四間一人相撲の大炎上!!

ドルフィンズ 4 5 4 0 1 0 × 14
長田ライナーズ 0 0 0 4 0 0 × 4


 先発(3回)  ★四間 1敗
 2番手(2回)  野上
 3番手(1回)  GI-JOH

 盗塁  三浦、佐々木A、松平A

 失策  畑、チョロ松

 まさに一人相撲とはこのことである、といった見本のようなゲームであった。
 初回、四間はいつもどおり制球が定まらず、四球を連発、あっという間に無死満塁となり、ここでレフト前にタイムリーヒットを許す。しかし、レフトに入った松平から中継の畑を通じて素晴らしいバックホームで本塁で捕殺した。ここで立ち直るかと思われたが続く打者にはカウントを悪くして、力いっぱい投げ込んだ渾身のストレートをレフトスタンドに放り込まれ、スリーランでいきなり4点を先制された。
 続く2回にも四死球を連発し、自らピンチを作るとタイムリー、押し出しなどで5点を失い、試合の大勢は決まってしまった。しかし、本人志願の続投にベンチは多少困ったが(笑)、信用して3回のマウンドにも送り出した。しかしここでも四死球からピンチを作り、こうなるとリズムの悪い守備陣もお約束の失策続出で4点を献上し、3回を終わった時点で早くも13-0の大差が付いていた。
 4回はこの回から登板の野上が無失点に切り抜けると打線もつながり始める。先頭の畑が四球で出塁すると浦上、チョロ松は連続三振に倒れたが、続く佐々木はレフトフェンス直撃の安打で畑が返って1点を返した。更に松平も四球で繋ぐとここで重盗が決まり、二死ながら2,3塁としてクリーンアップにまわってきた。野上も痛烈に三遊間を破ると更に主砲GI-JOHもライトフェンス直撃の安打で続く。四間もファーストゴロエラーで続き、一気に4点を返した。
 5回には野上が1点を追加され、5回裏には新人浦上が初ヒットで出塁するが得点ならず。
 6回からはGI-JOHがマウンドにあがった。先頭打者はセンターフライに打ち取ったが、これを三浦が後逸、無死2塁のピンチを迎えた。何とか一死3塁までこぎ着けると続く打者はライトへのフライ。3塁ランナーはタッチアップで本塁突入したが、ライト浦上が矢のようなバックホームで捕殺し、無失点で切り抜けた。
 最終回も10点差ではどうにもならない。松平が四球で出塁したが、GI-JOHのセンターフライでゲームセット。
 3回までで既に終わっていた試合であった。