【コマンドライン操作】

Orchisのコマンドラインオプションです。

  ランチャ/ファイラを表示する
  指定したフォルダをファイラウィンドウで表示する
  設定ファイルを適用する
  その他、いろいろ
ランチャ/ファイラを表示する

[書式]
orchis -d Launcher Number [-g X-Coordinate Y-Coordinate] [-s]
orchis -d "Launcher Name" [-g X-Coordinate Y-Coordinate] [-s]

[記述例]
orchis -d 1
orchis -d "プログラム" -g 300 150 -s

ランチャ/ファイラを指定して、カーソルの位置に表示します。

第一の書式では、1から始まるランチャ番号を指定します。表示したいランチャ/ファイラのランチャ番号は何かな?と思ったら、通知アイコンメニュータイトルメニューの「ランチャの表示」サブメニューに並んでいる順番を見てください。ここの一番上から順番に、1から始まるランチャ番号が振られています。

第二の書式では、ランチャ名を指定します。ランチャ名とは、ランチャ/ファイラのタイトルバーに表示される名前です。この場合は、ランチャ名を " (ダブルクォーテーション)で囲まなければならないことに注意してください。

どちらの書式でも、サブオプションとして -g と -s を使用できます。-g はランチャ/ファイラの表示座標を指定するオプションです。-s は、ランチャ/ファイラを「常に表示」モードで表示させるオプションです。これらのオプション指定は、必ず -d オプション指定の後ろに記述してください。

指定したフォルダをファイラウィンドウで表示する

[書式]
orchis -f Folder Path [-g X-Coordinate Y-Coordinate] [-s] [-n/c/w/a/z/t[d]]
orchis -f #Special Folder ID [-g X-Coordinate Y-Coordinate] [-s] [-n/c/w/a/z/t[d]]

[記述例]
orchis -f C:\Windows
orchis -f "C:\Program Files" -g 100 15
orchis -f "C:\Program Files\" -s -nd
orchis -f #3 -s

フォルダを指定して、カーソルの位置にファイラウィンドウを表示します。

第一の書式(記述例の1つ目から3つ目)では、表示したいフォルダのフルパスを指定します。パス内に空白文字がある場合(記述例2つ目と3つ目)は、必ずパスを " (ダブルクォーテーション)で囲ってください。また、パスの最後に \ (パスの区切り文字)を付けてもかまいません。

第二の書式(記述例の4つ目)では、# の後にフォルダの識別子を指定します。この書式は、「お気に入り」を格納する「Favorites」のような特殊フォルダや、「コントロールパネル」のようなパスで指定できない仮想フォルダを表示する場合に利用します。現在使用できるフォルダ識別子の一覧は、次のとおりです。

ID 項目
0  デスクトップ
1  デスクトップ上の「Internet Explorer」
2  プログラム
3  コントロール パネル
4  プリンタ
5  マイ ドキュメント
6  お気に入り
7  スタートアップ
8  最近使ったファイル
9  「送る」の仮想フォルダ
10  ごみ箱
11  スタートメニュー内のファイルを格納する実フォルダ
12  デスクトップ上の「マイ ドキュメント」
13  (未使用)
14  (未使用)
15  (未使用)
16  デスクトップ上のファイルを格納する実フォルダ
17  マイ コンピュータ
18  ネットワーク コンピュータ
19  ネットワーク コンピュータ内のショートカットを格納する実フォルダ
20  フォント
21  (未使用)
22  全ユーザ共通のスタートメニューを格納する実フォルダ
23  全ユーザ共通のプログラム
24  全ユーザ共通のスタートアップ
25  全ユーザ共通のデスクトップを格納する実フォルダ
26  アプリケーションデータ
27  プリンタフォルダ内のショートカットを格納する実フォルダ
28  (未使用)
29  (未使用)
30  (未使用)
31  全ユーザ共通のお気に入り
32  インターネットキャッシュフォルダ
33  クッキーを格納するフォルダ
34  インターネットのアクセス履歴
35  全ユーザ共通のアプリケーションデータ
36  Windowsフォルダ
37  システムフォルダ
38  プログラムファイルフォルダ
39  マイ ピクチャ (My Pictures)
40  ユーザプロファイルフォルダ
41  (未使用)
42  (未使用)
43  (未使用)
44  (未使用)
45  (未使用)
46  全ユーザ共通のドキュメントフォルダ
47  全ユーザ共通の管理ツール
48  管理ツール

ランチャ表示の場合と同じく -g と -s のサブオプションが利用できます。また、ファイルの整列順を指示する -n[d] 等のサブオプションも使用できます。これらのオプション指定は、必ず -f オプション指定の後ろに記述してください。

ファイルの整列順を指示するサブオプションは以下のいずれかを指定することができます。いずれのサブオプションもファイルを昇順で表示しますが、後ろに d を追加することで降順の表示にすることができます。

 サブオプション   整列方法 
 n  ファイル名
 c  作成時刻
 w  最終書き込み時刻
 a  最終アクセス時刻
 z  サイズ
 t  ファイル種別

設定ファイルを取り込む

[書式]
orchis -c Configuration File Path

[記述例]
orchis -c D:\Backup\Kamin.ocs
orchis -c "D:\Backup\Kamin.ocs"

Orchis設定ファイルを取り込みます。

指定する設定ファイルはフルパスで記述してください。パスは " (ダブルクォーテーション)で囲んでもかまいません。

その他いろいろ

Orchisの設定ダイアログの表示

[書式]
orchis -o

コマンドラインオプションの一覧表示

[書式]
orchis -h

バージョン情報表示

[書式]
orchis -v

ページの先頭へ