コラム
 縁ある人にはまた会える  英国料理

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★コラム
縁ある人にはまた会える 

オクセンホルムで乗り換えて、ウィンダミアには20時12分にようやくたどり着きました。駅を出るとそこに、ネス湖クルーズで後ろに並んでいた母娘の姿があってびっくり。エディンバラで、連れの前にプラットホームが何処か尋ねていたのはこの娘さんだったそうです。連れはその時、ネス湖で見かけたことは忘れていたようですが。おふたりはオクセンホルムの駅から、予め頼んでおいたタクシーで来られたとのこと。「オクセンホルムは何もないところだと聞いていたし、待ち時間も長く(1時間ありました)、時間が遅いからてっきり暗くなっていると思っていたので」とおっしゃっていました。そうです、8時になってもまだ明るいんですね。それでつい遅くまで遊び歩いてしまう結果になります。しばらく立ち話をして別れました。縁って不思議なものです。もし、このページを読まれて心当たりのある方は、どうぞメールを下さいね。

縁といえばもうおひとり、湖水地方のツアーで一緒だった方も、もしこのページにたどり着いたら、やはりメールを下さい。一緒にオークソープホテルのバーで夕食をとったのですが、とても盛り上がりました。イギリスでのいろいろな情報も聞けてよかったし、ほんとに楽しかったです。ひとりで旅行されていてすごいなぁ、と小心者のわたしは感心することしきりでした。ツアー中もお世話になりました。ビルトップは入場制限されており、入る時間がチケットに書いてあるのですが、良く理解できていなくて、後ろの団体さんにつられてお庭を見ていたら、「早く入った方がいいよ」と声をかけて下さいました。何と、私たちの時間はその団体さんより5分早かったんです。てっきり一緒だと思っていました。

英国料理

今回一番心残りなのは、スコットランドで「ハギス」を食べ損ねたことです。ネス湖ツァーの昼食は、案内によると「ベン・ネヴィス」というパブになっていましたが、実際にはとても混むからとのことで、Spean Bridgeのカフェで食べました。ハギスはたぶんなかったと思うのです。そこで食べた「チェダーチーズ&ピクルス」というサンドウィッチはなかなか美味しかったです。「ポテトスープ」もフレンチにあるようなクリーミィなものではありませんが、野菜のだしが利いていて気に入りました。また「スコットランド・スープ」というのがあったので、どんなものか試してみました。要するに野菜スープですね。かなりクタクタになっていて、何が入っているか定かではありませんが、タマネギ、人参、ジャガイモあたりかな、それに豆が入っていました。ミネストローネのトマトがない感じ。イメージしていた味とは少し違っていて微妙。好みが別れるかも。スープとサンドウィッチはセットメニューになっています。

他でもサンドウィッチはいろいろ食べました。ヒースロー空港では定番のBLT(ベーコン&レタス&トマト)。味にはずれが少なくて無難です。チーズ&マスタードもピリッとして美味。ストーン・オン・ザ・ワールドのティー・ルームではハム&チェダーチーズとチーズ&野菜を半分づつ。可愛い野菜サラダが付いていて量もちょうど良く、食べやすかったです。ストーンヘンジにはクロワッサンに挟んだハム&チーズもありました。ロンドン・アイの時間待ちでは、やっと「ローストビーフ」のサンドウィッチを食べました。当たり前ですが、ごく普通です。また、トルティーヤで具を包んだものも美味しかったし、底があるので具がはみ出さず食べやすかったです。連れは「スコーン」も2回ほど食べていました。わたしはスーパーで買ったものを食べただけ。そういえば、ゆっくりアフタヌーンティを楽しむ時間もありませんでした。スケジュールの詰めすぎ、との声がどこからか聞こえてきます。これも心残り。

エディンバラのウイッチェリー(Witchery)ではメインコースに「コッテージ・パイ」を食べました。ひき肉の上にマッシュポテトを乗せて焼いてありますが、結構単純な味で量が多く、途中で飽きてしまいました。けっしてまずくはないです。お昼なので節約してお得な2コースのセットメニューにしたため、選択肢が少なかったのが心残り。夜なら張り込んで、シーフードの盛り合わせくらい食べてみたかったなぁ。ここのコーヒーは、こくがあるけど苦くなくて私の好み。

