コラム
 ヒースロー空港での乗り換え             預けた荷物は?
 just a few minutes walkの思い込み

今日の写真

今日の家計簿



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★コラム
ヒースロー空港での乗り換え

朝8時に家を出発し2時間ほどで関空に到着。まず荷物を預けます。エディンバラまでそのまま運んでくれるとのこと。11時45分発の飛行機には充分余裕があると思っていたのに、ゲートに着いたときは11時10分、あまりゆっくりお茶を飲んでもいられない時間になっていました。出国検査のとき、X線を遮断するフィルム入れは予めカバンから出しておきましょう。でないと余計な時間がかかってしまいます。

ヒースロー空港では時間がたっぷりあります。もう1便早いエディンバラ行きに乗れるけど、遅い便の方が料金が安かったから、そちらにしました。おかげで焦ることなく乗り換え可能。とはいえ、初めての空港での乗り換えは緊張します。まして、ターミナルが4つもあるので間違ったら大変。乗ってきた飛行機はターミナル3に到着。まず、これから乗るブリティッシュ・エア・ウェイズの国内便がターミナル1から出発することを確認。Flight Conections、terminal 1 の表示に従って歩いて行きます。ターミナル4は歩いている途中で表示が別れました。そのうち建物の外に出るガラスの扉にたどり着きました。この扉、開けようとしても開かない。しばらくしてバスが到着すると扉が開きました。そういうことか、と妙に感心してバスに乗り込みました。乗り継ぎ専用のバスで、ターミナル1、2に行くようです。

ターミナルではまず荷物検査があります。次にinternational departureとUK&Ireland departureに表示が別れるのでUK&アイルランドの方へ進み、入国審査を受けます。荷物検査でも何やら手間取っていた、ホームステイするらしい日本人学生の団体が、ここでもホームステイ先の証明がいるとか要らないとか、ずいぶん時間を食っています。やっと我々の番。あの団体とは別ですよ。連れと別の列に並んでいたら、一緒のところに行くように言われました。聞かれた内容は、旅行の目的、期間、何処に泊まるのか、移動手段などです。エジンバラ行きのゲートを確認してGate5へ。出発の19時30分まではまだまだ時間があるので、夕食がわりにサンドウィッチを買って食べました。まさか、国内便で食事が出るとは思わなかったので… 写真を取り損ねましたが結構しっかりしたお料理でした。そういえば、昔はJALの国内便でも食事が出ていたっけ。そんなことはすっかり忘れていたけれど。「お腹一杯」と言いつつ、やっぱり食べてしまいました。

預けた荷物は?

日本からの12時間余りの飛行時間に比べたら、エディンバラまでの1時間15分はあっと言う間です。飛行機を降りて、人の流れに付いていき、預けた荷物の受け取りへ。ヒースロー空港発のブリティッシュ・エア・ウェイズ1462便は5番のターンテーブルに表示されています。国外からの乗り継ぎなので、もしかして違うところに出てくるかもしれないと思い、もう一カ所回っている隣の4番のターンテーブルもチラチラ見ながら待つこと数十分。う〜ん、出てこない。さっきからすでに取り残された同じ荷物が何回も回っています。こりゃぁだめだ。話には聞いていたけれど、何処か別のところに行ってしまったか… 万が一に備えて、若干の着替えと必需品は手荷物に入れてあるけれど、いったいどうすればいいんだい?

21時を過ぎて構内は人もまばら。あちこちでシャッターが閉まりつつあります。ともかくそこら辺のカウンターにいる人を捕まえて「荷物が出てこないんだけど、どうしたらいいの?」と訪ねたところ、「私たちにはわからない。あっちにブリティッシュ・エア・ウェイズのカウンターがあるからそこで聞いてみて」とのこと。カウンターまで行っても誰もいない。隣の航空会社の方が探してくれたけど見つからず。ますます人気は無くなっていきます。通りすがりの他の職員の方にも聞いて、「あっちの奥にオフィスがあるからそこで聞いてみたら?」と言わました。ちゃんと聞き取れているわけではなく、いつも「そう言われたと思う」だけですが。もと来た方向に戻り、5番のターンテーブルを過ぎて、さらに奥をめざしていると、あった! 何と壁の向こうにもう一つターンテーブルが。そこで見慣れた荷物が2個、虚しく回っているではないですか。その時はそのターンテーブルには何の表示もされていませんでしたが、もしかしたら、国外からの乗り継ぎ便の荷物についてどこかに表示されていたかもしれないし、何か放送があったかもしれません。ちょっとでも不安があれば、何でも早めに尋ねて確認しましょう。とはいうものの、日本語通じないしねぇ。ともかくあってよかった。まもなく21時30分。次はバスを探さなくては。

just a few minutes walkの思い込み

建物を出ると、幸いにもそれらしきバスがすぐ見つかりました。エディンバラ市内へ行くことを確認して乗り、運賃を尋ねて先払い。運転手さんが何やら言っています。何と、レシートが出てくるから取らないといけないんだ。何せ不慣れなものですから。終点まで行かないので、ウェイバリー駅のバス停が近づいたら教えてくれるように頼んでおきました。30分足らずで到着。バス停は駅より少し手前にあります。

すでに22時。駅とは反対方向に歩くので道はうす暗く、しばらくするとお店もなくなってきました。ウエストエンドから数分ならウェイバリー駅からはせいぜい5分くらいかな、と思って歩いていましたが、それらしき建物は見あたりません。あれぇ、バス停よりまだ駅の方だったのかなぁ。仕方なく引き返してみましたが、駅までの間にも見あたりません。前から歩いてくる中国系の女性に、ホテル近くのバス停を聞いたけれど、知らないとのこと。駅から違う方向へも道があったので、そっちへ行って、今度はバス停にいた女性に尋ねてみました。そのとき先程の女性が戻ってきて、中国語で何か話しかけてきましたが、判るわけがありません。私たち日本人だから… 拙い英語で説明していると、バス停の女性が思い出したように、「あぁ、それならあっちの道をずっと行って、そうねぇ、駅から10分くらい歩くかな」と教えてくれました。10分? それならもっと歩かなきゃ。それぞれにお礼を言い、どっと疲れを感じつつ来た道を引き返して、駅から10分程度歩き、やっとホテルを見つけました。途中のバス停であの中国人女性がバスに乗るのを見かけたので、バス停がわかって教えてくれようとしていたのでしょうね。それにしてもjust a few minutes walkって、いったいどのくらい歩くことなんでしょう? ウエストエンドから歩くと20分くらいかかりそうなんですが…


★今日の写真

機内での撮影

11時45分出発。1時間しないうちに飲み物とあられが出てきました。ゆずジュースは好みの味です。その1時間後くらいに1回目の食事が出され、和食と洋食から選べるので和食にしました。温かい料理はわりに美味しかったけど、冷たいものはさすがにちょっと… 和菓子は甘いけれど上品な味でした。座席前のポケットにメニューが入っています。
途中でパンと飲み物、現地時間の13時ごろに2回目の食事が出ました。写真が判りにくいけれど、メインはスパゲティ・ボンゴレビアンコです。


ひと眠りした後はずっと、画面に写る現在地を示す地図と窓の外を見ていました。ロシアの上空を飛んでいる頃は快晴で、くねくねと蛇行して流れる川が不思議な模様になって見えていました。写真の山はウラル山脈ではないかと思っているのですが。フィンランド手前では、オネガ湖らしき形の湖も見えました。

★今日の家計簿
関空までの交通費
\2,980
サンドウィッチ2種類
£4.80
空港バス
£6.00

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