がるのレザークラフトのぺえじ

☆よくある鞄のパターン

  実際に作るときによく使われるパターンです。ご参考までに。


1、 トートーバッグ(普通)


 なんと言っても一番シンプルで作りやすいし、いろいろ使えます。基本の勉強になるので、初めて作るのにもお勧めです。
 気をつける点は、向かいあう面同士は出来るだけ同じ形になるよう、特に縫い穴を開けるとき注意してください。違ってるとその分縫い合わせたとき形が歪みます。 トートー 例

2、 トートーバッグ(手抜き)


 出来上がりの形はだいたい1と同じになりますが、縫い目が全然ちがう作り方です。すこし1よりもカジュアル寄りになります。
 パーツが1つになる分、大きい革が必要になるという欠点がありますが、縫い合わせる部分が1の半分程度で済むので楽だという大きなメリットがあります。
  手抜きトートー

 写真はリュックに作ってみた例です。出来上がりをさらに裏返して、縫い目を内側に隠しました。こうすれば手抜きしたことすら表に出ません。。。但しこの場合は最初から裏返すことを計算に入れて裏表逆にパーツ(写真の場合Dカン)を取り付けましょう。

例 例 裏返して完成

3、 学生鞄型

 結構むつかしそうに見えますが、やってみるとそうでもないです。がるが初めて作ったのはこのタイプです。やはり向かい合う面の縫い穴はできるだけそろえてください。このタイプで大きく歪むとフタが閉まりにくくなってしまいます。

学生カバン

 下の左側はがるが初めて作った初代さんです。5、6年使っているうちにすっかり飴色です。型紙も無しで適当な下絵だけで作ったのでボコボコですわ・・・でもいい思い出。
 右側はわりと最近の作品です。小さめに作って、肩ひもをつけてポシェットにしてみました。ただ、未だに形がきちんと作れなくて、ふたが閉まりづらい・・・成長しない自分に欝。
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初代 ポシェにしてみました

4、 ポシェット

 本体は小さなカバン、またはポーチで、これに肩にかけるベルトをつければたいがいポシェットにできます。かわいめのデザインにするとそれっぽくなります。簡単そうに見えますが、肩にかけるベルトまできちんと縫うと、サイズのわりにかなり手間がかかります。市販パーツを使うのも手ですが、その場合は先にパーツを買ってから、それに合わせて本体をデザインしたほうがよいです。本体を先に作ってしまうと、それに色や形がぴったり合うパーツを探すのは難しいです。
ポシェ 横から見たとこ
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