がるのレザークラフトのぺえじ

☆金具をつける

 がるは基本的に金具が嫌いです。よくロック系のお店で金具ジャラジャラのものを見かけますが、作るのがめんどくさい上に、実用上も無意味に重くなって、使いづらくなります。なんで、なるべく金具を使わないようにデザインするのですが、チャックとか鞄のふたのところなど、金具がどうしてもほしい場合もあります。がるがよく使う金具たちです。

・Dカン

  文字どおりアルファベットの「D」の形をしています。ポシェットなど鞄の本体と肩ひもをつなぐ場所や、取っ手部分によく使います。無くても作れますが、「少し手間をかけましたよ」という感じが出ます。
Dカン 使用例
・カシメ

 重ねた革を止めます。縫うスペースが無いときなど、強度的に必要な場合があります。ただ、装飾的に使いすぎてやたら重くなっているのをよく見かけます。
 カシメを打つときには専用の打ち棒と台が必要です。カシメにはサイズ・形がいろいろあるので、使うカシメのサイズ・形状に合ったものを選ばないとカシメがペチャンコにへしゃげたりします。
 
カシメ 道具
・ホック

  ポケットや財布のふたなど、開け閉めする部分に使います。上手に使うと大変重宝しますが、取り付けにはそれ専用の道具と多少の慣れが必要になります。また、取り付けに失敗すると、それを外すのにはつける時の何倍も苦労します。初めてつけるときは一度余った革で練習してからにしましょう。がるはいまだに苦手です。
ホック 既製品ですが・・・ 道具
・差込み

 リュックなんかによく使います。ちょっとジャラジャラするんですが、丈夫だし、使う場所次第ではとても便利です。
既製品ですが何か?

☆入手する

 Dカン、カシメなんかは比較的そのへんの手芸店で手に入りますが、差込みやヒネリなどはあまり売ってません。やはり革細工を扱ってる店へ行くのがよいでしょう。東急ハンズ、ABCクラフトなんかではいろいろ店頭に並んでるので、近くの人は見に行くとよいと思います。せいぜい数百円と安いものですし、製作中に「ここどうしよう?」とか悩んでても、金具ひとつで解決できることがたまにあります。  
メニューに戻ります