コラム
 何で道にテープが張ってあるのか?  注意!クレジットカードでかける国際電話

今日の写真

今日の家計簿
 



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★コラム
何で道にテープが張ってあるのか?

朝からトラブル発生で、何となく、さい先の悪い1日のスタートでした。髪を洗ってドライヤーを使っていたら、突然バンと音がして、どうもショートしたようです。コンセント付近で火花が散り、壁が少し焦げ、ドライヤーはもちろん使えず、天井のライト以外全てダメ。もうびっくりです。英語でどう説明するんや、と思いながらも何とか意味が通じたようで、食事から戻ってみるとヒューズを直していました。よく起こるのかなぁ。

駅までバスで10分くらい。バス停では前の方へ出て「乗りますよ」と意思表示をしないと、通り過ぎてしまうので注意して下さい。おかげでバスを1台余計に待ちました(^^; 早めに出ていたので、予定の列車に間に合ったからよかったけれど。

ともかく、無事にグロスターに到着。お目当ての大聖堂を目指して地図を頼りに歩いていくと、この道を向こうに行けばいいはずなのに、何だか人が遠巻きに眺めているし、お巡りさんが何人もいるし、よく見ると道にテープが張ってあって通れそうにありません。仕方がないので来た道を少し戻り、ぐるっと回って何とかたどり着きました。

「聖堂の中を荷物をガラガラ引きながら回るのはよくない」と何処かで読んだので、入口に荷物を置き、中を見て回りました。荘厳というのでしょうか、もう圧倒されました。寄付をさせて頂きましたので、写真を撮ってもよいようでしたが、何だかシャッターが切りづらくて、結局写真は撮りませんでした。ちなみに、ここの寄付は、機械を使ってカードでの支払いが可能です。私たちが着いたときは、まだ時間が早くて稼動しておらず、気付かなかったのですが。

さて、いよいよ帰ろうかと荷物を持ったとき、スタッフらしき方がやって来て「英語は話せますか?」と聞かれました。何事かと思いながら「少しくらいなら」と答えると、「実は、爆弾が仕掛けられたとの通報があり、しかもそれがスーツケースなので、今後は必ず荷物を持ち歩いて下さい」と言うではないですか。朝から2回目の、もうびっくりです。「知らなかったので、すみません」というと、「これはあなた方の荷物だとわかっていたのでいいけれど、これからは気を付けて下さい」と念押しされました。その後は、駅でも「放置されている荷物は、断り無く持ち去るか壊すので、手荷物を置きっぱなしにしないで下さい」と言う内容が、モニターの掲示や放送で再三なされていました。今まで気付かなかっただけかなぁ… そう、あの通行止めとお巡りさんはこの爆弾騒ぎのせいだったんですね。爆発はしなかったようですが、爆弾処理班が出たり中心部を通行止めにしたりと、物々しい様子が夜のニュースで放映されていたそうです。わたしは例のごとくさっさと寝てしまって見ていませんが。

注意!クレジットカードでかける国際電話

時差の加減もあって、留守宅への電話はエディンバラ駅とグロスター駅からの2回がやっとでした。2回ともクレジットカードを使って公衆電話からかけたのですが、クレジット会社の明細を見てびっくり。通話時間が多少異なるにもかかわらず同一料金で、しかもドル仕立て。日本円に換算して1回あたり2450円余りにもなっていました。えーっ、そんなにかかるかなぁと思って調べて見たら、5分しゃべって、クレジットカードの場合の手数料を払っても、高くて1700円くらい。たぶん、5分も喋っていないと思います。この料金を調べていて、イギリスに限らず、この手のぼったくりがあることを知りました。

わたしが使ったのは電話ボックスの中ではなく、駅の構内に直接置かれているタイプで、グレーがかった四角い電話機でした。この旅行記を書いている時に、ちょうど友人が出張でイギリスに行っており、お願いして、それと同じタイプの公衆電話の写真を撮って送っていただきました(忙しい中、本当にありがとうございました)。実は記憶もあいまいで、何故こういうことになったのか、よくわからずにいたのですが、この写真のおかげでやっと事態が飲み込めました。そもそも電話のかけ方なんてあまり深く考えていなかったので、下調べもせずにイギリスへ行ってしまいましたが、テレホンカードでかけるにしても、日本のようにカードを差し込む方式とは異なり、コールセンターに電話して、番号を入力する方法が主流のようですね。

クレジットカードでかける場合もこれによく似ています。わたしが使った公衆電話では、左下に四角い表示窓とボタンが3つ、縦に並んでいて、真ん中に「credit card」の表示があり、そこを押して、電話機の上に書いてある説明に従って番号を入力すると、ディスプレイに「This call is free」か何かの表示が流れ、音声案内で日本語を選べるようになっていました。詳細はよく覚えていないのですが、たぶん次に日本へのコレクトコールか、日本と他国へのクレジットコールかを選んで、カード番号、電話番号の順に入力したと思います。1回目をかけ終わったときは料金を見損ねたと思ったのですが、2回目にかけたときには表示されないので、「これでは家計簿に付けられない」とだけ思いました。そもそも、電話料金が表示されないなんて、おかしいですよね。エディンバラからは、同じ電話機でホテルにも電話しましたが、これはコインを使い、もちろん料金も表示されました。

さてここまで読まれて、どこが「間違いのもと」だったのか、わかった方はだまされません。「何で?」と思われた方は要注意です。クレジットカードでのかけ方がわからなかったので、「電話機の上に書いてある説明に従って番号を入力」したのが失敗だったわけです。恥ずかしながら、この番号の意味するところもよくわかっていませんでした。この「アクセス番号」によって「通信業者」を選ぶことになるわけですが、不当に料金の高い業者を選んでしまったということです。この、誘導に近い説明書は、どうやら5ツ星クラスのホテルの部屋にも置いてあるらしいので、十分注意して下さい。一般的にはKDDIかCodenが比較的安くてお薦めだそうですので、事前に訪問国からのアクセス番号を調べておいて下さいね。また、ちゃんとした業者ではクレジットカードの暗証番号も入力が必要なはず、だそうです。

この写真に写っているのは「BBG」と言う会社で、アクセス番号は0800-028-8585ですが、他にも「infoNNA」(「infoNW」も同一業者)がネット上で話題になっているようです('06/07/02記)。


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