてしまいました。
朱実はカン違いして、

「ダメだってば!起きちゃうから」と言いましたが

私がアグラをかくと、安心して又なめはじめました。
下をむいて、せりあがったお尻をなでながら目だけ向こうを見ると、
こっちの豆電球ですき間に男がいるのがよくわかってドッキリしました。

だんだん朱実の舌と口で我慢できなくなってくると、興奮でもう少し見せたくなってきました。
風呂場でのぞかれなかったんだから、これくらいいいか!と

「朱実、お尻だけ出させてよ、そこまでだったら大丈夫だろ?」

というと、
朱実は私を見上げて

「本当にそこまで?」とイタズラっぽい目で私をみました。

「絶対!」そういうと、

「本当に絶対?」と首をかたむけて可愛い顔をして私をじらしました。

「じゃあいいよ、俺、全部おろしちゃうから」そう言うと

「あ〜んダメだよ、お尻だけでいいんだよね」

そういって自分でおろそうとして起きかけました。
私はフスマのほうを見られたらまずいので、あせって

「いい、いい、俺が下ろしたいんだ、寝てていいから」とあわてて寝かせました。
朱実がなぜか上をむいてしまいました。まだ、前をみせる勇気はありませんでした。

「朱実、ここの毛みえたら俺野獣になっちゃうぞ」そういうと、

あっ!という顔をして下を向きながら

「お尻だったよね」そういってクスクス笑いだしました。

こんな場面で笑い出して娘が起きてしまったらおしまいになってしまうので、

「朱実、がまんしろ!命がけでがまんしろ!」

あせっていて変なことを言ってしまいました。

「い、いのちがけー?」まずい!よけいに笑わせてしまいました。あせって
 もう一度パンツを丸出しにしなおして、パンツをつかむと、「しんたろ〜」
 朱実が呼びました。「なに」「エッチ」「なにをいまさら」朱実が吹き出してしまいました。
 なんかあせってきて、いっきにおろしてしまいました。いつものボリューム満点の
 朱実のお尻がいきなりぜんぶ出てしまって、いつものお尻よりすごくいやらしく
 みえて見とれてしまいました。「しんたろー」「なに」「したくなっちゃった」
 まだそんなところを見せる勇気がありませんでした。

「〇〇おきちゃうぞ?」娘が起きることをいうと、「じゃあ抱っこして」
私はバックからゴムを出して急いでつけました。「しんたろー」「なに」「顔がこわいョ?」
人の気もしらないで!男が朱実をみる姿からものすごい迫力がかんじられて、
それが私もものすごく興奮してきて、我慢できなくなっていました。
いそいで横になって朱実を抱きしめました。そして自分のモモを朱実の股にいれました。
「あーんしんたろー、しんたろ〜」私の胸でくりかえしながら、朱実は腰をつかって
股を私のモモにこすりつけはじめました。私はそんな朱実のお尻が動くのをそうぞうして、
男が見ているのをそうぞうして、ムチャクチャ興奮しました。
朱実の髪をむちゃくちゃになでながら私も腰を使ってチン〇を朱実の腹にこすりつけました。
朱実の息で胸がものすごく熱くなってきました。
「アー、アー、しんたろー、イッチャ、ゥ、しんた、ろう」朱実の体がふるえてきました。
体をずらして朱実にキスしました。朱実は痛いくらいに私の舌を吸いました。
「あぅ!あぅ!」朱実が逝きました。私も逝きました。
少しして「おおっ!」と隣で男の声がしました。
静かになった朱実がギクッとしました。「なに?今のなに?」
「おっちゃん、夢見てんだよ、よくしゃべったから」ふすまを見られたら困るので
「いいから寝ナ、抱っこしてるから」「うン」また朱実の顔を胸に抱くとすぐに
すやすやと眠りました。いつもの事ですが今夜は必死でした。しばらくして
フスマが閉まりました。この時はすごい事をしてしまったと思いちょっとしてから
どきどきしてきましたが、だんだんもっとすごい事をしたいといろいろ想像しはじめて、
眠れなくなってしまいました。

 うとうとして気がつくと朝になっていて、朱実はもういませんでした。
 娘は口をあけてねていました。
 しばらくして朱実がはいって来ました。上から抱きついて胸に横顔をのせて
 「あーしんたろうに抱っこされると気持ちいいー、今夜も抱っこして」
 「〇〇、〇〇と寝かせようか、こんやから」
 アニキの娘が二つ年上で仲が良くきたときからアニキの家でいっしょに寝たいと
 さわいでいましたが宿題が終わってからといっていました。
 「宿題おわったしね、」「もっと抱っこできるしな」「しんたろ〜?」「なに」
 「エッチ!」「嫌い?」「好き」また私の上で笑いだしました。
 朱実の胸がおもいきりおしつけられて動くので妄想がわいてきました。
 こんやはどうしようか?考えていたら勃起してしまいました。

「しんたろう、まだ起きないのかい?」母の声であわてて朱実がはなれようとしました。
私は思い切り抱きしめてはなれられないようにしました。朱実があわてて
「お母さんがきちゃうよ」「キスしたらはなしてやるよ」「朱実ちゃーん」
「あ、はーい、今起きましたー」「キスする?」朱実が笑いだしました。
「どこに?」「あっ」腕をはなしました。朱実が体をはなして上にあがってきました。
私の顔をジッとみていました。口を近ずけてきました。童顔の朱実がこの時だけは
おとなの女の顔にみえます。ものすごい濃厚なキスをはじめました。
すこしして「しんたろー、あけみちゃーん、どうしたのー?」
朱実はやめようとしませんでした。今度は私があわてました。
朱実は全然やめようとしませんでした。私がやめろともぐもぐさせると、大人の目を
あけてジッとみていましたが、急にはなし、「ね、こまるでしょ?」
そういって厨房にいきました。私は朱実のセックスの時の大人の顔をみせられて
勃起がいたいくらいになり、厨房に行けなくなってしまいました。
ドアの前に立っていたら「しょうがないねー、しんたろうは」「なんかお腹いたいみたいです」
「そうなの?しょうがないね」

 お客さんたちの朝食が終わって、帰るお客さんを見送り部屋の掃除をしながら
 朱実がお尻をみせながら私にからみついて腰を動かしていた事やそれをのぞいていた
 おっちゃんの影を思い出してもやもやしてきました。そして今夜は何をしようかと
 いろいろ考えていました。

掃除が終わるころ、おっちゃんが起きてきました。
 「おー、早いなお兄さん」「え!もうお昼ですよ」笑いながら言いました。
私はゆうべの会話や夜の出来事のせいかみょうに親近感がわいて、緊張感がなくなっていました。
 「なに?昼だ?今何時だ」「えーっと、あと20分位で昼ですね」
 「あっちゃー、なんだよ、ずいぶん寝坊しちまったな」
 「今夜も泊まるんだから、ゆっくりしたらいいですよ、あ、食事持ってきましょうか」
 「ん、そうだな、わるいな、」
厨房に行って食事を頼むと風呂場の掃除にむかいました。もし朱実がもっていって、
その時のおっちゃんの様子を見たい気もしましたが、朝はいそがしくてそんな暇は
ありませんでした。

 脱衣所にはいると、ゆうべの事を思い出してまた勃起してしまいました。
 どれくらい聞こえたのかはわかりませんが、朱実のシャワーを浴びる音やゴシゴシ
 洗う音を想像して私が興奮してしまいました。ふと、おっちゃんがゆうべ何をして
 いたのか気になりました。なんかガタンとちょっと大きな音は聞こえました。
 脱衣所や風呂場をみましたが見当つきませんでした。ふと脱衣所の奥の物置に
 目がとまりました。ゆうべ自分が「脱衣所にかくれるんですよ」と言ったことを
 思い出しました。物置のドアをあけました。いつも私が風呂場のタイルの床を
 みがくブラシなどが、奥におしこめられていました。せまい空間なのですが、
 入るところだけスペースがあけられていました。おっちゃん、のぞくつもりだ!
 興奮して心臓が音をたてだしました。やっぱり朱実の裸をのぞく気なんだと思ったら
 もう変な気分になってきました。
 ブラシをもって風呂場にはいると、ゆうべ朱実がシャワーをあびた水滴が残っていて
 そんな事にまで興奮してしまいました。

 掃除を終えて厨房にいくと義姉だけがなにかやっていました。
 「あれ?朱実とオフクロは?」「あ、さっき朱実ちゃんが食事持っていった後、
 おかあさんもお礼言わなきゃって行ったきりだけど」「そう」
 厨房から部屋に入ると、娘がまだ口を開けたまま眠っていました。
 寝不足なので、ちょっと寝ようかとゴロンと横になりました。
 すこしボーッとしていると、やけに隣がしずかな事が気になりだしました。
 なにか話し声がしますが、3人いるにしては、とくにおっちゃんの大きな声が
 聞こえませんでした。朱実の笑う声もしませんでした。

気になって廊下にでて障子戸のガラスから中を見てビックリしました。
向こうがおっちゃんで、手前の背中がみえるのがおふくろで、その間のこっちを
向いているのが朱実でしたが、朱実が泣いていました。おふくろは下を向いていて、
おっちゃんは肘をついて、なにか考え込んでいるようでした。
朱実が尻をのぞかれたのを知っていてオフクロにチクッたのかと思いました。
二人をおふくろがたしなめているのかと思いました。ふと、もっと困ったことを
想像しました。朱実が食事を持っていったところをおっちゃんが襲ってそれを
オフクロが発見したとか、いやな想像しかできませんでした。

 私に気ずいた朱実がオフクロに教えました。オフクロが私に手招きしました。
 オフクロも泣いていました。ただ優しい顔だったのですこし安心してはいりました。
 「しんたろう、覚えているかい?お前が確かー中学生か高校生の時に泊まりに
 来るはずのお客さんが大きな事故で来られなくなったの」
 「いやー、お兄ちゃんは覚えてねーだろ」「お前も連れて病院に見舞いに行った
 んだけどね」
 「あっ!あの包帯だらけだった人」「そうそう」「おー、覚えてくれてたか」
 「あの人なんだよ、このお客さんは」「え!おっちゃんが?!」
 トラックの居眠り運転で乗用車が大破してたしか乗用車がわはほとんど亡くなった事故でした。
 「それじゃ、その時」「そう、奥さんもお子さんも亡くなっちゃったんだよ」
 「あー、俺一人バチあたって生き残っちゃってなー、それから毎年その季節に
 なるといつの間にかそこまで車で行っちまうんだよなー、でもな、どーしても
 その先まで行けなくてよ、今年よ、初めてな、あいつら行けなかったとこに
 行ってみたくなってよ、海見てな、泊まるはずだった民宿見て帰ろうと
 思ってな、とりあえずあそこでうどん食って場所聞こうと思ったら張り紙
 があってよ、そんでそんなら泊まってみるかって事になってな」
 「再婚はなさらなかったんですか?」母が聞くと「あー、めそめそしてる間にな」
 「そうですかー」

