選手名 成績 投球回数 失点 奪三振 与四死球
先発 おろち ☆12勝4敗 7回 6 3 0

劇的!GI-JOH逆転サヨナラスリーラン!
誕生日ナックルはファインプレーで貢献!

テルペンケミカルズ 2 0 0 4 0 0 0 6
ライナーズ 0 0 0 0 2 1 7
守備 選手名 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回
1 6 高橋晋 三飛 中二 左安@
2 D GI-JOH 三ゴ 右中本B×
3 1 おろち 三ゴ 左安@
4 5 ナックル 遊ゴ 左安
5 D ナイスハンター 投ゴ 中越ニ@
6 9 バツイチ 三ゴ
7 8 大谷 中飛 捕ゴ
8 D 三浦 中安 中安
9 4 三ゴ 中安
10 3 長官 左ニ@
11 2 吉岡 中飛 左安
12 D 水田大 捕邪飛
13 D 岡本 三ゴE 中安
14 7 大塚 捕ゴ併 捕ゴE
15 D 塚本 投ゴ 中直
本塁打 GI-JOH 8号
逆転サヨナラスリーラン
二塁打 高橋晋
ナイスハンター
長官
盗塁
失策 高橋晋
おろち
ナックル
大谷
長官

 SBL今季最終戦勝ち越し、A級残留をかけた大事な戦いは主砲の一振りで劇的な逆転勝利を収めた!
(1回表)
おろちはテルペンさん相手に完封を目論んでいた!しかしそんな甘い考えは一転する。先頭の宮田弟さんにレフト前にクリーンヒットを打たれると続く宮田兄さんには得意の右に運ばれ、無死2,3塁と大きなピンチを迎える。ここで続く3,4番を抑え、何とか二死までこぎつけたが、池田さんにいぶし銀のヒットをライト前に運ばれ、2点を先制される。

(4回表)
ライナーズは3回まで得点できず嫌なムードになりつつあった。ここでランナー2人を置いて宮田弟さんにレフトスタンドに放り込まれ、3点を失い5-0とされる。尚も負の連鎖を断ち切れず、名手大谷のエラーなどで1点を失い、6-0とワンサイドゲームになりつつあった。

(5回裏)
完全に負けを覚悟しはじめたライナーズに転機が訪れる。一死後、高橋晋が左中間にヒットを放つと俊足を飛ばして二塁を陥れるが、気合いのヘッドスライディングを見せる!ここは決めなければならない!気負った今日ナックルがバースデイ4番(ライナーズには希望者が誕生日にピッチャーで4番ができる決まりがある!)に座っているため、2番に繰り上がったGI-JOHが3球のボール球を空振りして三球三振に倒れると、ここでいつのまにか打率4割5分を打っていたおろちがサード後方へフラフラと打ち上げる。普段なら浅いレフトフライだが、テルペンのレフトは池田さん、前後左右動きのあるフライには滅法弱い!これがテキサスヒットとなり、やっと1点を返すことができた。さらに今日4番のナックルも同じような打球で続き、二死ながら1,3塁とした。ここでナイスハンターが魅せた!センターオーバーのエンタイトルツーベースで更に1点を返し、6-2とした。

(6回表)
モメンタムはややライナーズに傾きつつあったが、まだまだ4点差。テルペンペースには変わりない。一死後高いバウンドのピッチャーゴロをおろちが弾き、一死1塁とされる。ここでバッターは先程大きなスリーランを打った宮田弟さん。ここで一発を打たれれば万事休すという場面で宮田弟さんが放った打球は三遊間への鋭い当たり!ここでバースデイナックルが魅せる!後に倒れこみながら、ゴロを捌くと矢のような送球をセカンドへ送る。セカンドの釣もファーストへ送球し、5-4-3のダブルプレーが完成し、ヒット性の当たりが併殺打になったことで完全にモメンタムはライナーズへ傾いた!

(6回裏)
一死後、このところ謎の特訓で急成長を遂げている三浦がセンター前ヒットを放って出塁する。三浦はバッテリーエラーで2進する。するとここで釣もセンター前にはじき返すと全員が制止する中、三浦が果敢にホームに突っ込むが敢え無く憤死する。ここで嫌なムードに再度なりつつあったが、長官の疑惑のツーベースで釣がホームインし6-3とこの回も1点を返すことができた。尚も吉岡がレフトへ強烈なあたりを放ってチャンスを広げたが、期待されたルーザーがキャッチャーのファウルフライに倒れてチャンスが潰えた。

(7回裏)
後がないライナーズは残念ながら下位からの攻撃。GI-JOHは一死満塁でまわってくることを切望していた!この回先頭の岡本さんが反撃の狼煙となるセンター前ヒットを放って出塁する。続く大塚はこの試合、何度も泣かされたキャッチャーへの小飛球となる。しかしこれを無理にフェアーゾーンに落とそうとした宮田弟さんが弾いて無死1,2塁と一発が出れば同点というチャンスを迎える。ここで今日がデビュー戦の塚本がセンターへライナーを放ったが真正面で一死となる。ここで先頭に返って切り込み隊長高橋晋がレフト前に弾き返してまずは1点を返して6-4と2点差とした。ここで今日たまたま2番に入ったGI-JOHに打順がめぐる。一死満塁と想定した場面とは少々異なるが、一発が出れば逆転サヨナラという美味しい場面には違いない。時々真剣にバッターボックスに入るGI-JOHであったが、それがまさにこの場面だった!初球外角低目のボールを見送ったと思ったが、判定はストライク。キャッチャーのグラブの位置は宮田弟さんが捕球時にインチキをしてない限り、完全にホームベースの枠の中だ・・・。ここで集中していたGI-JOHは自分の不調さを自覚し、レフト団地弾の狙いから右中間への長打に狙いを変更する。当然左足のステップは開かず、まっすぐピッチャー側へ・・・。するとここで石原さんが投じた球はまさに狙い通りの外角直球!GI-JOHは迷わず右中間へ弾き返す。タイミングもバッチリ、芯で捉えた打球は弾丸ライナーでスライスしながら右中間フェンスをオーバーし、これが逆転サヨナラスリーランとなり6-7×でテルペンケミカルズさんからほぼ相手の手中にあった勝利をもぎ取った!!

おろちは今季最多の6失点ながら12勝目をあげた。SBL最多勝にも6勝で望みを繋いだ。この試合で久々に守備からリズムを作る大事さに気付きましたね!まさに守り勝ちだったのではないでしょうか!