湖水地方のツアーのお昼は仲良くなった日本人女性と一緒に、ドライバーのトニーがグラスミアで「一番美味しいけど、一番高い」と教えてくれた、MILLER HOWE CAFFで食べました。丸まる1個のベイクド・ポテトに「スコティッシュ・スモークサーモン」が挟むように乗っけてあり、野菜や豆のサラダがたっぷり添えてありました。厚切りで噛むとジワーッとスモークの味と香りが広がるサーモンは、今回食べたスモークサーモンの中で一番美味しかったように思います。しかし、ポテトは大きすぎて食べ切れませんでした。美味しかったのに勿体ないなぁ。カプチーノは甘かったです。

夕食も彼女と一緒にオークソープホテルのバーで、「オイスター」、「マスの姿焼き」、ソーセージを取って3人で分けて食べました。付け合わせはフライドポテト、三度豆、にんじん、それにレタス、トマト、ラディッシュのサラダが少し。オイスターは、ハーフ・ダズンつまり6個殻つきでお皿に乗っかってきます。付け合わせはありません。1個おまけしてくれたっけ。美味しかったですよ。マスも新鮮で、ハーブのバターソースがよく合っていました。炭酸が少ない「ビター」も飲みやすかったです。冷たくないビールってどうなんだろうと思っていましたが、それなりに美味しいと思います。というか、私はラガーより好きです。ここは日本語のメニューがあり、ホテルのサイトでも見ることが出来ます。

ストラトフォード・アポン・エイボンでの夕食も英国料理のエドワード・ムーン(Edward Moon)に行きました。ここもランチはお得なセットメニューがあるようです。レストランやパブでは、お薦め料理が黒板に書いてあるところも多いですが、遠目に読んで理解するのは至難の業。結局メニューから選ぶことになります。で、スターターに「トマト&バジルスープ」、メインコースに「ロースト・ラム(すね肉)」、そしてハウスワインとコーヒーを頂きました。バターを乗せたブレッドが3切れ付いて出てきたスープは、こくがあってとても美味しかったです。もともとトマトソース系が好きなのでよけいかな。ラムのお皿にはマッシュド・ポテトが乗っています。ちょっと癖があるせいか、はたまた量が多いせいか、食べ始めはよかったのですが、やはり途中で味に飽きてしまいました。連れが頼んだ「ホワイトソース味のチキン」の付け合わせは、新じゃがサイズの茹でたポテトが3個でした。それとは別にゆで野菜の人参、カリフラワー、絹さや、ネギ(甘かった)などを一皿に盛って出てきました。どう考えても量が多すぎ…

ロイヤルホテルでの夕食も英国料理っぽい感じでした。3コースで、スターターに野菜スープを頼んだら、またトマトスープでした。エドワード・ムーンの方が美味しい。最も値段が違うので仕方がないかな。連れは「スモーク・サーモン」を頼んだのですが、出てきたのは小さな切り身のサーモン。一瞬、単なる鮭?と思ったら、薫製の味がするとのこと。スライスでないスモークサーモンは初めて見ました。メインコースは「トマトソース味のシーバス(すずき)」。どかっとした量の、またしてもマッシュドポテトの上に乗っかって出てきました。他に三度豆付き。ややおおざっぱな味ですが、まずくはありません。連れは「ロースト・ラム(腰肉)」。なぜかまたしても茹でた新じゃが、それにブロッコリー付き。少し交換して貰いました。丸ごとポテトの方が好きです。そして、もうお腹が一杯だというのに、今日はデザートもあります。甘いものよりフルーツの方がマシだろうと思って、エキゾチック・フレッシュ・フルーツを頼みました。小さく切ったトロピカルフルーツのミックスなのですが、大きなお皿にいっぱい。しかもシャーベット付き。さすがに残りました。2コースで充分です。

食べ物については他の部分でもいろいろと書いていますので、よかったら読んで下さい。今回の旅行で食べたものに関して言えば、英国は料理がまずいというのは当てはまらないと思いました。ただ、中には味付けがおおざっぱで量が多いため、途中で食べ飽きてしまうことはあります。念のため付け加えておくと、わたしは決して味オンチではありません(^^;


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