なんか興奮がおもいきり冷たい水で冷やされてしまいました。
朱実と娘とアニキの娘と4人で海の家に向かいました。私も朱実もおっちゃんのことを
考えながら黙って坂道をおりていました。
「おっちゃん、かわいそう」朱実がまた涙をぽろぽろ流しました。「ほんとだな」
それ以上二人はことばが出ませんでした。
「おーい、ちょーっと待ったー!」おっちゃんの声がしました。おっちゃんが
坂道を走ってきました。
「やー、わるかったなー、あんな話が出るとは思わなかったぜよ」
母が名前をみてまさかと思い、昔の予約をしらべてわかったようでした。
「やー、俺たち何もしらなくて」「なーに、あたりまえだろ、ハッハッハッ」
「寂しかったでしょう」朱実が言いました。「まあな、でもな、ここまで来れたって
こたー、そこまで立ち直ったってことよ」おっちゃんが二人の間に入って二人の
肩をつかんで歩き始めました。はしったせいで息がきれてました。
私はつい興奮と思いやりが交ざって「おっちゃん、寂しかったら朱実今夜貸すから」
「なに?いくらでだ」「えー、売春でしょ〜それは」「なにー、ずいぶんエッチな
言葉知ってんだなー、子供も電柱で見つけたくせに」3人で大笑いしましたが、
あぶなく勃起しそうでした。

 しかし、またさめた興奮がよみがえりました。「おっちゃん!わるいけどちょっと
 買い物頼まれたのわすれてた!ちょっと行ってくるから」
 「おう、まかせとけ!」
 私は車で隣町のホームセンターに行きました。まずガラスの曇り止めをみつけ、
 それから迷いながらナイフと金属製のヘラを買いました。興奮してて店員さんに
 相談もせずに買ってしまいました。
 それから急いでもどり、また海の家にいきました。

砂浜の方にいくと、娘達がいつも日陰でいたところにいました。
「ごめんなー、砂遊びか」「だーって、おじちゃんが、ぜーったい海に入るなって
いうんだもん」「あー、ごめんごめん、心配で言ったんだよ、見てるから行っていいぞ、
ぜったい深いところ行っちゃだめだぞ!」「やっ・たー」二人を見送って海の家を
のぞいて、ギョッとしました。おっちゃんがネジリハチマキして食事をはこんでいました。
朱実はなぜか厨房の入り口の柱に両手をあてて、ひたいをのせて笑いをこらえていました。
でも、よく見たらもう背中がふるえていました。
「はいよ!おまちどー!!」すごい大きな声でした。女のお客さんたちは「あああ!びっくりした」
とかなり驚いたみたいで、ドスンとおくのでまたびっくりしてました。おっちゃんが去ると
みんな顔をふせて笑っていました。間違えて別の人に持っていった時、「おーい、それ
こっちじゃない?」「なーんだよ、早くいわねーから間違えっちったじゃねーか」
どっと笑いがおこりました。びっくりして見ていたら目があってしまって、やばいと思ったら
「おー、お兄さん、子供達ちゃんと言っといたから、それとよ、お嬢さん、疲れてるから
休ませろよ」お客達がいっせいにこっちを見たのであせりました。
すぐに朱実が来ました。四つん這いになって「お、おっちゃん・・だめ、もーだめ、」
笑い病がはじまっていました。「な、だめっつってんだろ?やすませろ、な」
朱実がヒーッと苦しそうに笑いだしました。
ふーてんの寅さんを思い出しました。ほんとうにこんな人がいるんだと驚きました。
床の上でこちらを向いたまま倒れてしまった朱実の体を厨房の手伝いのおじさんが
だらしない顔でみつめていました。

 夕方になっておっちゃんが私のところにきました。「やー、まいったまいった」
 「すいません、俺、ああいうの苦手なんで」「やー、いいって、朝からいやな思い
 させちまったからな、罪滅ぼしだ」この時チャンスだと思いました。
 ほんとうはホームセンターの帰りに考えたのとは順序が逆なんですが、とりあえず
 朱実がいない時と思っていたので、「おっちゃん、相談があるんだけど」「ん?
 なんだ、俺にか?!」「あの、朱実に内緒にしてほしいんですけど」「ん?あーそりゃあ
 相談だからな、いいぞ、なんだ?」「あのー、今夜、朱実が寝てからおっちゃんの部屋
 行っていいですか?」「なにー!」「シーッ」「なんだ、おめー、俺が好きになったってか?」
 こっちも笑いが止まらなくなりそうでした。「冗談だ」言われて私もバタンと倒れて
 しまいました。「なんだ、似た者夫婦か」もう笑いがとまらなくなりました。
 でも、立ち上がるとき私の肩をポンとたたいて「わかった、眠っちまうからそん時起こせ」
 「ありがとうございます」がヒーヒー言って手をあわせていました。
 「俺の子供もなー、でかくなったらこんなだったんだろうなー、よく笑ってなー」
 ハッとして笑いがとまりました。
 「男の子だったんですか?」「いや女だ」また腹がよじれました。
 「まー、そんじゃ、先に帰って寝てるから、飯の時おこしてくれ、夜起きるようだからな」
 笑いながら風呂場の朱実の裸があたまにうかびました。

朱実が来ました。「おわったよ!」砂浜でねころがっていたらいきなり朱実の顔が目の前に
あらわれました。「びっくりした?」「朱実ー、」「ん?」「朱実、チューしてよ」
「えー、ここで〜!」「ちょっとだけ、な、」「ん〜、ちょっとだよ?」まわりをみて
顔を近ずけてきました。
口がついたときに両手で朱実の頭をおもいきり押さえつけました。ん〜、ん〜と抵抗していました。
ようやくはなすと怒るかとおもったら「どうしたの?しんたろー、なんか変だよー」
あわてて起き上がりました。「朱実がさー、可愛くって可愛くってしょうがないんだよ」
ちょっとして朱実が後ろから抱きつきました。「ほんとー?」「あー、頭が狂いそうだ」
ちょっと手がゆるみました。驚いたようでした。ゆうべ、笑い転げてのぞかれたり、腰を
動かしているお尻を見られたり、今夜風呂で裸をのぞかれるかもしれなかったり、
計画がうまく進めばおっちゃんにさわられたり、犯されたりするかもしれないと、
もともと私にとって可愛くってしょうがなかった朱実がますます可愛く思えて本当に
頭が狂うほど可愛く思えました。すこしして朱実がまた強く抱きしめてきました。
「しんたろう、ありがとう」朱実の顔がくっついてる耳が濡れました。
ほんとうの今の気持ちでしたがやっぱり嘘をついたみたいで苦しくなりました。

 「あー、おじちゃんとおばちゃんすごいねー」アニキの娘の声がしました。「いっつも
 こうなんだよ、おじちゃんとおばちゃんはちがうの?」娘の声がしました。「あれ、
 おばちゃん泣いてない?」「ケンカしたんじゃない?」「なーんだ、仲直りでくっついてんだ」
 「いこういこう、お腹すいちゃった」「おばあちゃんに何か作ってもらおー」
 なんだか遠ーくで子供達が話しているみたいなへんな気分でした。

「なんか隠してるけど、いい、しんたろう」朱実がいいました。なんか悲しくなって涙が
出そうになりました。
「しんたろー・・」

 帰り道、手をつないで坂をのぼっていくと、だんだん恐くなってきました。それと同時に
 もやもやする変な気分も強くなってきました。朱実が強く手をにぎってきました。
 すこしして私の腕を自分の胸にもっていって両手でだきしめながら頭を押し付けてきました。
 敷地にはいって、腕をほどこうとしたら朱実がギュッとつかみました。
 お客さんやおふくろたちがいつ出てくるかと思ってあせりました。
 「しんたろー」「なに、」「わたしねー」わざとゆっくり言っているみたいであせりました。
 「わたしねー、しんたろーがねー、何をしても」私の腕をさらにつよくつかみました。
 「きいてる?」「ああ」「しんたろうが何しても嫌いにならないからね」「あ?」
 どこまでわかって言ったのかいまだにわかりません。

敷地にはいると、うしろの風呂場から娘達がでてきました。
 「ママー!着替えはやくはやく!」朱実を連れて行ってしまいました。
 兄の娘が横にきました。
 「仲直りした?早くしたほうがいいよ?うちのお父さんとお母さんなんかね、
 このあいだなんか、1ヶ月も話さなかったんだよ?な〜んでも私に言ってきてさ、
 もー大変だったんだから、あのさ、おじちゃんは泊まりにこないの?」 
 「寝る場所ないだろ」「あっ、そうか、じゃあね、〇〇ちゃん、すぐ来る?」
 「あー、すぐ行かせるよ」「や・た〜!じゃあね!」
 子供のたいして意味のないはなしが、なぜかホッとしました。
 しかし子供の平和なふんいきで、今の自分のきたなさが恥ずかしくなりました。

かったるい気分で部屋にはいりました。「キャッ!パパのエッチ!」
「な〜に言ってんだよ、ここしか部屋ないんだからしょうがないだろ」
「あ、そうか」「そう」ごろんと横になりました。「パパどうしたの?」
「パパねー、病気なの」「えー!病気なのー?」娘が水枕をもってきました。
「ママ、〇〇ちゃん来ちゃったから行くね、パパー、行っちゃうよー」
「パパ、行くって」「あー」ヨタヨタ立ち上がって娘を抱きしめました。
「あー、あいついないと急に静かになるなー」「ほんとね、私手伝ってくる」
朱実は水枕を私の股において「だいじょうぶ?」キャッキャッいいながら
行きました。股の水枕が、いがいに気持ちよくてそのままにしながら
目をつぶるとヌードの朱実が頭にうかんできました。大きく股をひらいて
おっちゃんに見せていました。

