ガイドブックには全然載っていないし、ウエッブサイトとメールのやり取りだけで、不安が無かったわけではありません。先払いではないので、だまし取られる心配はないけれど、ストラトフォード・アポオン・エイボンからチェルトナムへの移動を兼ねているので、もし何かトラブルがあれば、予定を変更しなければならなくなるかもしれません。おまけにメールを印刷してくるのを忘れたので、連絡先もわからない状態でした。9時のピックアップに間に合うよう早めに朝食をとって、チェックアウトの準備も出来あがった8時40分頃、ドアをノックする音で廊下に出てみると、サイトの写真のままの、にこやかなボブの姿がありました。「用意が出来ているなら、早めに出発した方が時間にゆとりが出来るから」と言われて45分には出発。
 車に乗ると、今日のスケジュール表と地図を見せてくれました。ルート的には、ブロードウェイから先にロウアー&アッパー・スローターへ行って、最後をウインチクームにすれば、チェルトナムに近いし都合がよかったのですが、一番行きたいのがスードリー城だったので、そこを先に回る形になりました。また、ブロードウェイは街の中だけになっていて、タワーが予定に入っていませんでしたが、行ってみたいと言ったら追加で回ってくれました。当日でも多少の融通は利くようです。
ボブはゆっくりと優しい英語で喋ってくれるので、わかりやすいはずなのですが、最初、単語の意味が掴めませんでした。「ソニー」がsunny、「ボス」がbus、「ノイス」がniceであることに気付くまで多少時間を要した次第です。注意してください(^^;
基本的には、それぞれの観光ポイントへの行き方を教えてくれて、あとは自由行動。ややこしいところは連れて行ってくれるし、お茶を飲んだり食事をしたりする場所もアドバイスしてくれます。問い合わせの時に、ずっと付いて案内することも可能だと言っていました。
行きたいところを指定して頼めば、ルートを組んでくれると思います。もちろん、あまりにかけ離れた場所をたくさん言ったら無理ですが。これはわたしの想像ですが、ストラトフォード・アポン・エイボンを9時頃出発して、5時頃に帰り着けるコースであれば、追加料金無し(2人利用で£55.0/1人)で行けるのではないかと思います。私たちの場合は4時30分頃にボートン・オン・ザ・ウォーターで降ろして貰い、17時発のバスでチェルトナムに向かいました。
また、費用の方はどのくらいかかるかわかりませんが、たとえば最寄りの空港まで迎えに来て貰って、数日かけて好きなところを回わる、ということも始めたらしいです。場所の限定は無いようでした。ここらへんになると予算との相談ですね。好みの所へ行くツアーがない場合、公的交通手段でかかる費用や時間のロスなどを考え合わせて予算を提示し、予算内で可能かどうか問い合わせてみてもいいかもしれません。
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