04.11:電源修理


ノートPCの電源の修理にトライした。ちょっと前の電源パックは、3〜4mmのビスでケースを 止めているものが主流であったが、私の使ってるPCの電源パックにはビスが無い、ということは 接着剤でケースを固定しているのだろう、しかし熱封止が併用されていれば最悪の場合、ケースは 他のものに変更しなければならない。それを覚悟の上で、接着剤のついているだろうケースの 横の溝にマイナスドライバーを突っ込み、少しづつこじ開けてみる。 幸い熱封止は使用されていなくて、比較的きれいにケースが開いた。一番外側には銅板で その内側にはプラスチックフィルム(耐熱のため多分マイラー別名PETまたはポリエステルであろう) が見える。銅板は電源の2次側のアースにはんだ付けされているのでプリント板を傷めないように 慎重にはずす。内側のフィルムをはがしてルーペでプリント板を観察 すると案の定ハンダクラックが見つかった。(赤丸の2個、この2個はSWトランスの2次側の足で スィッチングレギュレーターの主要部品の一つ)新たにハンダをのせて組み立て無事使用できるようになった。