 「しんたろー、今夜は休んでいいって」いつのまにか眠っていました。
 「しんたろー、ほんとにだいじょうぶ?調子わるいの?」
 「ああ」朱実が顔をのぞきこみました。「どうしちゃったの?」
 「どうしちゃったと思う?」「えー、ふざけないでよ、心配してるんだから」
 「あー、おっちゃんの事考えてた」「おっちゃん?ああ」
 「こんな田舎だからさ、海水浴に来た人がたまに溺れるなんて事はなれてた
 けど、なんかあの事故は親があわてていた様子のせいもあるだろうけど
 ショックでさー、漁師やってた親父がいなくて受験のアニキが行けないんで
 おふくろ俺だけつれて病院行ってさ、奥さんと子供が死んじゃったって
 聞いてからおふくろずーっと泣きっぱなしでさ、しばらく時どき思い出してたんだけど
 いつのまにか忘れてたら今日思い出しちゃったろ?なんか変な気分でさ」
 「私きいた事なかたもんね」

「朱実ちゃーん、お願いねー」おふくろの声がしました。「俺だいじょうぶか?」
「だいじょうぶ、聞いて安心した、ごはんここに持ってくるから、ね、」
事故のはなしを思い出して、おっちゃんがあの時の人だった事はまだ変な気分でしたが
これは私の作戦でした。今夜風呂場へのきたいはありましたが、別のきたいも
ふくらんでいました。

 今夜もおっちゃんの食事が最後でした。私のことばが効いたのか朱実がおっちゃんの
 相手をしていました。最初はゆうべと同じようにおっちゃんの大きな声と
 朱実の止まらない笑い声が聞こえていましたが、急に静かになりました。
 気になって廊下のほうからのぞいてみました。正面をむきあっているのかと
 思っていたら今朝と同じようにおっちゃんの隣に朱実がすわっていました。
 朱実はわらいじょうごだけでなく、なんというかお人よしというか、
 同情から親切すぎるところがあって、以前に会社をやめさせられる事になった
 後輩に同情から親切すぎて誤解されて私が寝た後その後輩に犯されそうに
 なった事がありました。大声で目を覚まして危機一髪でした。
 当然その後輩は姿を現さなくなりましたが、男は狼なんだぞといっても
 その時はだいぶこたえたようでしたが、やっぱりあいかわらずでした。
 その情のふかさを悪用できないかと私は考えていました。

いつのまにか10時近くになりました。私は隣にきずかれないように、そっと
部屋を出ました。風呂場の掃除を大急ぎでやりました。そして脱衣所から
風呂場にはいるガラス戸に曇り止めをふきつけました。さすがに胸がどきどき
してきました。おっちゃんが朱実の裸をよくのぞけるように窓についた泡を
ふき取っていると、なんか自分の気持ちの限界をこえるできごとである事が
わかって、こわくなってきました。それでもきれいにふきとってしまいました。
それからひとつだけあるガラス窓にとりかかりました。むかしブラインド
をかけてあったのですが、だんだん折れたりしてのぞく人がいたので
おやじが白いペンキみたいのをぶあつく塗ってしまいました。
はじをナイフやヘラでけずりおとしました。あまり大きくはできないので
私がのぞけるかどうかは期待できませんでした。

 汗びっしょりかいてようやく終わりました。いそいでシャワーを浴びて
 もどりました。まだ朱実はもどっていませんでした。隣があまり静かなので
 気になってのぞいてみました。心臓が飛び出るかと思いました。朱実は
 大泣きしてしまったのか顔を両手でおおっていましたが、おっちゃんが
 泣いている朱実の肩に腕をまわしていました。なだめるしぐさのふりを
 しているんでしょうが、おっちゃんはたぶん勃起してたんだと思います。
 心臓がバクバクして息苦しくなってきました。おっちゃんは何かいいながら
 不自然に顔を近ずけていました。おっちゃんは朱実を自分にもたれるように
 ひきよせたので朱実はよろけて右手をつきました。まぶたがすごくはれていました。
 朱実は左手でミニのすそにさわりながらおっちゃんの話を聞いていました。
 そして、私は息がとまってしまいました。

 朱実が顔をあげると目をつぶりました。キスをうけいれる時のあの顔でした。
 頭が停止しました。おっちゃんの顔がちかずきました。私はおもわず、ああ、と
 声をだしてしまいました。ふたりの顔がかさなってしまいました。
 おっちゃんの手が朱実の顔をおさえていました。手がふるえてきました。
 10分位だったか20分位だったか長いキスでした。途中おっちゃんが
 いちど顔をはなしましたが又朱実の顔を上げてキスしはじめました。
 おっちゃんがキスしながら朱実の胸をつかんだ時朱実は手をはなさせました。
 すこししておっちゃんの手がミニからでた太腿をさわりはじめた時、朱実が
 はなれました。朱実が飛び出してくるかと思ってなぜか恐くなって外に
 出てしまいました。

夏は雨戸をしめないので外といってもコの字形の家にかこまれた敷地内の、外ですが、
朝風呂場から出て3人を見たあたりで部屋をみていました。
朱実はなぜかニッコリしてでてきました。こっちの部屋のフスマを開けて中を
みていました。私がいないので驚いているかと思いあわてて玄関にいきました。
どうしようかと迷いましたが中にはいりました。
廊下から部屋をみていた朱実が気がついて抱きついてきました。
「どこに行ってたのーしんたろー」「お風呂用意してたんだよ」
「しんたろー」「なに、どうしたの」
「しんたろー、おこらない?」「なにを?」「だからー、おこらない?」
「ハッハッ、わかったよ、おこらないから言ってみな」
「ほんとう?きらいにならない?」「ならないさ」「どーして?」
「好きだからさ」「なにしても?」「あー、なにしてもさ」
「どうしてー」朱実がますますきつく抱きしめて体をゆすっていました。
「だからー、朱実が大好きだからー、朱実がしようと思ってしている朱実も
 好きだって事」「うそ〜!」「うそじゃないって!」「うそついたら?」
「ん〜ん、そうだな、チン〇かじったらいいさ」「チン・・・」
朱実がしゃがみこんで笑いだしました。
「どうしたんだ?」朱実を立たせました。「抱きしめて」「こうか?」
「もっと」「ん?」「もっと強く」「苦しくないか?おっぱい」
「も〜、いいからおねがい!」「こうか?」「はなしちゃだめ」「わかった」
「絶対はなさないでね」「ああ、はなさない」
「あのね」「あー」「さっきね」「あー」「おっちゃんが奥さんが生きてた時の
はなし聞いててね」「うん」「すごくかわいそうになっちゃってね」「ああ」
「奥さんとするつもりでするからキスさせてくれって言われてね」
「しちゃったのか」「うん・・おこった?おこったよねー!」
「おこらないよ」「え・・ほんとう?ほんとうにおこらない?」
「あー、俺もかわいそうだと思ってたからな、言ったじゃん、貸しましょうかって」
「なに言ってんの?しんたろう」「アハ、うそだよ」「しんたろう、キスして」
「今か」「今、今じゃなきゃだめ」興奮していた私はいきなりキスしました。
その時オッちゃんが部屋から出かかりました。ますます興奮して舌をからめました。
「朱実!」「え?」「我慢できない」「だめだよお風呂にはいってないから汚い」
「俺ははいったから」「ちがうよわたし!」「部屋にいこう」「だめだよ声出ちゃう」

厨房に連れていきました。「え〜、こんなとこで」「いいから」ミニに手をいれて
パンティをとりました。調理台に手をつかせました。「朱実!もっと尻つきだせ!」
指をいれましたがもうヌルヌルでした。いっきにつらぬきました。パンパンと
激しく突くとすぐに朱実の尻もリズムをあわせてきました。廊下のハジに
オッちゃんの影がみえました。私はさらに興奮して朱実の白いサマーセーターを
たくしあげました。それからブラジャーの止め金をはずしました。ブラジャーの
カップをオッパイの上にしました。大きなおっぱいが激しくゆれました。
オッちゃんの影はうごきませんでした。興奮してあまり長持ちしませんでした。
「あ、あけみ、、」「しん、た、ろー」
しりのわれめに放出しました。
「さあ、お風呂はいっといで」わざと大きな声で言いました。
厨房側から部屋にはいりました。音に注意しました。玄関をあける音がしました。
「しんたろう、一緒にはいろう?」「ああ、ちょっと疲れちゃった、待ってるから
から入っといでよ」「いいよ、わかった」
部屋を出て行く朱実のからだがなまめかしく見えました。
すぐに隣とのフスマをあけました。
おっちゃんはいませんでした。


朱実が厨房側のドアから出て行きました。すぐ立ち上がろうとしましたが
よろけてしまいました。朱実が玄関の引き戸をあける音がしました。
頭に血が上ってきました。私も厨房側のドアから土間におりようとしました。
そんなに高くないのに体がかたくなってうまく下りれませんでした。
朱実の歩くサンダルの音が聞こえました。私は頭が変になってきました。
玄関の引き戸から朱実の後姿が見えました。かわいいミニグラマーの朱実のお尻の
ゆれがものすごく大きくみえました。朱実が風呂場のドアをあけると同時に玄関の
引き戸をあけようとしてドアをつかんでいました。手がものすごくふるえてきました。
朱実のサンダルの音がすごく大きく聞こえました。

 朱実が風呂場のドアをあけました。その時なぜかいっしょに入りたくなってしまいましたが、
 おっちゃんにのぞかれると思うとはいる気にはなれませんでした。
 朱実が入り口にある明かりのスイッチをいれました。朱実の全身が明かりで
 よく見えました。なんか、子供っぽい朱実が大人っぽい女にみえました。
 朱実がドアを閉めるときにこちらの引き戸をあけました。

朱実がドアが閉めました。私はあわてて外に出て風呂場まで急ぎました。
足がわらってうまく走れなくなっていました。ようやく風呂場のドアの前に
立ちました。体中がさむけがするみたいにふるえてきました。

