今季5割目標のため、もう負けられない試合だったが、打線が爆発し、おろちも大量点に守られ余裕の完投勝利で11勝目をあげた!
(1回裏)
二死後、おろちが四球で出塁するとすかさず2盗を決め、先制点のチャンスを迎える。ここで主砲GI-JOHは四球かと思われたが、何とかボール球をカットし、次の甘い直球をジャストミートすると打った瞬間入ったと分かる左中間への7号ツーランとなり、0-2と先制する。尚も続くナックルがサードゴロエラーで出塁すると吉岡が目の覚めるようなレフト前ヒットを放ってチャンスを作った。ここで水田大は平凡なサードゴロに倒れたが、これを相手サードが悪送球し、1点を追加、早くも0-3となった。
(2回裏)
この回先頭の大塚がセンターに弾き返して出塁すると続く打撃絶好調のヌートリアもライト前ヒットで繋ぐ。ここで岡本が初のタイムリーヒットをレフト前に放って0-4と1点を追加した。更に塚田倒れて一死後、高橋晋がレフト前にタイムリーヒットを放って0-5とする。今日のライナーズはここで止まらない。続く大谷もレフト前にヒットを放ってチャンスを広げるとここでおろちがレフト前に2点タイムリーヒットを放って0-7と試合をほぼ決定付ける。
しかし、続くGI-JOHはボテボテのサードゴロに倒れて1塁まで全力疾走した際、「ブチッ」という音とともに急停止。診断の結果、左大腿四頭筋断裂と判明し、またも故障者リスト入りすることとなった。
おろちは味方の怪しい守備により3点を失うが、全く危ういところはなくスイスイと完投し、自身初の11勝目をあげた。