奈良少年刑務所、正門はドーム型の塔を持ち、明治時代に
建てられた「明治の五大監獄」の一つだそうだ。外塀は確か
に汚れていて年月を感じさせるが、本館や正門は補修されて
いるのか、レンガの色もきれいな味わいのある建物だ。近く
には般若寺もあり、休日には写生をする人も見かける。
この建物が老朽化したため、今年度で刑務所は廃止され入所
者を他の施設に移し、この建物を民間(のホテル等)に貸出し、
補修して貰って後世へ残す事になるそうだ。ヨーロッパのお城
などでは良くある事らしい。
2016.10.05