 ドアに耳をつけました。カチャカチャ音がしました。朱実が洗面台に持っていった
 シャンプーやボディシャンプーをおいている音のようでした。
 かわいい歌声が聞こえました。もう息がくるしくて過呼吸になるかとおもいました。
 下をみると明かりがもれていました。もしかしたらと思って四つん這いになって
 みましたがよくみえませんでした。もう夢中になってごろんと横になってしまいました。
 横顔をコンクリートにくっつけて目をすきまにぎりぎり近ずけました。

朱実の足首がみえました。朱実の声がちょっとだけ大きく聞こえました。
向こうの物置はよくみえませんでした。昼間掃除したとき、金属の物置の引き戸が
スムーズになっていていたのを思い出しました。もう、おっちゃんは少しあけて待っていて
みてるんじゃないかと思うとますます心臓がばくばくしてきました。

 朱実の歌声がとまりました。「ウンッ」朱実の声がしました。布をこする音
 がしました。むこうのカゴに服が落ちました。ススッと音がしました。
 それからこちらの右足が上がって見えなくなり、また右足がつくと
 向こうの足が上がって見えなくなり、それから花柄のピンクのパンティが
 チラッとみえて、カゴに落ちました。
 自分の妻なのに裸になった朱実をのぞきたくてしょうがなくなりました。
 みえないのに急に朱実に大人の女の色気のふんいきを感じてきました。
 カタカタと入浴道具を持つ音がしました。足首が反対をむいてガラガラと
 ガラス戸をあける音がしてピタピタとタイルに朱実の足がつく音が
 して、みえなくなりました。

私は昼間塗料をけずりおとしたところに移動しようと思って、痛くなった体を
おこそうとした時、ドキンとしました。ガラス戸のむこうの壁に足がすこしだけ
みえました。いつのまにか初めて知らない朱実をのぞいた事で興奮して、
おっちゃんの存在をわすれていました。足はこっちをむいていました。
まもなくキュッキュッと音がしてザーッとシャワーの音がしました。
おっちゃんの左足がすこし前にでました。おっちゃん、朱実をのぞきだした!
腹がわらうというか、興奮でふるえてきました。体をおこそうとしたら
腕がものすごくふるえてきました。ハーハーしながら立ち上がりました。

 ガラス戸のほうに行こうとしたらまるでロボットのように関節がうまく
 動かなくて、へんな動きで塗料を落としたところにいきました。こちらからみると、
 あれ?どこだっけ?と思ったほど意外にちいさいのぞき穴(?)でした。
 もんもんとしながら顔をちかずけました。

完全に落とすことはできなかったので、うすく白いまくを通して
見るみたいになっていました。目をぎりぎりに近ずけると意外に範囲はひろく
見えました。そしてシャワーをあびている裸の朱実がみえました。
ゾクゾクするほどエロチックでした。みなれたミニグラマーの朱実の体が
10も20も年上の熟した女にみえました。肩にあてられたシャワーの
お湯が白い背中や私の自慢のくびれたウェストやボリュームある張り出した
お尻を流れ落ちてさっき見えた足首のほうにバチャバチャおちていました。
そして下をむいて見えない左手でおっぱいをさすりながらシャワーをあてている
みたいでした。それからしゃがみこむと、股間をさすりながらシャワーをあてて
いました。

 いつのまにか、心臓の音がものすごい大きな音になっていて、心臓の音が
 耳にひびいて音にあわせて腕まで少しうごいていました。
 朱実がシャワーをとめて湯船にいきました。まぶたがまだ少しはれていました。
 みなれた朱実の濡れた裸の前姿にまたドキンとしてしまいました。
 おっちゃんの目に朱実の歩いて動くお尻がみえていると思うとスーッと力が
 抜けるような変な興奮がきました。見えなくなった朱実が湯船に入ったよう
 でした。

「あーん」お湯にはいってホッとしてでた声がすごくエッチに聞こえておっちゃんが
朱実におおいかぶさっている想像をしてしまいました。
また朱実の歌声がきこえました。高い声がすごくひびいてきれいな声でした。
私は歌がへたで特に酒がはいると一本調子になってしまっていつも朱実の笑いが
とまらなくなってしまいます。「キャッキャッ、し、しんたろう、またおんなじ・・」
変な事おもいだしました。

 ザバッと音がしました。朱実が湯船で立ち上がったようです。シャワーの
 ほうにいきました。さっきおっちゃんが見たであろう朱実のもりあがった
 お尻の動きに股間がドクッときました。イスにすわって髪を洗い始めました。
 2度目のシャンプーを洗い流す時、ふとおっちゃんが気になって又ドアの
 下からみてみました。あんのじょう、おっちゃんの足はガラス戸にむかって
 いました。朱実が目をつぶっているのでどうどうと見ていたんだと思います。
 みていたら、少ししてまた足が壁のほうに行きました。そして又あしが
 ガラス戸にむかいました。朱実がリンスを落としていたんだと思います。
 朱実がのぞかれているのをあらためて見て、異様に興奮しました。

それから何度も行ったり来たりしました。もう手も服もお客さんたちが砂浜から
つけてきた砂がたくさんついてしまいましたが、とりつかれたように裸の朱実を
見たりおっちゃんの足を見てのぞかれているのを確認していつのまにか興奮で
パンツが気持ち悪いほどぬれてしまいました。
すでに朱実がおっちゃんに犯されているような錯覚をおこしてきました。
やがて朱実が下をむいて股間をていねいに手で洗っているところを、足の角度で
体をよじらしてよく見ているらしいおっちゃんが想像できました。

 朱実が立ち上がってシャワーを体にかけはじめました。いろいろな姿勢でお尻の形が
 変わるのを見ていたらかなり我慢が限界になってきました。
 朱実がシャワーをとめました。ガラス戸に歩いていきました。
 ドアにいきました。ガラス戸があく音がしました。おっちゃんの足は見えませんでした。
 濡れた朱実の足が目の前にきました。急に朱実の体がなまなましく思えて、
 バスタオルが朱実の肌をこする音と、朱実の小さな歌声と、まだそんな姿をのぞかれて
 いるかもしれない想像がからんで、立ち上がる前に放出してしまいました。

あわてて部屋にもどると急いでパンツをかえました。汚れたパンツをかくしていたら
朱実がもどってきてしまいました。

朱実が玄関の引き戸をあける音がしました。私はあわててしまってどこに
 隠したらいいかわからなくなってしまい、バッグと壁の間におしこめました。
 そして立ち上がろうとした時に朱実がドアをあけてしまいました。
 私はその場でうごけなくなってしまいました。
 朱実もびっくりして私を見たまま動かなくなってしまいました。

「あー、おかえり」苦笑いしながら横になってしまいました。なんかへんな雰囲気に
なってしまいました。「ただいまー」朱実が小さな声でいいながら部屋にあがりました。
少しして、「あ!」あけみの声がしました。あわてて振り向くと朱実がかくした
パンツを両手で持っていました。「あーだめだ朱実!」あわてて取り返しました。
朱実はぽかんとして私をみていました。「どうしたのしんたろー・・」
私はこまって朱実に背をむけて横になってしまいました。
「でちゃったの?」「・・・」
「ちょっと洗ってくるね、かして」朱実が風呂場にもどっていきました。

 あせったので、おっちゃんが風呂場にいることを忘れていました。あっ!まずい!
 朱実をよびもどそうとしましたが玄関に行くともうあけみは風呂場のドアをあけて
 いました。こわくなって部屋にもどってしまいました。
 すぐに朱実が帰ってきました。朱実にしては乱暴なドアの開け閉めでした。
 朱実は私を見もせずに向こうをむいて横になってしまいました。
 「朱実・・」私はひとり言のように呼びましたが返事はありませんでした。
 すごく呼吸がはやくなっていました。おっちゃんに覗かれたのを知って
 しまったのか、おっちゃんが何かしたのかわかりませんでした。
 私も知りたいのですがこわくて聞けませんでした。

放ってもおけず、「朱実・・」もう一度よびながら後ろから朱実をそっとだきました。
朱実の息がなかなか静まりませんでした。呼吸がしずまってきたころ、朱実は前にまわした
私の手をにぎり、その手の感触をあじわうようにしていました。
「だいじょうぶか?」朱実に声をかけると、いきなり振り向いてだきついてきました。
どちらにしても今はおっちゃんの事は知らないふりをしなくてはならず、
「どうかしたのか?」という他ありませんでした。朱実は聞かないでくれと
言わんばかりに首を横にふって朱実の顔に当てようとした私の手を自分の背中に
もどそうとしました。
 私はおもいきり朱実をだきしめました。

 しばらくして、「なにこれ・・砂?」私のティーシャツについた砂に気ずいたみたいでした。
 「しんたろー、着替えよう?」朱実が起き上がってバッグのほうにいきました。
 「しんたろう、起きて」起き上がると「早くぬいで、砂だらけだよー」
 「そうか?あー、帰ってきて着替えなかったもんなー」
 「しんたろー、」「なに?」「いつも帰ってきて着替えるんだっけ・・」朱実がジッと
私を見つめていました。
 「ん?あー、そうだよね」しまった!いつも砂浜では厨房の入り口に朱実がおいたカゴに
バスタオルといっしょにティーシャツをおいていました。
 「今日帰るときこんなによごれてなかったよ?わたしが抱きついたとき・・」
 「そうだっけ?なんでだろ」ティーシャツを脱ぐと、「わー、汗でびっしょり・・
これにきがえて」
 朱実はシーツをすばやくとりかえると、「しんたろう、ここに寝て」
朱実と向き合って横にさせられました。どきどきしてきました。

朱実はわたしの髪や顔をなではじめました。
「しんたろう?」「なに?」「なにかくしてるの?」「え?なにを?」
「話して」「だからなにを?」「ぜんぶ」「全部って?」
「だから全部、話して!」「・・・」わたしを見つめていた朱実の目がみるみる
 うるんできました。
「しんたろー」「ん?」「ここに来てからね、ここに来てからしんたろうがわからないの、
 もう嘘つかないで・・全部はなして・・おねがい」朱実の目から涙がこぼれて
 しまいました。わたしは困って目を閉じてしまいました。
「しんたろう、つぶっちゃいや!目を開けて・・おねがい」朱実は私をみつめていました。
 しんたろう、もっとちゃんと私を見て」
朱実の目が私をじっとみつめて動きませんでした。手だけがわたしの顔をなぞるように
うごいていました。

