ubuntu6.06-install
KNOPPIXと同じ1CD-LINUXのubuntu6.06をinstallしてみた。
http://www.ubuntulinux.jp/
ubuntu6.06はデスクトップ環境では3年間サポートされるそうで、サポート切れとなった98SEの 代わりに使えないか検討するためである。
まず、試しにubuntulinuxをCDから立ち上げてみたが、まともに起動しない。CDのチェック等DESKTOP-CD のメニューを全て試したがダメ。諦めようかと思いながら、ふと気がついた。SWAPファィルだ!しかし ubuntuが立ち上がらないのでCD付属のGPartedは使えない。そこでKNOPPIXを立ち上げてからQTPartedで HDDの一番後ろ5GBを開放して、その後ろにswapパーティション(384MB)を作った。
再度ubuntu6.06のCDを入れ起動させると、すんなりと立ち上がった。
デスクトップのinstallerをクリックして言語・タイムゾーン・キーボードの選択、 次いで、名前・ログイン名・パスワード・コンピューター名を設定し、 インストール領域を指定(この場合、最大の連続空き領域を使うにチェック)して、 インストールの準備完了。installをクリックするとインストールが始まり 最後までチェック・入力などするところがなくインストールは終了した。
このインストールでは、HDDのMBRを書き換えているので、PCを起動すると選択画面が現れ 放っておくと、ubuntuが立ち上がる。また、私のPCはTrueImageでパーティションCをそのまま バックアップしているので、もしバックアップのC-Driveを書き戻せばubuntuは起動できなくなる。
そこで、linuxの起動ディスク(GRUBを使用したもの)が必要となった。 Windowsで まず、 ftp://alpha.gnu.org/gnu/grub/からgrub-0.97-i386-pc.ext2fsをダウンロードし、 デスクトップに置いておく。(Grubのイメージファイル)
WindowsでRawWrite for Windowsというユーティリティを使用してダウンロードしたイメージファイルをフロッピーディスクに書き込むのが簡単だ。 http://uranus.it.swin.edu.au/~jn/linux/rawwrite.htmからダウンロードしたrawwritewin-07.zipを展開し、rawwritewin.exeを実行する。ドライブにフロッピー、image fileにgrub-0.97-i386-pc.ext2fsを選択して実行する。これでGrubがフロッピーディスクに書き込まれたが、Windowsからはフロッピーディスクが読めない。
今度はubuntuを立ち上げて、GNOME端末(又はroot端末)からroot になり /floppy/boot/grubを開きMENU.lstが無いことを確認する。 必要なMENU.lstは /home/boot/grubの中にあるので、コピーし、これもデスクトップ等 適当な場所に置く。このMENU.lstの#の部分は全て削除し、さらに3個所のsavedefaultの語句を削除し /floppy/boot/grubを開き編集したMENU.lstをドラッグアンドドロップする。 rootになっていれば、書き込みできる(はずである、プロパティを見ても書き込みできるかは不明)。
フロッピーディスクを入れたまま再起動し、選択したubuntu、Windowsが起動することを確認して WINDOWSの起動ディスクからFDISKを起動して\A>fdisk /mbrと打ってMBRを修復する。 これでFDを入れてPCを起動すれば選択画面が現れ、FDを入れなければWindowsが起動する。
肝心の使い勝手であるが、WindowsのHDDはマウントしても書き込み禁止になっているようで、また 日本語は文字化けしている。(今の私の実力ではここまで。)しかしUSB等のリムーバブルディスクは文字化けもせず普通に書き込めるので、今なら512MBや1GBのフラッシュメモリーをデータ用と割り切って使うのが良いのかもしれない。 プラグインのダウンロードやソフトのアップデートも自動的に通知があり、クリックするだけで良いので 、少なくともKNOPPIXよりは使いやすい。(FireFoxでYahooのゲームができた)
日本語入力もWindowsのIMEに近く、このページのhtmlもgeditで書いてみた。