滋賀県守山市の歯医者 ごとう歯科医院 一般歯科・矯正 かみ合わせ育成指導・口臭外来 歯科衛生士募集 滋賀県初の咬合指導

口の習慣としつけ
>>3つの誤った身体からだの使い方

東京大学の西原克成先生は、「寝相」・「片噛み」・「口呼吸」という生活習慣 3つのクセ(身体の誤った使い方)を治すことによって、「アトピー」や「ぜんそく」「肩こり」「偏頭痛」「腰痛」そして色々な「免疫病」さえも症状が軽くなり治っていくと言われています。  この三つのクセは一まとめのつながったクセです。最近の日本人はあまり噛まなくなってきており、噛むことがいかに重要であるかということが忘れてしまっています。良く噛むこは、からだ全体を生き生きとしてくれます。

口呼吸

顔の形と姿勢も、食事の噛み方や口呼吸でゆがんだりします。また、口呼吸は免疫系の扁桃線や骨の真ん中にある骨髄などに悪い影響を及ぼします。口呼吸はスポーツが引き金となることがあり、悪性リンパ腫や白血病の原因にもなります。また鼻炎やアデノイドなどのもとともなり、歯ならびを悪くします。体育をするときも鼻で呼吸をするように注意しなければなりません。鼻呼吸を守れないスポーツは、からだに良くないと言えます。鼻呼吸にして、調子悪いときには目薬のアイボンAL(花粉症用)を鼻からポタポタ落として口からはき出すと、ひどい風邪はひかなくなります。(筆者経験より)

片噛み

片側で噛むクセはほとんどの人が持っています。顔の左右が違ったり、背骨が曲がったりします。片噛みは眠るときの横向きやうつ伏せ寝と口呼吸をひきおこします。このクセは、あごの関節の痛みやゆがみ、歯の伸び出し、歯のゆれや歯そうのうろうを引き起こし、顔の形がゆがんだり、口内炎もできたりします。噛むための口は、寝ている間もよくない力を受けるとこわれてくるところです。両側で噛む習慣をつけるために、キシリトールのチューインガムを用いるのも効果が有ります。
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普段噛まない側で良く噛むクセをつけましょう。正しく良く噛むことが、脳をすばらしく発達させ、太りすぎを予防します。また、免疫を強くし、皮膚を艶やかに保つことができます。  唇をつむって鼻で呼吸をして、両側の奥の歯で細かくよく噛み、一日に3回、規則正しく食 事して下さい。充分に噛むことと寝ることが免疫病と肥満を防止し、健康の要となります。

正しい睡眠

片噛みは寝相と関連しますから、これをなおして枕なしで真上を向いて鼻呼吸で眠って下さい。眠る時間は子供では一日9〜10時間、大人でも8時間以上はかならず必要です。立ったり座ったままでは、体の細胞が、(造り換え)できないのです。ホネヤスメをしないと骨の真ん中にある骨髄で血がうまく作れず、寿命が縮み「免疫病」になります。ゆったりとした気持で鼻呼吸によりぐっすりと眠って下さい。
―日の疲れを一晩の睡眠で完全に回復することが大切です。肩こり・腰痛がかなり改善されます。(筆者経験より)

正しい寝相(枕ナシ・仰向け・鼻呼吸)

西原先生の著書を読んで、どうすれば健康になれるか考えてみましょう。
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