 朱実が両腕を私の首にまわしてきました。「どうして?どうして何も言ってくれないの?」
 「しんたろう、私が嫌い?嫌いになっちゃったの?」
 「そんなわけないさ」「じゃあ言って!ここに来てからしんたろうの事がわからないの」
 「ここにきてから?」「そう、はじめてなの、しんたろうの中に私がいないの・・
 ちがう?私ちがう事いってる?わたし間違ってる?」「いや、間違ってない」

朱実がはっとしたようでした。「間違っていないの・・じゃあ・・じゃあしんたろう
わたしの事・・」顔をよせて抱きついてきました。
「好きな人ができたの?・・朱実じゃなくて好きな人ができたの?」もう涙声になっていました。
「ハッハッハッ!なーんだ、そんな事考えてたのかー、そんな事あるわけないじゃないか、
俺はー、お前の事しか頭にないし、今日だって砂浜で言ったろー?もう、好きで頭が
狂いそうだって」
「ほんとう?」「ほんとさ」「やっぱり変、頭が狂いそうだなんて」「信じないのか?」
「じゃあ教えて、・・まちがってないってどういう意味?しんたろうの中にわたしが
いなくて、なんでそんな事・・」
「あー、そうだよなー」「そうでしょ?やっぱりしんたろう嘘ついてる」
「あー、まいったな」「ねー、教えてよ、なにか隠してるんでしょー」
「ああ、隠してる」「え?!」
「ハッハッ、なに驚いてるんだよ、朱実もそう思ってるんだろ?」「うん」
「あのな、あっ、ここに乗りな」「うえに?」「ああ」
「言いにくいんだよ」「わたしに?」「ああ」「どうして?」
「嫌われたくないからさ」「わたしが?」「ああ」「しんたろうを?」「ああ」
上に乗った朱実が顔を胸にのせました。
「嫌わないよ・・わたし・・そんなわけない」「なんでわかる?」
「だって・・」
「あけみさー、さっき俺におっちゃんにキスされたこと言うの恐くなかったか?」
「こわかった」「だろ?そういうことさ」「なにそれ・・あー!やっぱり女のひとー?」
「ちがうよ、そうじゃなくて、朱実に嫌われたくないってことさ」
上にのった朱実がいきなりキスしてきました。すごい濃厚なキスでした。
「しんたろー?」「ああ、なに、すごかったな」「フフ!すごいでしょ」
「今までで一番かもな」「そう、一番ダヨ・・わかった?」「え?」
「わたしの愛情」「あはっ、わかった」「ほんとに?」「ああ」
「もしね、ね、ちゃんと聞いて?」「ああ」「もししんたろうが隠していること教えて
くれたらね、ね、もっとすごいのしてあげる」「なんで?」「わたしのー、愛情がー、
変わらないって事、おしえてあげる」「そっ、かー」「そう・・だめ?」
「・・・わかった、じゃあ言うからかくごしろ?」「うん」

 「あのさ」「うん?」
 「俺がエッチだって事知ってる?」「うん、すっごく知ってる」
 「そっか」「そう」
 「それでな」「うん」
 「おれな」「うん」
 「もっとな」「うん」
 「もっっっと!エッチになったんだ」「え?・・ハッハッハッハッな、なにそれ」
 「それってどういうことかわかるか?」「・・しんたろう、ほんとに浮気じゃないよね」
 「あー、もっとすごいことだ」「えー、どんな?」
 「変態・・かもな」「えー、へ、へんたい〜!」
 「ああ、真面目に聞いてくれよな、朱実」「うん」朱実は吹き出してしまいましたが
 「あのな、海の家でお前の体、興味もって見てる男たち見ててな、俺興奮しちまってな!
 あ〜それからおっちゃんもあけみをスケベな目でみててな、俺もっと興奮してな、」
 「し、しんたろう・・」
 「それからな、おれ朱実の裸おっちゃんに見せたくてな、できれば朱実がセックス
 するとこ見たいんだよ、どうだ?嫌いになったろ?キスなんかできないだろ?!」
 「しんたろー・・」
 「でもな、おれ変態になったらもっともっと朱実が好きになって、もうどうしようも
 ないくらいな・・俺どうしたらいいんだ?!」
 「どうしたらって・・」
朱実は体をおこしてわたしを見つめだしました。
 「しんたろー、ちょっと聞いていい?」「ああ、なに?」
 「しんたろー、わたしが・・裸をみせてもおこらないの?」
 「ああ、ものすごく興奮して射精しちゃうかもな」
 「みてるだけで?ほんとに?」「ああ」「そうなんだ・・」
 「しんたろー、もうひとつ聞いていい?」「ああ」
 「しんたろうさー、わたしがね、わたしがもしセックスしたらどうなっちゃうの?」
 「ああ、間違いなく射精しちゃって、朱実が欲しくて欲しくてしょうがなくなると思う」
 「ほんとに?」「ああ、うそじゃない」
 「欲しくなるって?どんなふうに?」
 「ああ、朱実の全部さ、朱実をズーッと抱きしめ続けたくなる、何日でも」
 「ええ?ほんとに?・・だってさー、ずっと前に〇〇君の時、しんたろー助けて
 くれたでしょ?あの時は興奮しなかったの?」
 「ああ、あの時はそんな気持ちなかったしな、でもそれは今でも同じだろ、」
 「どうして?」「だってあれはレイプだろ?朱実泣いて抵抗してたじゃないか」
 「そうか」「そう」
 「あー、でもしんたろー、そんな事考えてたんだ」
 「浮気のほうがよかった?」「やだよー、浮気はぜったいイヤ!」
 「じゃー、よかったじゃん」「えー、あー、しんたろーったら・・」
 「嫌いになった?」「ううん、嫌いになんかならないけど」
 「でもな、なんか頭変になりそうだよ」「え?そんなに?」
 「ああ・・」
朱実はしばらく私の胸に横顔をのせて考えているようでした。
 「しんたろー」「なに?」
 「おっちゃんなんだよね、相手のひと」「ああ」
 「そうだよね・・」
 「できるか?」
 「セックスは無理・・だと思う」
 「できるとこまででいいよ」
 「・・・・・うん・・」
 「いきなりじゃ恥ずかしいから、朱実、興奮すれば少しは楽だろ?」「うん」
 「それじゃ、俺おっちゃんのところに行って来るから、朱実それまでオナニー
 して気分高めていれば?少しは楽だろ?」
 「こ、ここでそんな事して待ってるの?」
 「ああ、俺と朱実でルールきめておこう」
 「ルール?」
 「ああ、朱実さ、パンツはいたままはじめてさ」
 「はいたままでいいのね?」
 「ああ、それでだんだん気分が高まってきたら、少しずつパンツおろしなよ」 
 「どういうこと?」
 「ああ、朱実じゃないとそれ、わからないからさ、だんだん興奮してきたら
 まず膝のあたりまでおろしてさ、もっと興奮してきたら足首あたりまでおろしてさ、
 それでおっちゃんに見せてもかまわないとこまでいったらパンツはずしなよ、
 そしたらフスマあけるからさ」 
 「そこまでいかなかったら?」「ああ、いいさ、無理しなくて」
 「ほんとう?無理しなくてもいいのね」「ああ、いいさ」
 「しんたろう・・」「なに」「やっぱりこわい」「おれかならず廊下にいるから、
 無理なら呼んで」「ぜったいどこもいっちゃいやだよ?」「わかった」
 「しんたろー、キスしてない」「ああ、いちばんのな」「わかってる」
朱実は軽く触れては私の顔をみて、何度も続けていました。やがて確かに、ほんとうに
朱実なのかと思うほど濃厚なキスにおどろきました。
 「ね?いちばんでしょ?」もちろんいつもの朱実の明るさはありませんでしたが・・
 「じゃあ、おっちゃんのところ行って来るから、ゆっくりでいいから」
 「うん、あ、しんたろう、ここでいいの?」
 「ああ、できたら・・」「え?!こんなとこ?」「うん、だめかな」
 「わかった・・あ、しんたろう、しんたろうが脱がせて」
朱実の寝間着をぬがせました。朱実がぶるぶるふるえだしました。
 「だいじょうぶか?朱実」「うん、もう一度だきしめて」
 「しんたろう、ほんとうに怒らないのね?」「ああ、もちろん」
 「しんたろー、終わったら、朝まで抱いて」「ああ、朝まではなさないよ」
 「もう一度キスして」

廊下にでて、ビールをとりにいきました。もどりながら少しあけておいたフスマから
中をのぞきました。言っておいた通り、朱実はおっちゃんの部屋とのフスマぎりぎりに、
柔らかい体を、股を大きくひろげて寝ていました。目をつぶってもう集中しはじめて
いました。


廊下から裸になった朱実のすごい格好をみると、とんでもない事をして
しまったと、少し時間をひきもどしたい気持ちもおこりましたが、朱実のヌード姿が
あまりにも迫力があって、すぐに頭が停止してしまいました。

 足音で気ずいていたのか、朱実が目をあけて私をみました。
 私に助けを呼ぶのかとおもいましたが、ついさっき見たばかりなのに、
 いつもの朱実の感じは消えていました。
 ものすごい、女になっていて、ほんとうにこんな朱実は初めてだったし、
 こんな女っぽい、なんか、すごいいやらしい雰囲気の朱実に、あ然としました。
 わたしは、隣にいくよと指さすと、うなずく朱実が、ほんとうにきれいで、
 セクシーで、自分の奥さんとは思えないほどでした。

となりの部屋は豆電球だけがついていました。かなり、躊躇してしまいました。
意外にはいりにくくて、困ってしまいました。
話の内容をなにもおっちゃんに言っていないし、すごく部屋に入りにくくなって
しまいました。
でも、夜行くと言っておいたし、朱実の風呂は確かにのぞいたし、後から
朱実が行った時もなんかあったみたいだしと、考えながら思い切って障子戸を
あけました。

 驚いてしまいました。眠っているおっちゃんを起こす事だけ考えて
 いたのに、おっちゃんはテーブルの前ですわっていました。
 「よおっ」というように、手をあげました。すごくほっとしました。
 「こっちこいよ」というように、手招きしました。
 「なんだ、ビール持ってきてくれたのか」夜中とはいえ、おっちゃんにしては
 めずらしく小さな声でした。

