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 鉄道2−プラットホームの不思議  他国の料理はうわさ通り…

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★コラム
鉄道2−プラットホームの不思議

前にも触れましたが、英国鉄道のプラットホームは複雑です。必ず平行にならんでいるとは限りません。駅によっては、そこが始発でなくても、到着ホームと出発ホームが違っていたりします。他にも日本では普通考えられないことがありました。ウィンダミアに行くには、エディンバラからバーミンガム方面行きに乗って、オクセンホルムで乗り換えます。ホームからホームへの通路には'southern'(着いたホーム側)、'northern, Windermere'と表示されていました。ウィンダミア行きは、北行きと同じホームの向かい側に入ってきます。難なく乗り換えて無事ウィンダミアへ。問題は2日後、チェスターに向かったときのこと。ウィンダミアから乗った列車は、北行きと同じホームの向かい側に着きました。そしてそのまま、何の疑いもなく南行きのホームへ渡ってしまったんです。通路では駅員さんが「カーライル、何とかかんとか…」と叫んでいます。今度はホームにいた駅員さんが「どこへ行くのか?」と尋ねて下さいました。「チェスターに行くからクルーで乗り換える」と言うと、「それなら向こうだ」と北行きのホームに停まっている列車を指さすではありませんか! 冷静になって見たら、誰もこちらのホームにはいません。乗り遅れたら大変と荷物を引きずって、いま来た通路を走ります。さっきの駅員さんには「カーライルへ行くんじゃなかったのか」と声をかけられました。そりゃぁ、モニターを確認しなかったのが間違いのもとなんだけど、まさか南行きが北行きのホームに入ってくるとは思ってもみなかったのだもの。

付け加えると、通路の駅員さんは、カーライル行きの代替バスの案内をしていたのかなと思います。旅の準備のところで書いたように、この時期(時刻表によると5/7まで)、カーライル・エディンバラ間は土、日の列車が運休していて、変わりにバスが走っていたようですから。これも日本では考えられない話ですよね。

もうひとつ、日本では考えられないことがありました。それは列車の中に自転車置き場があることです。自転車を折り畳まずにそのまま乗せることが可能なんですね。実際、ウィンダミアから乗った列車では、自転車を押して乗ってきた青年を見かけました。何処だったか、バスに大きなイヌを綱で引いて乗ってきたのにもびっくりしました。盲導犬ではありませんよ。国によっていろいろですね。

他国の料理はうわさ通り…

人から聞いた話、ネットで見かけた話、本で読んだ話などを総合すると、「英国料理はまずい」「他の国の料理を食べるとはずれが少ない」となりました。しかし、英国料理については前に書いたとおり、噂とは違って別にまずくないと思います。他国の料理は、後にお話しする日本料理はさておいて、タイ料理と中華料理を食べましたが、うわさ通りおいしかったです。

特にタイ料理のお店International Thai Cuisineでは、ちょうどチェスターにいた日曜日に、12時から10時までビュッフェ式の食べ放題をやっていて(土曜日は4時まで。平日は普通のお料理)、大人1人£7.5でした。あげもち、ヌードル、ライス、ピラフ、スープ、カレー、野菜炒め、ポーク、チキンなどかなり種類もあって、辛すぎず、適度なコクがわたし好みでした。黒っぽいスープはどうやって食べるのか聞いたら、ポークやヌードルの上に白菜&もやし炒めを乗せて、その上からこのスープをかけて食べると教えてくれました。ピリ辛スープもヌードルと一緒に食べるとちょうど良かったです。平日のお得なアーリー・イブニングセットが£15.95であることを考えると、週末のこのビュッフェはかなりお薦めです。

中華料理はロンドンの中華街で食べました。ほとんどのお店の前にメニューと価格が表示されているので安心です。何処も大差ないようですが、お店の前でお姉さんが呼び込みをしていた「翠亨邸酒家」というところに入りいました。確か£12前後のコースを食べたと思います。飲み物と10%サービス料を入れて£29.7でした(2人分)。内容は、コーンとカニのスープ、もやし・人参・小コーン・ブロッコリーなどの野菜炒め、酢豚、あげもち、いかと野菜のピリ辛炒め、カリッと焼いたダック、チャーハン、オレンジ。さすがチャイナタウンの中華料理、庶民的な味でおいしかったです。そういえば日本のチャイナタウンで食べたことがない。


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