この地下鉄も途中（Barons Court）で地上に上がるんだ、と思いつつ、空港に行きそうな方も乗っているので、いざとなれば付いていけばいいやと、気持ちも少し落ち着いてきました。そうこうしているとアクトン・タウンの手前で、「ヒースロー空港へは次の駅でコーチバスに乗り換えて下さい」という放送がありました。そうなんですね。すっかり忘れていました。「ロンドンの地下鉄は一部区間が運休していることもある」という事実を！　ここへ来てやっと事情が飲み込めたというお粗末な話です(^^;;　早めに出発しておいてよかった。誘導に従ってバス乗り場に行くと長蛇の列です。16時20分頃にようやくバスに乗って出発しました。ここからさらに20分くらいはかかったと思います。最後の最後まで気の抜けない旅でした。

子供にシャーロックホームズの像の写真を頼まれていたこともあり、取り敢えずはホームズの博物館へ行くことにしました。またしてもちょっと迷ったものの、無事に到着。次に肝心の像を探しましたが、これがなかなか見つかりません。ぐるっと一回りしてやっと発見。ベーカーストリート駅を出てすぐ左手にあったのですね。

それから、キングクロス駅に行って、9と1/4 Platformを写真撮影。以前はなかったらしい、カートがはめ込まれていました。

いよいよ長かった旅行も終わり。団体ツアーだと日本人の中にいて、結構意思疎通を図れますが、個人だと何をするにも言葉の壁にぶつかり、習慣の違いに戸惑い、いつも気を張っていないと行けないので、疲労度は嫌でも高くなります。だから日本に帰れることにホッとしたのが本音。でも、これを書き終わった今は、また行きたくなっています。今度はぜひバラの季節に行きたいと思います。