「すいません、夜中まで待たせちゃって」「あーそんなことはかまわねーけどよ」
「ちょっと急ぐ話なんですけど」「ああ、びっくりしたぜよ」
「エ?」「お兄さんよー、あんな大きな声じゃだれでも聞こえるだろう」
「あれ、どこが聞こえたんですか?」
「だから、お兄さんが『おっちゃんに朱実の裸見せたい』だの、急にデカイ声
だすからよう、心臓とまるかと思ったぜ」
「ああ、そういえば」「まるで演説だぜ」「やー緊張しちゃって」
「緊張っていったって、あれ本気か?」「ええ、今準備させてます」
「準備ってなにを」「あのー、私よく朱実にオナニーしてもらって、見ながら
自分でしごくの好きなんで、よく頼んでやってもらっているので」
「なんだ?!ストリップみたいにか?」「え?あーまあそんな感じですね」
「いやー大人しそうな顔してそんな事やってるのか」
「変態ですかね」「いや男に変態も何もねーと思ってるけどな、しかしだぞ、
俺がなんだよ、お譲ちゃんの裸みて、なにかあったらどーすんだ?」
「ええ、興奮するんです」「興奮して俺の頭ゴツンなんてしねーのか?」
「いや、そんなことはしません」「本気か?!」「ええ、本気です」
「んんー、しかしよ、おめーと俺はそれでいいとしてもお譲ちゃんは
だいじょうぶなのかよ」「ええ、だから今、このフスマのギリギリで
股ひろげてオナニーはじめてます」「なんだ?!ほ、ほんとか!」
「もう準備はじめてます」「おいおい、いやまいったなー」
「いやですか?」「いやなわけねーけどな、あのお譲ちゃんじゃなおさらな」
「朱実気にいってます?」「気に入るってソープじゃねーんだからよ、
まあ、あの顔にあの体じゃ気に入らねーわけねーだろ、夢見みたいな
話だよなー俺なんかにゃ」「じゃあ決まりですね」「ああ、俺はなんにも
かまわねーけど、なんかドキドキしてきたな」「じゃあ、ビール飲んでくださいよ、
朱実の様子みてきますから」
「あ、あーそうするか、とてもシラフじゃなー」

 私は朱実の邪魔にならないように静かに廊下にでてのぞきました。
 朱実はパンツの中に手を入れて、オッパイを静かにもんでいました。
 パンツはまだおろしていませんでした。でも半開きの口がすこし動いていました。
 いつもカワイイとは思っても、キレイとか美しいとは違うと思っていましたが、
 本当にキレイで美しくみえました。

「まだみたいですね」「なんか合図するんか」
「パンツを完全に脱いだらOKなんですけど」「ったくすげーなー、今の人は
ついてけねーよ、たまにこんな事やってるのか?」「いや、初めてですよ、朱実
に言ったのもさっき初めてだし、私もここ数日でこんなになっちゃったわけですから」
「それでこんな事できるのか、まあ、お兄ちゃんの気持ちはなんとかわかるにしても、
お譲ちゃん、よくその気になったなー、そんなふうには思えねーけどなー、素直で
明るくてなー、子供みたいに笑ってなー」「私も無理だとは思ったんですけど」
「そうだろー、よくもなー」「俺の為にと、おっちゃんの為だと思うんですけど」
「あー、それにしてもなー」「私の様子がおかしかったんで、浮気してるんじゃないかと
思ってたらしくて、ああそれから頼みがあるんですけど」
「ん?なんだ」「あのー、たまに奥さんの名前声に出してもらえませんか」
「ん?女房のか」「ええ、実は朱実を説得するのに私のためだけじゃなくて、
おっちゃん慰めるためとも言ったんで、できたら」
「ん?慰める?あ、あーそうか、そういうことか、わかったわかった」

 いつのまにか、30分くらいすぎてしまいました。
 「ん、ん〜ん」
 「お譲ちゃんか?」「そうみたいです、ちょっとみてきます」
 また静かにのぞきに行くと、朱実はすでにハーハー息をあらげていて、体を
 ねじってアソコをいじくっていました。パンツはもう、足元に脱ぎ捨てられて
 いました。しまった!私はいそいでもどりました。

「おっちゃん、オーケーだオーケー」
「ん!そ、そうか、ちょ、ちょと待ってろ」おっちゃんはビールを一気飲みしました。
「お、おっちゃん、あのさ、朱実が拒否したらそこまでだよ?無理しないで、
明日もあるからさ」私は今夜の事しか考えていなかったのに、なんか、
自分でもわからないうちにとんでもない事を言ってしまいました。
「あ、あー、わかった無理させねーから安心しろ」

 「あける?」「あ、ああ」
 あけようとしたらフスマの丸いところが汗で手が滑ってしまいました。
 もう一度あけようとしましたが、手がふるえてきました。
 「おっちゃん、そっち頼む」
 片方ずつあける事にしました。
 「わかった、ちょっと待ってろ、なんか息がきれてきた」
 おっちゃんもかなり緊張していました。
 「ああ、ああ、」朱実の声がしました。ふたりとも目を合わせてしまいました。
 丸い取っ手がすべるので、木わくもつかんで開け始めました。

すこしあけて、なんか白いものが見えて手を止めてしまいました。
朱実の体に間違いありませんでしたが、なんか初めて見るモノにみえました。
おっちゃんは声もかけられないほど鋭い目ですき間をみていました。
私もおっちゃんの上から見てみました。
目をとじた朱実がむこうの豆電球にてらされて、両手が下にのびて、
両腕ではさまれたおっぱいが盛り上がって谷間をつくっていました。
手の先がおっちゃんの影でみえないので、
「もう少し開けようか」「ん、ああ」
おっちゃんよりもこっちを大きく開けました。
いきなり朱実の開いた太ももが目の前にありました。
朱実の片手が毛をおしあげていて、右手の指でクリをなでていました。
おっちゃんがますます声をかけられない雰囲気になっていました。
朱実の子供の様なきれいな性器が、濡れて淫乱な性器にみえました。
「ああっああっ」性器と太ももとお尻がうごいてきました。
朱実の指が性器のまわりをなではじめました。
「ああん、ああん」
指のさきが少し入り口から入りはじめました。
私は興奮の限界で、なぜか廊下に出てしまいました。
いつのまにか隣から朱実をみていました。
足がさっきより大きく開いているようにみえました。
おっちゃんが朱実の股のむこうにみえて、朱実の股をのぞいていました。

 「シズヨ、シズヨ、」
 朱実の動きがなんか止まったような気がしました。
 そしてこっちに体をよじらせて向こうの開いていた足がすこし閉じて、
 両手で性器をおさえてしまったようでした。朱実のすごいはやい息が
 聞こえました。
 「シズヨー、シズヨー」
 おっちゃんが言ったとうりにしていましたが、覗かれていることを意識させて
 かえってまずかったかなと思いました。
 「シズヨ、シズヨー」と言いながらおっちゃんの顔がフスマから入ってきて
 朱実の性器をおさえている両手ギリギリに近ずいてきました。
 おっちゃんの息でわかったのか、
 「アッ」といって朱実はねじった体をすこしそらせました。
 すこし朱実もおっちゃんもそのまま動かなくなりましたが、

すこしして、朱実がねじった体をもどしました。両手は股間をかくしたまま
でしたが、「シズヨー」すこし元気ないようなおっちゃんの声がしたら、
「ああ」朱実のなんともいえない、初めて聞く大人の女の声がして、
閉じたむこうの足を開いていきました。そしてすごい息がはやくなったと
思ったら、上においた手をすこしモモのほうにずらせて、それから
ちょっとして、「あん」朱実の声がして、残った手をはなしました。
朱実は両手を太ももの前をつかむようにして、ハハ、ハハ、とはく息が
ふるえていました。

 おっちゃんの部屋にはいりました。おっちゃんは肘で体をささえてほんとうに
 朱実の性器ギリギリに顔がありました。
 朱実はモモがふるえていました。お腹もふるえて息がふるえていました。
 太もものあいだの性器がみごとに見えていて、濡れてひかって、すこし開いていました。
 おっちゃんの手が伸びてきました。朱実の性器ギリギリで指がとまり、それから
 すこしひらいた性器の真ん中に指をあてました。
 「あっ!」とさけんで、朱実は体をよじらせて、ももが中途半端にとじました。
 おっちゃんが指をいれてしまいました。
 朱実は畳をこすりながら足をあちこち動かしていました。指は朱実の性器にますます
 奥まではいっていきました。
 「アンッ!アンッ!」おっちゃんの指が中で動かしているのか、朱実が体をゆらせました。
 オッパイがぶるんぶるんとふるえました。
 おっちゃんは指をぬくと、「おおっ!」とさけんで朱実の性器にクンニしてしまいました。
 「あああ!」朱実が泣くような喘ぎをあげました。
 おっちゃんはピチャピチャズズッズズッと激しく朱実の性器をむさぼりました。
 まもなく朱実は両手をたたみについて、ガタガタ体をふるわせはじめました。

「パ、パパ、パパ」朱実はいつも娘がいるときだけパパといい、いない時は必ず
しんたろうと呼ぶので、すこしあわてました。
フスマをあけて急いで朱実のところにいきました。へんなもので、その時、出産に
立ち会った時を思い出しました。
朱実に近ずくと、「パ、パパ」私をつかんで引き寄せました。「も、ああ!もう、パパ!」
「おっちゃん!おっちゃん!ごめん、今日は」「あ、ああ、わるいわるい」
おっちゃんはハーハーしながらはなれました。
「パパ、はやく、はやくしめて」朱実がそういいながら私をはなさないので
「おっちゃん、ごめん、しめて、そこ」「あ、ああ、わかった」
「だいじょうぶか?」「ハー、ハー、パパ、パパ、ちょうだい、はやく」
「え?だ、だいじょうぶか」「はやく、パパ」
私はすぐ出てしまう不安がおもいきりありましたが、すぐにおおいかぶさりました。
「ああっ!パパ、ああ、ウン!」「だ、だめだ朱実、でちゃうよ」
「ああ、だ、だいじょうぶ、」「だいじょうぶなんだな?」「うん、だいじょう〜ああ、
パパ、い、逝こうパパ、パパ、きてはやく」朱実は膣ケイレンおこすかと思うほどきつく
締め付けてきました。

 約束どおり、朝まで朱実を抱き続けました。朱実は興奮で眠りが浅いのか、何度も
 抱きついてきました。もう、これ以上は無理かと思いました。この時は。
 




 廊下にでてからありえない事がおこる様なこわさと興奮で胸が苦しくなりました。
 朱実の方のふすまも、おっちゃんの方のガラス戸ものぞくのがこわくなって
 動けなくなってしまいました。
 「う〜ん」朱実の声で我にかえりました。朱実をのぞきました。

朱実はふすまギリギリに

体が苦しくて目がさめました。もう明るくなっていました。5時になるころでした。
 あいかわらずしがみついている朱実の頭が私の左腕にのっていて指先までしびれて
 いました。腹には朱実の足がのっていて、いつもならどかして逃げるのですが、
 朝まで抱いてくれと言われたし、ゆうべの私のとんでもない願いを聞いてくれて、
 もうすこし我慢することにしました。

明るくなって、部屋のようすも違ってみえましたが、ゆうべの出来事が信じられない
ような変な気分でした。朱実の寝顔をみても、いつものように子供みたいに
安らかだし、あんな大胆なことをしたふうには、とても思えないようでした。
ゆうべは何度も、うとうととしては「しんたろー」と起こされて、「先にねちゃだめ」
といわれて抱きしめなおして、目を覚ましていると朱実の寝息がすぐに止まって
私をみつめて抱きつきなおしてきて、いつ眠れたのかわかりませんでした。
でも結局たぶん、私が先に熟睡してしまったであろうことはじゅうぶん推測できて、
朱実がもう起きなくなった私をみてあきらめてからどんな事を思っていたのかと、
胸にのった朱実の手をさすりながら考えていました。

 朱実の手をさすっていた親指を朱実の手のひらにすべりこませた時、朱実の手が
 私の親指をつかみました。おどろいて朱実をみたら、朱実は私をみつめていました。
 「あ、ごめん、おこしちゃったかな、 ゆうべごめんな、さきに寝ちゃったかな、俺」
 朱実が私をみながらうなずきました。澄んだ目でしずかにみられると、なんか
 恥ずかしくなりました。
 「どうした?なに考えてるの?」朱実は首を横にふってまだみつめていました。
 「しんたろうは?」「朱実の事・・もうすこし寝たら」そう言ったらいきなり唇を
 ふさがれました。朱実は目を閉じてしばらく私の口の中で舌をゆっくりうごかしていました。
 朱実は唇をはなすと、「ねえ、しんたろう」「なに」
 私に抱きついてきて耳元で「愛してるっていって」「ん?」
 「いいから愛してるっていって」「ああ、愛してる」
 「もっと」「ん?」「もっといって」
 「愛してる」「もっと」「愛してる」「もっといって」
 だんだん私は甘い気分が高まってきましたが、はからずも勃起してきてしまいました。
 これは自然な、純粋な愛情からくる勃起だとわかりましたが、朱実に誤解されたく
 なくて、腰を引いてしまいました。
 「あん、はなれないで」困ってしまいながらも
 「ごめん、勃起しちゃった」朱実の動きが一瞬とまりましたが、クスッと笑って
 「いいから、はなれないで」安心してまた腰をもどしました。
 「もっと」「ん?」「もっときつく抱いて」私は抱きしめなおしました。
 「もっと、もっときつく抱いて」「ああ」
 「もっと、ああ、もっときつく」私は思い切りだきしめました。
 「ああん、もっと、もっと・・愛してるって言って、もっといって」

私はだんだん朱実のすべてを自分の中に入れてしまいたいような衝動が高まって
きました。朱実の背中をなでるうちに朱実が裸でいたことにこの時になって
気ずきました。ちらっと芽生えた性の衝動がどんどん大きくなって、朱実の
お尻やからんでいる太ももにさわると、「ああっ」と朱実がもらしました。
たまらなくなって抱きしめたまま朱実を押し倒しました。
「ああん」すごくセクシーな声でした。朱実に痛いほど首にしがみつかれたまま、
あわただしくパンツをぬぎました。挿入前に朱実は「ああ」とすごいセクシー
な顔と声がして、激しくつきあげました。
「あけみ、だいじょうぶだよな」「だして、ああ、いっぱい、しんたろうの、ああ!」
どくどくと、ものすごい量が出た気がしました。

 朱実にのったまましばらくぼーっとしているうちうとうとしてしまいました。
 「しんたろう、しんたろう」朱実の声で目がさめました。
 「ごめん、重かった?」離れようとすると「だめ」私をだきよせました。
 「しんたろう」「ん?」
 「ゆうべ・・どうだったの?」「ん?どうだったって?」
 「だからー、しんたろうが・・もう!」「ああ、ごめん、すっげー興奮した」
 「そう・・しんたろう、ゆうべおっちゃんに何って言ったかおぼえてる?」
 「ゆうべのいつ?」「だからー、もう、さいご・・『今日は』っていわなかった?」
 「ああ、いった・・いっちゃった」「今夜もしたいの?」
 「ああ・・おっちゃん、今夜まで泊まるんだろ?」
 「そうだけど・・しんたろう『ここまで』って言ったでしょ」「ああ、言った」
 「・・・どこまでさせたいの?・・正直にいって」「怒らないか?」
 朱実がうなずきました。「ん〜とな〜・・」ちょっと言いにくく、
 「犯されるとこ・・でしょ」私は股間に電気がはしったような気がしました。
 「ちがう?」「ん〜、そう、そうなんだ、ごめん」
 「しんたろうは本当にだいじょうぶなの?」「ああ」
 「平気なの?」「いや、平気じゃない、すっげー嫉妬して興奮する」
 「・・嫉妬して・・興奮したいの?」「ああ、うんと嫉妬して、うんと興奮する」
 「そうなんだ・・しんたろう」「ん?」
 「私をみて」私の顔をみつめました。みつめながら「ほんとうに・・ほんとうに
 私を嫌いにならない?」「ああ、絶対にならないよ」
 朱実はまた私の顔をじっと見ていましたが、また私を抱き寄せて
 「わかった・・がんばってみる・・」
 私は興奮で朱実にキスしました。

  朝の食事を朱実と運んでいたら、一番近い部屋のお客さんが困った事をいいました。
 「いやー、ゆうべはどの部屋かわからないけどすごい声がしたなー、よかったけど」
 「あなた!」子供の前で!と奥さんがたしなめました。

朱実がもしおっちゃんを最後まで受け入れたらもっと大きな声になることは間違いなく、
なにか作戦を考えなおさなくてはなりませんでした。

朝食の時間がきて部屋にはこぶとき、朱実が「しんたろう、今朝はおねがい」
 おっちゃんのところは、いくらなんでも恥ずかしかったようです。
 おっちゃんがなかなか起きないと思って、部屋のそうじをしていたら、
 おっちゃんが私のところにきました。
 「ようよう、お兄ちゃん、もう帰ってみるからよ、清算してくんねーか」
 私は今日の計画を必死に考えていたところでしたので、あせりました。
 「ちょっと待ってくれよ、おっちゃん、もう一晩泊まるはずじゃなかったの?」
 「ん〜ん、そうなんだけどよー、やっぱり帰るわ、3日分払うからよ、
 清算してくんねーか」
 「わかったわかった、とにかく朝食もっていくから、部屋にもどっててよ、」
 「やあ、飯はいいから、お兄ちゃん食べろよ」
 「ちがうちがう、そうじゃなくて、話があるからさ、たのむから部屋で
 待っててよ、たのむから」
 「んー、そうだなー、、、」
 「ね、俺もってくから、たのむから部屋にいってよ、話だけでも聞いてよ、
 それでも帰るっていうならしかたないけどさ、ね、たのむよ」
 「んー、そうだなー、、、、わかった、話だけでも聞くか」
 「ね、そうしてよ、すぐ行くから」

私はあわてて朱実を探しました。風呂場のタイルをみがいていました。
こちらにお尻をむけて、お尻がうごいて思わず見とれてしまいそうになりました。
おっちゃんが覗いたときの興奮を思い出してしまいました。
「朱実朱実、ちょっとそうじ頼めないか、おっちゃんに食事もって行かなきゃ
ならないから」
私は朱実の気が変わるのがこわいので、おっちゃんが帰ろうとしていることは
いいませんでした。
「わかった、ごめんね」「ああ、あれ?ここは俺がやるんじゃん、あっ、そうか」
「そうだよ」朱実も恥ずかしそうでした。

 急いでちゅう房にいきました。「なあなあ、おっちゃんの食事は?」
 「あ、起きたかい?それじゃ、お味噌汁あたためるから」
 「ああ、いいよいいよ、急ぐから」「だれが?」
 「あー、おっちゃんに決まってるだろ」「そんなこと言ったって、おまえ、
 冷たいモノだすわけにいかないだろう」
 「あー、おっちゃん、冷たいほうがいいんだって!とにかく急ぎなよ!」
 「そうかい?」私はおっちゃんが『やっぱり帰るから』と言うような気が
 して、あわてていました。

「おっちゃん、ごめん、ガス台こわれちゃって、冷たいんだ、いいかな」
「あー、そんなのかまわねーよ、なんだ、俺みてやるか?」
「ああ、いい、今ガス屋にたのんだから、とにかく食べてよ、話もあるからさ」
「ああ、わかった、かたずかねーしな」
とにかくは、ほっとしました。でも、何も計画を決めていないので、なにから
話したらいいかわからず、
「まあ、待たせても悪いから、話ってなんなんだ?」食べている間になにか思い
つかないかと思いましたが、そういわれて、まずは了解を得ようとしました。

 「あのさー、ゆうべどうだった?」「ん?あはっ!その話か、こりゃ確かに
 食ってからがよかったか」「でしょう?」「ああ、かまわねーかまわねー、
 まさか知らんぷりしても帰れねーとは思ったんだけどな、、、そうさなー、
 どうだったって言われてもなー」「ああ、ごめん、なんかゆうべは中途半端
 だったからさ」「いや、それは気にしてねーよ、いくらなんでもなー、
 あれ以上はなー、お譲ちゃん、だいじょうぶだったのか?」
 「うん、すごく興奮したって言ってたよ、中途で悪かったって」
 「ほんとか〜?お兄ちゃんが勝手に言ってんじゃないのか?」
 私はどきっとしましたが、どうしても今夜なんとかしたいので、嘘をついて
 しまいました。もっとも、朱実も興奮していた事は確かでしたから、
 まったく嘘ではなく、、。
 「それでね、朱実自分では言いにくそうなんで、かわりに言うんだけどさ、
 もちろん俺もそうして欲しいんだけど、今夜また付き合ってくれないかな」
 「ん?付き合うっておめー、ゆうべみたいにか」
 「うん、そうなんだけど、今夜は最後までやってくれないかなと思って」
 「さ、最後までーっておめー、、」
 「そう、だから最後まで、おっちゃんが出ちゃうまで」 
 「俺が出るまでっておめー、、あの感じでか?」
 「いや、入れちゃっていいんだ、だからセックスさ、やって欲しいんだけど」
 「、、、、ほんとかよ」
 「うん、ほんとだよ、普通に最後まで、あっ、スキンはつけてもらうけど」
 「そりゃ、あったりまえだけどよ、、、ほんとにそんな事していいのかよ」
 「うん、朱実と話し合って決めたんだ、おっちゃん今夜も泊まると
 思ってさ、」
 「う〜ん、、、、おめーよー、お譲ちゃんホントにだいじょうぶなのかよ」
 「ああ、だいじょうぶだって言ってたから」 
 「う〜ん、しかしなー、お譲ちゃん、ほんとうにだいじょうぶなのかよー」
 「だから、話し合って決めたんだって、もう朱実はその気でいるし」
 「ほ、ほんとかー?!おめー、いきなり突っ立っちまうようなことさらっと 
  いうなー、、」
 「どうかなー、朱実も今さら引っ込みつかないと思うんだけど、、」
 「あ、ああ、ほんとにいいんならなー、だがなー、どう見たってあの
 お譲ちゃんがなあ、そんな事するようにはみえねーんだけどなー、、
 おめー、まさか無理やりやらせるんじゃねーだろうなー」
 「だから、話し合ったんだって」
 「どう話し合ったんだ?」
 「だからー、俺が朱実のセックスするとこ見たいっていったんだよ、」 
 「はい、いいですよってか?そんなわけねーだろう」
 「いや、ちがうけどさー、あれ、言わなかったっけ、俺がそれで苦しんでたら
 俺が浮気してるんじゃないかって悩んでたみたいでさー、もちろん、
 浮気でなけりゃなんでもいいっていうわけじゃないよ?朱実は、最終的には
 俺がどうしてもって言うならやってくれるって、でも、ほんとうに
 無理やりじゃないんだよ?確かに俺の為っていうことだけど、、」
 「う〜ん、まあな、それならまだ話はわかるわな、お譲ちゃんが、そりゃな、
 俺だってあんな娘抱けりゃ最高だけどな、お譲ちゃんがそんな事
 したいっていわれたら、いくらなんでも俺だってショックだしなー」
 「いいかな」
 「う〜ん、お譲ちゃんがいいって言うならな」
 「わかった、ありがとう、それじゃ今日中に計画たてるから」
 「なんだそれ、決まってるんじゃねーのか、まさかおめー」
 「ちがうって!そうじゃなくて、今朝お客さんに、ゆうべうるさかったって
 言われちゃってさ、ここじゃまずいと思うんだよ、朱実、ゆうべより
 もっと大きい声出すからさ、どっかないかと思って、、まあ、まだ
 時間はあるから今日、考えてみるよ」
 「あっちはどうだ」
 「ん?あっちって?風呂場?」
 「風呂場〜?!ちっと下が痛くねーか?俺は我慢するけどよ」
 「あっちって?」
 「だから、あそこだよ、これから行くとこだよ」
 「これから?、、あっ、海の家かー、、、あ、あそこいいかもしれない、
 大きい声出しても平気だし、畳敷きだしね、ああ、そこがいいや、そこにしよう」
 「だいじょうぶか?だれも来ねーか?」
 「来ないよ、朝7時ごろかな、近所の人が準備に来るけど、それに今、
 けっこうパトロール来るから浜もあんまり遅くまでいないから」
 「そうか、、、だいじょうぶか、、、わかった、じゃあ、いいんだな、」
 「うん、出そうになったら、スキンつけてよ、途中、漏れるかな、、
 最初は生で入れたいだろ?俺もその方が興奮するし」
 「あっぶねーなー、まあ、早めにつけるから、だいじょうぶだ」

ちょうどその時朱実が廊下を通りました。2階の掃除に行く時でした。
私は話が決まったら急に興奮してきて、フスマをすこしあけて、
「おっちゃん、おっちゃん、」
おっちゃんを呼んで、朱実の後姿をみせました。階段を上がる所まで、
おっちゃんは興奮した顔でみていました。
「おおっ、すげー興奮してくるな!」「でしょう?」
「悪いけどよ、ビールもらえねーか、なんだか急にのどかわいちまった」
「わかった」

 これがあって、急に現実感がわいて興奮してきました。
 「悪いが今日はむこう手伝わねーからな、いくらなんでもなー」
 「ああ、いいよいいよ、おっちゃん、お客さんなんだから、それに
 今朝も朱実、顔合わすの恥ずかしいって、これもってくるの俺に
 たのんだ位だから」
 「そうか」おっちゃんはうれしそうな顔をしました。

朱実と海の家に坂道をおりていきました。朱実はここに来るとお袋が買った下駄を
はいていました。坂道をおりる下駄の音がなまめかしく聞こえました。
「朱実」
「ん?」
「今夜海の家に決めたから」
下駄の音が止まりました。そしてまたゆっくりと歩き始めました。
腕を組んできました。
「あー!またくっついてるよー!」
「またケンカしたんじゃない」
娘達が走って追い越して行きました。
「どうするの?」
「わからない」
「え?」
「まあさ、俺がいたんじゃ、いくらなんでもおっちゃん手が出せないだろうから、
どっか行ってるよ」
又下駄の音が止まりました。
「どっかって?」
「ん〜、わからない」本当は二人に内緒で覗きたかったのですが。
「どういうこと」朱実のこんなこわい顔を見るのは初めてでした。
「ん〜、だからさ、おっちゃんが、、」
「わたしは?」
「ん?」
「わたしはどうなるの?」
「ん?どうなるって?」
「わたしは、、しんたろう、こっち見て」
「ん?なに」
「なにって、、、ひどい、わたし行かない」
「え、どうしてさ」
「どうしてじゃないでしょう!わたし、わたし、しんたろうが見たいって言うから、、
それじゃ私、おっちゃんの慰めのためにだかれるの?!し、しんたろうのバカ!」
朱実が泣きながら走って行きました。
「あ、朱実ー!違うよ、違うって!」
急いで追いかけました。
「あ、朱実、待てよ!待てってば!」
「いやー!はなしてー!」
私はなんとか空き地のくずれた石塀の影に引き入れました。
「違うよ、違うんだってば!」
「どうして〜!どうしてしんたろうがいない所で抱かれなきゃならないのー?!」
「朱実!人がくる!」
「来たってかまわない」
「かまわないことないだろう、お客さんたちだぞ」
「お客さんがなによー、私、私、、、しんたろうのために、、」
ようやく抱き寄せました。
「わかってるよ、俺だってオフクロだって、朱実が俺のために頑張ってるんだって」
「え?」
「なに」
「もう〜、しんたろうのバカー!そうじゃなくてー、もう〜!」
「あっ、そうか、ごめん、そうだよな」
「そうよ」
「あのな、、、それがさー」二人に内緒で覗きたいとは言えず、
「あ〜ん、やっぱりしんたろう誰かと会うんでしょう、、もうくやしい」
「え?、、ま〜だそんな事言ってんのか、アッハッハッ!」
「な〜にがおかしいのよー!ねえ、教えてよー、だれを好きになったのー」
こんな状況ですから仕方ありませんが、こんな勘の悪い朱実は初めてでした。
「ハッハッハッ、だ〜れも好きになんかなってないって!俺、ゆうべから
いろいろ話したろ〜!なあ朱実ー!俺は嘘ついていないってー!
信じられないのか?俺がー、俺一度も浮気なんかした事ないし朱実以外に
好きになった女なんていないってー!おい朱実、俺の顔みてみろよ」
「いい、、、わかった、、じゃあどうして?」
「ああ、それかー、ん〜、」
「どうしていえないの?」
「ん〜、だから、、のぞきたいんだ」
「え?」
「だから、俺を意識しない朱実を覗きたかったんだ、俺がいないと思って
おっちゃんに抱かれる朱実を覗きたかったんだ」
「しんたろう、、」
「おかしいか、アハッ、おかしいよな」
「それって、浮気とおなじじゃない」
「あっ、そうか、、」
「そうだよ、そんな事するとしたら、私しんたろうから気持ち離れてるよ?
それでもいいの?」
「いや、それはよくないに決まってる、、あー!そうだよなー」
「しんたろう、、、わかった」
「なにが?」
「だからー、私、しんたろうがどこかにいなきゃダメだけどー、
見られていないと思ってやってみるから、、それでいいでしょ?」
「ああ、いいよ」
「だめ?」
「おまえ、好きにならないよな」
「だれを?おっちゃんを?ならないよー」
「ほんとか?」
「わからない」
「なに?!」
「ハッハッうそだよ」
「でもさー、女ってさー、性交渉もつと好きになるっていわないか?」
「しらない」
「わからないか」
「わかるわけないでしょー、しんたろうしかしらないもん」
「そうだっけ」
「え?ちょっと、ちょっと待って、しんたろう今なんて言った?!」
「じょうだんだよ、じょうだん、アッ、イッテー!」
「それじゃあ、やめる?やめようか」
「ん〜、でもなー、それじゃさ、朱実が見えるとこで、おっちゃんが見えないとこ
さがそうか」
「どこ?」
「いや、店だけどさ、そういうふうに決めとこう、すわる場所決めとけば
いいよ、な?」
「それならだいじょうぶなの?」
「ん〜、朱実が俺を見えれば違うんじゃないか?」
「覗いているしんたろう?」朱実がふきだしました。
「おかしいか?おれ、真剣だぞ?」
「そんならやめればいいじゃない、、」
「とにかくまだ時間があるから俺も考えるから朱実も考えてくれよ、
やってもいいかどうか、朱実の心が不安だったらやめよう、やっぱり」
「いいの?やめても」
「ああ、いいよ、」
「ありがとう」
朱実がキスしてきました。


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